「『オランダ』と呼ぶのはやめて」とオランダ。この呼称は国内12州のうちの2州を示すことから。新年以降20万€かけて公文書や宣伝書類からオランダ呼称を一掃する。英語ネザーランズ、仏語ペイバと、元々そう呼ばない言語は多いが、日本語は変更必至。ネーデルラントぐらい? https://t.co/lujfsIqwAh
— 国末憲人 Kunisue Norito (@KunisueNorito) December 29, 2019
ブクマがにぎわってるね。最初にコメントしたの俺か
b.hatena.ne.jp
ああ、あの国か…
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オランダが1月1日に「オランダ」と呼ばれるべきではない理由
2018年に1800万人の観光客を迎えた北ヨーロッパの州では、この不正確なニックネームによる指定を望まなくなりました。
1月1日に、「Holland」の観光客向けの広告キャンペーンを終了しますが、「The Netherlands」が中心になります。見えないこのオランダを隠す。オランダは、昨年10月に、ほぼ一般的な無関心で大きな戦略的決定を下しました。もう一方のチーズの国は、海外でのこの国のプロモーションのためにオランダという名前を取り除きたいと考えていました。オランダを訪れる観光客向けの広告キャンペーンを終了しますが、こんにちは。「オランダ」が中心になります。
1月から、オランダはすべてのマーケティング資料および文書から「Holland」という名前を正式に削除するため、国はその正式名でのみ参照されます。200,000ユーロの費用がかかるこの新しい「ブランド」は、国のイメージのより広範な復活の一部です。
二人のオランダ
パトロンの議論は誤解から始まると言わなければならない。「オランダ」という名前は、この国の12の州のうち2つだけを示しています。これらは、首都アムステルダムが位置する北ホラント州と、ロッテルダムやハーグなどの主要都市をホストする南ホラント州です。一緒に、彼らはオランダとして知られている地域を形成します。19世紀には、国の経済と富の中心であり、国全体の愛称になりました。「オランダのほんの一部、つまりオランダだけを海外に宣伝するのは少し奇妙です」と外務省の広報担当者は代理店に語った。プレスリリース。
オランダを詰まらせる戦略
オランダのニュースによると、チューリップを伴うロゴは、定型化されたチューリップに似た文字NLを支持して放棄されました。先月、オランダの通商大臣シグリッド・カーグによって発表されました。このアイデンティティとロゴの変更は、何よりも風車の土地への訪問者の観光客の習慣を変える世界的な戦略のようです。主なアイデアは、観光客に、「オランダ」という名前以外の州があることを思い出させることです。これは、国のあまり頻繁ではない地域での旅行を促進するのに役立ちます。たとえば、ニュージーランドまたはマーストリヒト地域。
ユーロビジョンとオリンピックでの「オランダ」の廃止
国は主に大量の観光客の流入を制御する方法を探しています。2018年、オランダには約1800万人の訪問者が訪れました。記録のために、オランダの総人口はわずか1700万人の住民です。2030年の予測は、年間4,200万人がこの国を訪れる観光客に届きます。このように、アムステルダムは地元の人々に多くの迷惑をかける観光客に完全に充満しています。最後に、オランダでの詳細とは程遠いこの変更は、国がユーロビジョン歌visionコンテストを主催し、2020年の東京オリンピックに参加する前に行われます。
自称・他称問題の『ラスボス』。だからこそ、いままでの原則の蓄積を生かそう
これは自称・他称問題である。
だから、うちには膨大な蓄積がある。
きのうきょう、この問題に興味を持ったおあにいさんとは、おあにいさんのできが違うんでえ。
※これでも全部ではない
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…ミャンマーは20年以上にわたって、二つの国名が併存する奇異な国である。英語で「BURMA」(バーマ)と「MYANMAR」(ミャンマー)。日本語だと「ビルマ」と「ミャンマー」だ。
88年のクーデターで実権を握った軍事政権は翌年、英語の国名を「BURMA」から「MYANMAR」に変更・・・(略)植民地時代以来の呼び名を嫌い、原音に近い呼称にしようとしたのだ。
国際社会の反応は二分された。英国や米国は、軍事政権は正当性に欠けるとして呼称変更を認めなかった。一方、国連は軍事政権が国際法上の要件を満たした代表権を持つと判断し、新呼称を承認した。日本や中国など欧米以外の多くの国は国連の判断にならった。日本のメディアでも、オランダ語からきた「ビルマ」から「ミャンマー」へと表記変更するのが主流となった。
このため、二つの呼称が併存する妙な事態になった。国際会議で米国などが「BURMA」と呼ぶと、ミャンマー代表が「我々の国の名称はMYANMARだ」と訂正…
…助演男優賞は「ムーンライト」に出演したマーハシャラ・アリー(Mahershala Ali)が受賞した……ただし詳細を見ると、(映画作品と演技の評価とは全く別に)政治・宗教的には複雑な問題を含んでいる。
すでにパキスタンでは「イスラーム教徒が受賞した」とツイートした外交官が批判を受けて削除に追い込まれている。なぜならばアリーが入信したのがアハマディー教で、これは欧米では有力なものの、イスラーム教を多数派とする国の多くでは背教的 ... 一般の認識では背教者(それは死罪の適用を原則とする)と認定するかどうかのすれすれといっていい。 ... 布教は圧倒的多数のイスラーム教国で容認されておらず、各国で携行が必須のIDカードの必須項目の宗教欄に記載が認められない…
…モスクにいって、そこでイスラム教徒から「本日番組に出るからひとつだけこれぜひメディアを通じて話してほしいというのは、イスラム国という名前を使うなというんですね。これはイスラムにご迷惑であると…(略)過激組織『ダイシュ』と。ダイシュという名前で出してください」
田原
「でもね、去年の6月にね、『イスラム国だ』って宣言したんですね」
『…(2015年)8月27日をもって、当法人の名称であった「世界基督教統一神霊協会(統一教会)」が、正式に「世界平和統一家庭連合」に改称されました。当法人の所轄庁である文化庁から8月26日、名称変更のための規則変更の認証書が交付され、それに基づき、8月27日をもって当法人は、「世界平和統一家庭連合」に名称変更の登記手続きを行いました。』
…(略)…本紙は世界基督教統一神霊教会が世界平和統一家庭連合と名称変更してもやはり統一教会として扱う所存だ
甘口ワインで知られる旧ソ連のグルジアが、国名表記を英語読みの「ジョージア(Georgia)」に変えるよう日本に要請している。きっかけは08年のロシアとの軍事衝突。語源は同じキリスト教の聖人とされるが「グルジア」はロシア語の読み方。「敵の言葉で呼ばれたくない」というわけだ。
東京のグルジア大使館によると、世界の9割の国が「ジョージア」と呼んでいるという。(略)ちなみにグルジア語の正式国名は「サカルトベロ」。グルジアもそこまでは求めていないというが、日本では国名表記の変更には法改正が必要とあって、外務省は頭を悩ませている。
こういった事例に基づいて、大原則は大体わかっているのだ、すでに。
・「自称」と「他称」に関して、基本的、一般的には「呼ぶほうに決定権があるのであり、呼ばれる方には無い」。
・「わたしたちの自称はこれこれなので、こう呼んで」と要請することはできる。それは大きな判断材料にはなるが、絶対に、常にそれに合わせなければならないわけではない。
・変更する時はじっくり、変化を見極めて、がいいかもしれない。
・ただ、ある意味で自称を尊重すべきという場面があるとしたら、公的な立場の公的な文書で、しかもそれが、その対象者に送られる時などだ。この時などは自称を尊重する必要もあるかもしれない。ただ、そういう時の文書と、通常使うときの呼称が別であってもかまわない。
・そして、公的機関が呼称を変更したら、それはたしかにひとつの基準となるが、民間まで右に倣えでそれに合わせる必要があるでもない。ましてや、古い言葉が使われていた本を、版を改める時にわざわざ変えるなども不要だ。
だいたい、この原則に沿えば大丈夫だろう。
そしてこの原則が適用されてないよな!と知識人が指摘するのが、これ。
「本が好き、悪口いうのはもっと好き」より
「・・・だれもあなたに「中国をやめて支那を使え」と言いはしない。「支那」に不快を感じ「中国」に愛着をおぼえるあなたの選択をわたしは尊重する。それなのになぜあなたは、「支那」に愛着を持ち、もしくはこの語の使用に合理的理由があると考える者に対して「やめろ。中国と言え」と要求するのか。故人の著作の復刊に対してまで、「支那」を「中国」と変えて出せと言うのか。どこからそんな権限をさずかったのか。」
(「支那は悪いことばだろうか」より)
- 作者:高島 俊男
- 発売日: 1998/03/10
- メディア: 文庫