18話「処刑前夜」の回と記録しておこう
ここで主人公にこの話をしてるのは、日本人初のキリスト教改宗者、ザビエルの案内人として知られるマンジローという設定だ。
海賊×少女 村同士の喧嘩
この見開き2ページだけでどこから突っ込んでいいのか分からん状況だが、さてどうなりますか。
それは本編を観てくれ。
こんな、典型的ではあるけど、あまりに小さないさかい、たぶん室町ワンダーワンド作者・清水克行氏あたりが見つけたのだろうかね。
ピンポイントで、この本にある!と断言できないが、少なくとも似たような事例はこの本などで紹介多数。
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しかし、なんでこんなおおごとに…を、にわかに社会学者になったマンジローがいう。
海賊少女18話(説明のために突然インテリになったり、格闘技の達人になる登場人物好き。猪木アリを完璧に分析するハルク・ホーガンのバンド仲間とか)
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これで以前、聞いた話がにわかにだが繋がる。
中国や朝鮮と比べると、日本は「宗族」…血縁集団のつながり、結束が非常に弱い、ゆるゆる。というかそもそも血縁認定に厳密さがない(その象徴が「婿養子」。)
その代わり、日本ではご近所とか村全体が、「疑似血縁集団」的な色彩を帯びる。
だから中世、近世の中国だと、村の移動とか新規参入(引っ越し)とかが日本にくらべて非常にフリー。日本はよそ者が来て、その村の一員になれるかが非常に厳しい・・・・・云々、って話を聞く。
ただ違うかもしれんな。
このへん、異論みたいなのもよく聞くんだ。あくまで話半分で聞いてくれ。
だいたい、ささいな個人間の喧嘩を、村総出で助けて集団紛争になるってのは、確かに自力救済で警察もろくに無い時代にはありがたいことではあるが、逆に言って「弥助どんが侮辱されたから、山向こうの村をあす襲撃すっど!お前は体が大きいから一番槍(竹槍)で突撃のかかりだべ」とか言われたくねえよお(笑)
で、何度もいいまするが、
こういう狂暴極まりない「日本の村々」、「武士集団」を「いくら喧嘩でも人を殺しちゃいけません」と躾けるためには、生類憐みの令ぐらいの劇薬が必要だったのではないか?
それを果敢に処方した徳川綱吉は英邁君主ではないか?という話が最近出てきたと。
綱吉評価の変遷更新版:『日本の歴史』10巻52頁
江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉の政策「生類憐みの令」について、出した経緯を旧版では「おかしな方向に走り出す」と、悪法であるニュアンスが強い記述となっていました。しかし近年、徳川綱吉は、生命を尊重する道徳を広めようとした将軍として見直されています。10巻52頁ではその動向を反映して、記述を変更しました。
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こういう話がこの物語で描かれることは、第1話から予測されていた。(俺が予測していた)
おそらく「信長のシェフ」作者の新連載「海賊少女」は
・戦国突入前の室町時代を舞台に
・当時の日本サムライ階級の野蛮、無法、アナーキーさと
・一緒に芽生えていた自律的な名誉感情と
・国を超える倭寇(倭寇と言いつつ日本人だけではない、史実通り)のマージナル性。あと琉球国の国際性
・・・・・あたりをテーマにするのではないかと。
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この作品その後、小さな小ネタ知識が面白くて数回取りあげている。今後もそうなるでしょう。
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