INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

連載再開「1日外出録ハンチョウ」が「途中で読むのをやめてたマンガを最後まで読む」「一日中漫画を読む」回…

もう雑誌では先週の回なんだけど(すまん)、1日外出録ハンチョウが連載再開。


なぜ、一時連載を中断していたかといえば、作中ではこういう話になってる。それをいうな(笑)
金田一君もコナン君も殺人事件に逢い過ぎ、みたいな話で、言ってもしょうがないだろ(笑)
comic-days.com

外出しすぎの1日外出録ハンチョウ


で、連載再開がまたしょうもない話でな…

1日外出録ハンチョウ マンガを読む回
1日外出録ハンチョウ マンガ祭り

こんな回が商業マンガとしてゆるされるのか
comic-days.com
※後日無料公開されます


・・・と言い条、実際のところ成立するのはもうわかってる。
読めばわかるが、講談社漫画のステルスマーケットというか、ダイレクトマーケット満載でね(笑)

ただ、集英社にも「ジャンプ連載の中でジャンプ連載陣のダイマをする」名作「僕とロボコ」があるから、もはやめずらしくない。どこもかしこも、タガが外れてる(笑)

ロボコノダイマ

この回は、1月10日に無料公開される。

「維新の会」の区議が国会議員らのパワハラとセクハラを告発する会見を12日に予定(記者会見は申請して許可あれば非記者でも可能とのこと)



鈴木ひろこ記者会見

維新離党記者会見


どういう人か、どういう経緯と事件かは存じ上げないのだがXのプロフィルに「適応障害発症 いつか話します」とあるのが注目される。

プロフィルに

https://x.com/suzukihiroko313


で、確認がとれたんですが、12月12日のこの会見は、取材者の資格制約はなく、たとえばyoutubeSNSを使ってる(だけ)、とか、そういう一般に近い人、非商業メディアでも(事前に申請して許可が得られれば)参加可能だそうです。

記者会見 維新離党

あす12月12日午後1時半、東京都大田区のプラザ・アベアに行ける人は言ってみて、現場の様子を配信とかしてみてはどうでしょうか。

シン・松平定信論~来年の大河ドラマ「べらぼう」は同時代の田沼意次、松平定信、平賀源内…らの大河デビューでもあるんだと今さら気づく。

既に来年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の番宣始まってるんだろうけど、「光る君へ」刀伊の入寇編以外は見てないこともあり、番宣もほとんど見逃していた。


タイトルの話に気付いたのは番組経由でなく、小学館の「学習漫画日本の歴史」を図書館で借りたからだった。2022年が初版の最新版だ。

ここにある。

蔦屋重三郎松平定信

これで、あっそうか!蔦屋重三郎松平定信田沼意次は同時代人だ!!とやっと気づいた次第よ。おはずかしい

www.nhk.jp
……蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。
折しも、時の権力者・田沼意次が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、平賀源内など多彩な文人が輩出。蔦重は、朋誠堂喜三二などの文化人たちと交流を重ね、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を次々と連発。33歳で「江戸のシリコンバレー」こと、日本橋通油町に店を構えることになり、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。
蔦重が見出した才能は、喜多川歌麿山東京伝葛飾北斎曲亭馬琴十返舎一九といった若き個性豊かな才能たち。その多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。
しかし時世は移り変わり、田沼意次は失脚。代わりに台頭した松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収……

脚本家もいう_______

周辺も面白い。光と闇を抱え込む吉原の文化・役者の世界、跋扈(ばっこ)する伝説の泥棒、五千石心中、そして報われぬ天才・源内。その大きな背景には近づいてくる異国がある。成り上がり田沼意次(たぬま・おきつぐ)とサラブレッド松平定信(まつだいら・さだのぶ)、怪物 一橋治済(ひとつばし・はるさだ)がうごめくきな臭い政治の世界がある。そこに群がる有象無象や悪党たち。天災、思惑、野望、罠(わな)、暗殺、暴動、転覆!

では、キャストは?

www.nhk.jp
幕府“新時代”を目指す改革者にして、“絶対的権力者”

田沼意次(たぬま おきつぐ) / 渡辺謙


“意次の後継者”にして、“悲劇のプリンス”

田沼意知(たぬま おきとも) / 宮沢氷魚


“あふれるアイデアで日本の未来を変える希代の天才”

平賀源内(ひらが・げんない) <安田 顕>

俺が知りたい登場人物(そもそも登場するかを含めて)は、いまのところこの3人しか判明してない。



に、しても。
田沼意次松平定信も平賀源内も、江戸中期の人物としては超A級の知名度があるわけだが、しかし「江戸中期」そのものが、やや苦戦なジャンルであろう。もちろん時代も曖昧、登場人物も曖昧な「明朗時代劇」「時代劇時代」なら江戸中期らしい光景が多い。
あるいは、A級を超えた超S級、あるいはマツケンの「M級」というべきか、「徳川吉宗」の名前を出せばポーンとエンタメにふさわしい格になるんだが、吉宗という名前を出すと、逆にどんなに隣接しても松平定信田沼意次は出て来なくなるジレンマ。


そんなに詳しくないから100%の確信では言えないけど、彼らは今回が「大河ドラマデビュー」だよね??
※詳しい人の話では、「八代将軍吉宗」で田沼意次が、若き日の小姓姿で登場したとか。



それは、なんとも感慨深いことである。

そして…皆が思うし、皆が思ってなくても来年1年間はずっとこのブログが言い続ける(笑)が
みなもと太郎風雲児たち(無印)」の中盤のメインプレイヤーは、まさにこの田沼意次松平定信時代の「自由と統制、奢侈と倹約」を巡る政治劇、そしてそこに翻弄される文化人…(絵や小説の創作者でなく、科学者・政治思想家がメインだが)その姿だった。


ドラマで関係する話題が出たら、ことあるごとに「風雲児たち」を引き合いに出すのでよろしく、と断っておくのがこの記事の主題だ。
何しろ今年は半額セールで無印・幕末ともに電子書籍を購入し、どの画像でも引用可能なので隙は無い。

田沼意次松平定信

もっとも…

通説では松平定信田沼意次の政策をことごとく覆したとされるが、近年ではむしろ寛政の改革には田沼政権との連続面があったと指摘される。
徳川黎明会徳川林政史研究所編著『江戸時代の古文書を読む―寛政の改革』においては、「定信の反田沼キャンペーンは、かなり建前の面が強く、現実の政治は、田沼政治を継承した面が…

※後述


松平定信について(ウィキペディアにそのまま乗っかりつつ)


今回のドラマでも

田沼意次が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、平賀源内など多彩な文人が輩出…しかし時世は移り変わり、田沼意次は失脚。代わりに台頭した松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり

という描き方がされるそうな。

これも超名作、参勤交代の道中をテーマにした「つらつらわらじ」も謹厳で融通の利かぬ定信を、「俗も聖も呑み込む懐深いお殿様(備前岡山藩がモデル)」と対比させていた

m-dojo.hatenadiary.com
「わしは正しい。備前公にも自分の正義があるのだろう。だが・・・」と、相手を認めているからこそ許せない、ことを示唆する



田沼意次が賄賂と腐敗と無能、松平定信が清廉と秩序と有能………という戦前史観というか、その前からの江戸幕府の公式な史観でもそうだったし、NHKでもかつては「天下御免」などでそういうステロタイプから描かれていたものを、
山本周五郎みなもと太郎や、大石慎三郎らが物語の世界や学問の世界で逆転させ「自由と寛容の田沼時代、統制と不寛容の定信時代」とイメージの逆転に一部では成功した、それ自体が戦後の歴史界隈の一大偉業……ではある。

山本周五郎作品の著作権は満了し、すでに青空文庫でかなりの作品が公開されているが田沼意次を描く「栄花物語」は未公開だな
www.aozora.gr.jp



のだけれども。


その結果として、松平定信の描き方は逆のステロタイプ化が行き過ぎている感じがある。
togetter.com


基本的に相当に有能だったし、
実際に定信が身に付けていた朱子学的、儒教的な要素の強い政治思想で運営しないと救荒の囲米、七分積金など、「庶民の生活を(統制は別にして)安定させる、飢えさせない」という行政の方向には進んでいかなかったのではないか、と。
地方地方ではすでに「名君」がレジェンドも現役も含めて沢山いて、彼らも多くは儒教思想からの演繹によって、庶民の生活を安定させる「仁政」を試みていた。

儒学に基づく名君の政治 松平定信

それを老中として国政イッシュー、あるいは将軍が統治する江戸と関東のイッシューにしたのはやはり一つの功績であったろう、と思うのです。


こういう仁政を体系的な思想にするために、若き日の松平定信は、先輩の「賢君」にインタビューというか教えを熱心に乞い、それがネットワークになっていったらしい。
大名間の交際って昔は幕府が警戒したはずだけど、この時代はユルんでいたのか、吉宗の孫だから黙認されていたのか…

それでも、若き超高貴なプリンスである松平定信が「自分もあなたのような”賢君”になりたいんです、経験を教えてください」と頭を下げて話を聞きに来たら「ういやつじゃ」と、凄く好感を持たれたろうな。
その「賢君ネットワーク」についての詳細を知りたいところである。

定信の賢君ネットワーク

あと「昌平坂学問所」設立は、逆に田沼意次の立身出世以上に、身分制度に風穴を開ける結果を生んだ。
儒教を推し進めると、結局科挙(的な物)によって、身分制度が否定されるんだわ。)

結局、地頭もいいし、学問的な研鑽を積んだ秀才が集約されるから、その後の西洋文明も結局このグループが吸収の主力になった部分もあるのよ。
これは清、朝鮮も同じらしいが・・・・・・・・




また、この話はドラマで描かれるかもしれないけど、公の老中としては、蔦重の出版物や読本の作者、はては政治論集(林子平「海国兵団」)まで取り締まったけど、実は一個人としては文芸がとても好きで、自ら戯作や自伝エッセイなども多数書き残したのだった。
(働き盛りで老中を首になって、かなり暇になったし(笑))


で、どうなったかというと…

松平定信といえば朱子学狂いとの印象が強い。だが、実際の定信の主義思想は老中に就任する5年前に書かれた「修身録」にて、「朱子学は理屈が先に立ち、学ぶと偏屈に陥る」「学問の流儀は何でもよい。どの流儀にもいいところ、悪いところがあり、学ぶ側がいいと思えばいい。流儀にこだわるのは馬鹿の詮索だ」などとむしろ朱子学に批判的な意見を述べている。このことから、朱子学推進はあくまで官僚の統制に利用しただけで、むしろ本人の主義思想は朱子学ではなく、当時流行していた折衷学派の思想に近く、通説における朱子学を盲信する人物像と乖離した実像が見てとれる[39]。

また、寛政の改革では、卑俗な芸文を取り締まった定信であるが、私人としてはこうした芸文を厭っていたわけではなく、むしろ好み楽しむ一面を持っていた。例えば、『大名かたぎ』(天明4年頃)という大名社会を風刺した戯作や『心の草紙』(享和2年自序)など、自ら執筆した黄表紙風の未刊の戯作が存在する[40]。また、長じて執筆した膨大な随筆類には、市井の話題を熱心に取り上げるなど、公私で矛盾した一面があったものの、為政者としての立場から世情を理解しようとする側面が見える。

定信は当時はまだ庶民の物とされていた浮世絵を収集しており、老中退任後、愛蔵した浮世絵の詞書(前書き)を上巻は「田沼こひしき」と揶揄した大田南畝、中巻は朋誠堂喜三二、下巻は山東京伝といった処士横断の禁の際に処罰されたものへの依頼し、さらには、北尾政美、山東京伝に依頼し両名の合作で「吉原十二時絵巻」を製作させている。これは「十二時(昼間)の遊女」をテーマとしており、この絵巻の吉原の時間の推移を追いながら表現して行く手法は、京伝が咎めを受けた洒落本「錦之裏」と全く同じ趣向であった。

定信は軍事関係の知識を中心に洋学に強い興味を持っていた。定信はオランダ語を学ぼうとしたものの、蘭書を読む域には達せなかったため、寛政4年に元オランダ通詞である石井庄助を、寛政5年に蘭方医である森島中良を召し抱えている。石井は定信より定信が収集した洋書の翻訳を命じられ、軍事関係の事項を抜粋した「遠西軍書考」を編纂している。石井は寛政6-7年に「蘭仏辞典」を訳しており、これに稲村三伯らが手を加え、日本最初の蘭日辞典である「ハルマ和解」が完成した。寛政元年、北方の地理やロシアについての情報を得る為、「ニューウェ・アトラス」という地図を入手しオランダ通詞の本木良永に訳させている。さらに、田沼時代の幕府に折る改暦事業を引き継ごうとして、寛政3年には自らが所蔵する天文書をこれもまた本木良永に訳させ寛政5年に幕府に献上している。自然科学についての関心も深く、ガラス製のリユクトポンプ(空気ポンプ)を作らせ、鳥などを入れて空気を出し入れすることで、生き物にとって空気が不可欠であることを証明する実験を行っている。洋画収集を趣味として持っており、亜欧堂田善に洋式銅版画の技術を学ばせている。これは地図など海防上での利点の効果も期待していた。他にもトランペットの模造や「蛮国」製の万力の模造品を作らせ浴恩園にて操作させている。軍事本ではないが、オランダの植物学者ドドネウスが書いた草木譜CRVYDT-BOECKの翻訳を石井当光,吉田正恭らに全訳を命じ「ドドネウス草木譜」を作らせている[23][24]。

ja.wikipedia.org

おまけでもうひとつ。彼は極めて優れた格闘家であり、柔術には彼の編み出した「定信スペシャル」とでもいうべき技もある!という!!

大名ながら起倒流柔術の鈴木邦教(鈴木清兵衛)の高弟で、3000人といわれる邦教の弟子のうち最も優れた3人のうちの1人が定信だったと伝わる。自らも家臣に柔術を教え、次男の真田幸貫にも教えたという。隠居後も柔術の修行を怠らず、新たな技を編み出した


起倒流柔術って、そのへんの有象無象の流派じゃないよ!! 講道館柔道にダイレクトに繋がる実戦武術だよ!!!(各自調査)


しかし、
公の発言では「庶民文化」「西洋かぶれ」を取り締まれ!!と言ってたけど、
実は読んでみるととても面白く楽しく、大好きだ…って、げんしけん荻上かよ(笑) 

オタクが嫌いな荻上


だからね、実は大河ドラマを離れて…

「それからの武蔵」という、巌流島の決闘を終えた後の武蔵を描く作品があった。

「それからの海舟」という、これはノンフィクションだけど、明治維新以降の勝海舟を描いた半藤一利の本があった



こんな感じで「それからの定信」という、老中罷免後の松平定信の、上のような文芸や西洋知識への愛憎半ばな意識なども含めた話を読んでみたい気がするのです。

そしてそれは
「べらぼう」でも描かれる可能性はあるぞ、と期待しておく。


もっとも、それを言うまでもなく上でがっつり引用、依拠した「ウィキペディアの『松平定信』記事」そのものが相当に面白いのである。
これ、いわゆる「ウィキペディア文学」傑作の一本として推薦しておきたいんですけど、いかがでしょう?
ja.wikipedia.org





おまけで、田沼意次に関するこんな話

m-dojo.hatenadiary.com

電子書籍の割引、タイミング次第だなあ…数日でもう、「KIMURA」の33円とか終わってる

朝倉海UFCが終わってから、いろいろ論じたり名場面を紹介して、「さあ皆さん買いませんか」とやるつもりだったんだけどね。
もう、終わっちゃってるのよ。
m-dojo.hatenadiary.com

12月19日ぐらいまでセールする、ってアナウンスがあったはずなのに、さっさと終わらせてる


その逆に「5日間です」とかアナウンスしながらしれっと2週間ぐらいセールしてたり、1週間ぐらい間をあけたらまた同じ割引してるのもしょっちゅう。


つまり、電書のセールってのは「そういうもんだ」と認識するしかないようである。


いいセールがあったら、間髪入れずに買うしかないんだわ。
そのセールが底値かどうかも、もちろんわからない。半額がマックスなのか、その後300円均一とかになるのか、99円か……これは出版社の傾向やその作品の人気を見て、野生の勘で判断するしかない。



という教訓。まだ電子書籍に本格参入してほどない新参者の愚痴。
(おいら自身はぶじ購入できたけどね)

朝倉海、敗戦雑感


終わってみれば、順当でした…という以外にない感じですたな。
残念ではあるが、まずは大当たりの可能性がある、倍率の高い宝くじかなんかを買って「あー、やっぱり駄目だったか」…って感じ。
これでリリースされるなら損だけど、このあと「やはりだめだったか、じゃあ普通の新人と同じく、それなりの試合(PPV前)ね」となる。そこで勝ち上がっていくしかない。


マネル・ケイプが「減量の影響だろう」「1Rは良かった」というてたが、たしかに1Rでは、完全にガードポジションの姿勢を取らされて「こりゃ脱出できずにこのまま寝技地獄で溺死か…」と思いきや脱出できたし、代名詞として知られるKOを呼ぶボディへのテンカオ(膝蹴り)、冒頭の飛び膝蹴りも見せていて、最低限の”ノルマ”は果たせたと見ます。

ただ、コントロールできないのは、一般視聴者、ファンの声で……今回の結果で「そもそも他団体チャンピオンでも、UFCでいきなり王座戦ができる資格はないわー」「このカードは弱いと思ってたけど、やっぱりつまらん試合だった」「損したPPVだったよ!」みたいな、名も無い民衆の声がどこまで高まるかだ。仮に「ベラトールとか他団体王者の登場はそれなりの格で迎えていいけど、RIZINはその水準じゃない」みたいに扱われるかもしれない。次に伊澤星花とかホベルト・サトシ・ソウザが仮に参戦するなら、どうなるかな。


というか、大晦日RIZINで「堀口恭司vsズールー」が組まれた時のわしらの反応、おそらくほぼ今回の米国ファンの心境をトレースしてるんじゃないか(笑)
「ズールーも南アフリカの王者、チャンピオンvsチャンピオンだからわかる!」「一発が入れば……」と言われても、なあ、って感じかと。


もーすこし、長い目で見てねえと思うしかないが…。



日本人UFC敗北

え、嘘…まおゆう(魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」)が33円(全巻まとめて600円以下)なの?

33円のまおゆう
まおゆうまとめて600円以下


自分はなんか断片的に聞いて「ん?平野耕太ドリフターズ』みたいだな」と思ってしったんだよな

魔王が善玉、あるいは勇者と仲良くなる
あるいは
科学や技術の発展を異世界を舞台に圧縮して戯画化する


こういうのはすべて、テンプレ的(になりかけ、って感じか)にその時はあったようだけど、自分が知ったのは初であって、アラはそれなりにあるけど面白かったな。
全巻33円、計600円以下ってのは、失礼ながらこの作品に「ちょうどいい価格」感がある
m-dojo.hatenadiary.com




シリアのアサド政権崩壊で、過去の田岡俊次氏の言説も検証されるだろう。

もちろん、仮にシリアでアサド政権が崩壊しても(したればこそ)混乱は続くだろうけど、それとは別に。

米国が犯す「失敗の本質」 シリア武力介入に法的根拠なし

田岡俊次:軍事ジャーナリスト
予測・分析
田岡俊次の戦略目からウロコ
2013.9.5 0:00 会員限定
オバマ米大統領がシリアに対する限定攻撃の承認を米議会に求める声明を出した。さすがに秀才。難しい決断の責任を、議会に負わせる妙手だ。だが、米国は巨大な情報収集機構を持ちながら、過去何回も誤った判断を繰り返してきた。本当の問題は、大統領と側近の国家安全保障会議(NSC)が出す情報要求に応じて情報を上にあげるため、政府首脳部の思い込みを助長しがちな「制度」にある。

シリア内戦のこれまでの経過
オバマ米大統領は8月31日、シリアに対する限定攻撃の承認を米議会に求める声明を出した。米議会は休会開けの9月9日以降に採決の予定だ。シリア内戦で政府側が化学兵器を使用すれば「Red Line(越えてはならない線)を越える」と言明してきたオバマ大統領は、攻撃しなければ国内タカ派から「米国の威信を失わせた」と非難され、一方攻撃してもシリアのアサド政権が倒れる見通しはなく「無益な戦争を始め失敗した」との汚名を着せられる、という窮地に立った。

 この「王手飛車」状態から脱出するには議会に下駄をあずけるのが巧妙な策だ。議会が大統領の出した動議を否決すれば大統領の威信は若干傷つくが、自分1人で「攻撃しない」と決めた場合に受ける非難、「攻撃せよ」と命じて失敗した場合の責任追及にくらべれば致命傷ではない。どちらに転んでも「これは議会がお決めになったこと」と言えば本人は軽傷ですむ。さすがは大秀才。ピンチの中、土俵際でくるりと体をかわし、議会に責任を負わせる妙手には感嘆の外ない。

 シリアは人口2100万人余、1人当りGDPは約2700ドルでアラブ世界では貧しい方に属する国だが、石油も年2000万キロリットル(カタールの約4割)程度出て半分近くは輸出している。シリアは長くオスマン・トルコ帝国に属したが、第1次大戦でドイツ側についたトルコは敗戦国となり帝国は崩壊、シリアはフランスの委任統治領となったが、第2次大戦後独立した。1970年に空軍司令官だったハーフィズ・アル・アサドがクーデターで政権を握り、彼が2000年に死去した後は眼科医だった次男バッシャール・アル・アサドが大統領になり、すでに43年間アサド家の独裁が続いている。

 アサド家はイスラムシーア派の分派アラウィ派に属し、同派はシリア人口の12%、スンニ派が70%だから、少数派が多数派の上に君臨する形だ。2代目のバッシャール・アル・アサド(47歳)は少年時代は温厚な優等生で、ダマスカス大学医学部を出て、ロンドンの眼科病院で研修中、1994年に長兄が交通事故で死亡したため、急きょ呼び返され父の後継者となる教育のために軍に入り、父の死後34歳で大統領に就任した。ロンドンで知り合ったモデル並みの美人の妻アスマー(現在37歳)はシリア系英国人(父は心臓外科医)で、ロンドン大学キングス・カレッジ卒の才女。スンニ派であったためその結婚は両派の和解を示すものとして人気を博した。2代目アサド大統領は改革開明派で、国内では腐敗との戦いを進め、西欧諸国、近隣諸国との関係改善にも一時は相当成功した。


diamond.jp




www.youtube.com