「琉球国」呼称を使う傾向があるが、理由は「琉球王国」が史料にないからと。では「室町幕府」や「モンゴル帝国」「朝鮮王朝」もダメなのか?歴史学の分析概念としての用語で問題ないのでは。王国呼称は南西諸島に成立した前近代国家を最も適切に表現する用語で、あえて排除する必要は全く感じない。
— ゆる琉球史マンガbot@単行本発売中 (@mangaryukyu) September 18, 2019
最近の沖縄での何でも史料上の言葉そのまま用いてさえいればOKという風潮には違和感を感じる。「王国」呼称は令制国とは異なる前近代の琉球の地位を的確に示すためにあえて先学が用いたわけで、その先行研究を無視している。では「琉球国」概念が先学の研究を乗り越えてるかというとそうでもなく。
— ゆる琉球史マンガbot@単行本発売中 (@mangaryukyu) September 18, 2019
この方の漫画著書はおもしろく、当方も沖縄旅行のときに買うた。
ま
私見だけど「あとからの概念。でも便利なので使用する」って多いに結構だけれども、その場合は新たな挑戦者を妨げない、ということだと思う。
新概念を提唱して、レガシーとしてそれを社会に残したい、というのは面白い話なのでね。だからきのう、最近のあーいう、恋愛未満でごたごたうじゃうじゃやってるショート漫画を「つかず離れずもの」と命名したあの新概念、皆さんも受容してください(笑)
※ この話
『つかず離れずもの』というジャンル名を考案(「からかい上手の高木さん」とか「宇崎ちゃんは遊びたい」とかそういうやつ) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-