INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「2022年マンガ10傑」ほか各賞を選定します(少しずつ追加していきます)

※時間がかかるので、作品をゆっくりと、複数回にわけて、あとから追加します。お手数ですが、何度かご来訪してください。



それではいってみよーー

まず、ここに、一覧を掲載

まず作品を一覧化します。紹介文は可能な限り、徐々に追加していきます。
 

作品名 作者 表紙
10傑 好き好きだいちゅきつよつよソード ノッツ @knotscream  好き好きだいちゅきつよつよソード 1 (電撃コミックスNEXT)
10傑 黒と誠 カミムラ晋作 @kamimurake  黒と誠 ~本の雑誌を創った男たち~ : 1 黒と誠 本の雑誌を創った男たち (アクションコミックス)]
10傑 あかね噺 原作:末永裕樹、作画:馬上鷹将 @akanebanashi_PR  あかね噺 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
10傑 人類存亡コクピットガールズ 塩野干支郎次 @EtoroujiShiono   人類存亡コクピットガールズ(1) (ヤングキングコミックス)
10傑 双影双書 舟本絵理歌 @funamotoerika   双影双書(1): 少年サンデーコミックス
10傑 アオアシ ブラザーフット 小林有吾 @aoashiofficial  アオアシ ブラザーフット(1) (ビッグコミックス)
10傑 いきものがたり 松本ひで吉@hidekiccan  単行本現在無し(?) 
10傑 大乱関ヶ原 宮下英次 @studio_sengoku  単行本現在無し 

1話などの試し読み、発見できたもの

comic-walker.com

colorful.futabanet.jp


shonenjumpplus.com


※人類存亡コクピットガールズは1話無料無い様子

www.sunday-webry.com


shogakukan-comic.jp


comic-days.com

※大乱関ヶ原は1話無料無い様子



【紹介文編】

好き好きだいちゅきつよつよソード

amazon 紹介文より

呪術師に苦しめられる王国を救うべく、へっぽこ戦士・エトロンは立ち上がった!
彼の手に握られるのはおバカ王女・ウラニャより授かった伝説の剣「好き好きだいちゅきつよつよソード」。
なんでもこの剣、持ち主が他人から好意を向けられるほど強くなる特殊能力を備えているとか……
それなら、無自覚に他人をオトす天然男子のエトロンにはピッタリだ!!?

『初情事まであと1時間』のノッツが贈る!!
剣と魔法とドロっとした男女関係をつぶさに描く、ドタバタファンタジーGAG!!!

…はじめに第一話を読んだ時はこういった紹介文を脳内で書いた。「魔法・魔力というのは想像の産物だから、一般的な能力じゃなくて『〇〇が……なった時に…が発動される。だが、その弱点としてXXXの場合は…』みたいな複雑な条件付けも自由にできる。最初は、ちょっとした軽いギャグで導入されているけど、そういう制約、条件を魔法の道具に設定し、それを軸にした緻密なルールの上の頭脳戦を展開したい、といったことがあるんじゃないかと思う。いわばハンター✕ハンターの系譜だ。」………ぜんっぜん読みが外れたな(爆笑)!!!


いや、そう思ったのは理由があって…この人の前作は「初情事まであと1時間」という…タイトルだけであれだが(笑)、ただオムニバス形式で主人公も設定もその都度変わり、共通してるのはその大前提となるシチュエーションだけ…というテーマに挑戦した作品だった。
星新一の「ノックの音が」や三谷幸喜の「三番テーブルの客」みたいなチャレンジじゃん!
次もそういうアイデアに満ちた作品になるはずだ………と思ったら、どんどん品がないギャグになっていきですね(笑) ただ、その品の無さの中にも、高度な風刺や巧い言い回しが多く…そういう点では「久米田康治」っぽさも感じました。

好き好きだいちゅきつよつよソード

また、そういえばですが、ここで「好きパワー」とかを巡る構図が「かわいくて無垢純真な少年」を巡り「下品で欲望むきだしの少女たちが、ギャグ的なドタバタの大喧嘩を毎回行う」というものなのが、新しいダイバーシティと意識のアップデートを感じました(そうか?)、これにより、エンパワメントされる女性もいるのではないでしょうか(そうか????)



黒と誠

書評誌として、現在も根強い人気を誇っている『本の雑誌』。その後、作家や映画監督として活躍する椎名誠、書評家・北上次郎名義でも知られる目黒考二の二人を中心に創刊された雑誌で、その創刊秘話は椎名誠本の雑誌血風録』、目黒考二本の雑誌風雲録』に詳しく描かれている。今回は、その二冊を底本に、関係者への取材をもとに『本の雑誌』創刊時を、こちらも読書界を震撼させた『どくヤン!』の作画担当であるカミムラ晋作が完全漫画化。70年代、もっとも出版と雑誌が熱かった時代が、ここにある!

二つの相反するエンタメ要素が、巧く混ぜ合わさっていると思う。
それは、古典的・王道的なビジネス成功物語………なんつったって、ほとんど同人誌的な制作過程を経て、東京の本屋に手売りで置いていた雑誌が、瞬く間に数千部の発行を突破し、そして40年だか50年以上続いているのだから、どうしたってビジネスとしての立志伝だ。

黒と誠ビジネス

靴をすり減らして、東京中を回るそんな苦労もしている。
だが一方で……そもそも本の雑誌が、目黒考二が「天気がいい日には、会社に行かずに本が読みたいから」で会社を退社し、そこから趣味の延長のようにして始まったものでもある。
つまりビジネスの成功といっても「好きなことをストレスなく、仲間とサークルのような仕事でやってたら、何とか食えてます」というベクトルなのだ。ぶっちゃけ自分にとっても、そっちのほうが「年商20億円!世界を飛び回り一分を争ってビッグディールを…」とかより、よっぽど刺さる。
サラ・イネスの「誰も寝てはならぬ」みたいな感じだね。
勿論様々な気苦労も人間関係の軋轢も描かれるのは読んでわかるのだが、それでも梶原一騎的な「相手の足の裏をなめてもマネーを掴め!」ではない、そこを重視しないで仕事を回していく…ここへの憧れがあるからこそ「本の雑誌」創刊秘話は特別な地位を占めるのだ。

黒と誠

と同時に、この話は「失われた過去」を追想する物語でもある。なぜなら…

黒と誠 レポート

自分が本を読んで考えたことを多くの人に知らせたい、知ってほしい…というなら、令和の今はパソコンの前に座るか、ポケットのスマホを引っ張り出して、SNSやブログでポチポチと感想を書けばいい。あとは実力次第で勝手に読まれていく……目黒氏が今いたら、間違いなくそれですべては解決、ある意味ハッピーエンドだ。

当時は、それをしたかったら紙に印刷するしかない、製本して配本し、書店に並ぶしかない……時代だった。だから、そうやった。

今は、そんなことをする必要がなくなった。
だからそういうビジネスも立ち上がりはしない。もちろんニュースサイトやまとめサイト…でなくても、本を語ったyoutubeやtikitokで、最低限に「食えている」令和の目黒考二もいるだろう。
だが、それは「本の雑誌」にはならないし、そうなる必要もない。だからこの時代の回想は、本や読書、活字の意味が今とは違う「戻ってこないあの時代」を鮮烈に描くことになるのだ。


あかね噺

幼い頃、父の魔法の様な落語に魅せられた朱音は、父のある一席を機に自身も噺家としての道を歩み始める。17歳になった朱音が目指すのは落語界の最高位「真打」になること――。一流の技量を習得するため、様々な試練が朱音を待ち受け…!? 新生落語ヒロイン、ここに誕生!!

超メジャー雑誌、ど真ん中で落語漫画かぁ……頑張ってほしいけど、難しいだろうなぁ、が正直な感覚でした。しかし、特にぶっ飛んだ設定やキャラクターも配置せず、かなり正統派な形で落語を描いて、それで水準以上の人気を得ている。
なんか、この物語に入り込んで熱中する感じでは無いんだけど、この作品が世間で人気、というメタな部分も含めて「見守って、ほっとしている」という感覚も含めて好きな作品というか・・・・・
しかし作中で「そういう感覚で好きと言われちゃおしまいなんだよ!!」とダメ出しされているから話が厳しい(笑)

ただその話で……、実は懸念していたのは、物語は序盤であかねの父親が破門されるところから話が始まり、主人公はそのリベンジのために芸を磨いていた。
しかし「なぜ破門したのか?」というのが謎として提示されていて…

あかね噺 父親が破門された理由とは

これをきちんと説明できなかったら、ちょっとつまずくぞ、と思っていたんだけど、まあ、そこはしっかり、見事にホームランを打ってくれた。
(※これはヤマ場かつ「謎の解決」なので、知りたくない人は以下の画像閲覧や記事などを避けてくれ)

あかね噺 父親が破門された理由とは

ここで第一の山場を綺麗に登り切って、そして第二の山へ。
その第二の山は、あかねが前座として楽屋仕事をしつつ、普通の若手落語家としての修行を始める展開。今までのように「才能ある」だけでは学べない現場の経験を踏む展開。
期待度をさらに上げるには十分だろう。


人類存亡コクピットガールズ

正体不明の侵略巨大生物と戦うため、巨大ロボットに乗り込むことになった少年・ナオト。しかしこのロボは乗員4名でないと起動できない仕様となっていた!彼を待ち受けていたのは個性豊かな美少女3名。嬉しくも悩ましい閉鎖空間で戦うはめに陥った少年の運命は…!?巨大ロボットギャグアクション!

簡単にいえば、エヴァンゲリオンを発展的に継承した…といえば聞こえがいいが、「悪ふざけして固有名詞を変えたエヴァ二次創作」というと……いや個性があり過ぎて二次創作になりたくてもなれないというか(笑)。
いや、自分は常々申しているように「著作権侵害にならない範囲でぇ、設定やキャラが似通ったものが生まれても、それは『ジャンル化』の一環でぇ、より創作世界を豊かにするというか…」みたいな主張は持ってるのよ?むしろ推進派よ?
だが、その信念を揺るがすような作品であることも事実だ(笑)
エヴァと同様に、世界を破壊する謎の巨大生命体?が次々来襲、それに立ち向かうロボットの乗組員には特殊な”適性”が必要で、ティーンエイジャーの少年少女が乗らざるを得ない。宿命と使命を背負った彼らの闘い!!
……を描くんだけど!!
ほんのちょっとの梃子の力が地球をも動かすように、要所要所の仕掛けで、あのエヴァの世界がだな・・・・・。

たとえば、エヴァでほとんどネグレクト同然だった、息子をパイロットに乗せる父親は「コクピットガールズ」では、息子を溺愛して、危ないことはさせられないと逆に適性十分の息子を乗せるまいとする。親バカといいたいところだが、ただのバカだ。

人類存亡コクピットガールズ

またコクピットは、上の紹介文にあるように主人公の少年1人と少女3人で乗り込むのだが…なぜかコクピットはいろいろ衝撃吸収設計とかされているのか、出動・戦闘中でもけっこう日常の継続的な状態。そこで料理とか作れたりする。
こういうところでギャグ化した、エヴァ。逆に「それちょっと見てみたい」と思う人もいるだろうかね(笑)

人類存亡コクピットガールズ

なお、少年は弱気で、傍若無人な少女にいつも主導権を握られる…というか虐められる…のは、エヴァの正統継承者か(笑)


双影双書

遊郭にて乞食をして暮らす少年・宵(しょう)はある日突然、皇宮に身請けされることに。 その理由は、皇子の盾となる「影武者」に抜擢されたため。 陰謀が渦巻く皇宮にて、宵は皇子を護れるのか――!? 顔が瓜二つの少年2人が出会い、歴史は大きく動き始める!! ◆作者コメント 初・週刊連載で緊張ですが頑張ります!癒やしになれたら嬉しいです。
双影双書(1): 少年サンデーコミックス

作品紹介はこちらで書いている。(手抜きじゃなくて、本来は全部こうしたい、先に書いておきたかったのです。それができてないだけで)
m-dojo.hatenadiary.com

それは連載第一回目の感想だけど、その後、重要なある部分で「影武者徳川家康」「信長協奏曲」の、両方のコンセプトを受け継ぐことになりました。
そこからどう展開していくのかね。

アオアシ ブラザーフット

大人気サッカー漫画・アオアシのスピンオフ

主人公は、愛媛で暮らすアシトの一つ上の兄・瞬。

かつてはアシト同様サッカーに打ち込んでいた瞬だったが、過去の挫折から今はサッカーと距離を置いていた。

その挫折とは、喘息。
しかも愛媛のJクラブアカデミーに練習生として参加した際に発症し、それが原因でアカデミー生になれなかったという過去があった。

そんな瞬が、ひょんな理由から再びサッカーと向き合うことになり!?


―――遅すぎる挑戦なんて、ない。
誰しもに勇気を与える「再起」の物語。


アオアシ」も最初期のテーマは、青井が才能を見出されセレクションを受けユースに入れるようになったが、それによってかかる経済的負担は?がメインだった。
それを視点をかえただけで繰り返すってのもどうかなぁ、と思わないでもなかったけど…… 「その子が夢を応援するための支えになった、そんな素敵なお兄ちゃんにも自分の夢があった。それはどうする?」という、二重のテーマを繰り返すことによって、それは重低音の響きになって突き刺さる。

アオアシブラザーフット

そんな作品に、結果的にはなったようです。

ちなみに…そういう作品を描いた小林有吾氏も母子家庭に育ち、この度「アオアシ奨励金」を立ち上げたのだそうです。いま検索して知った。
こんなコメントをしている。

natalie.mu
アオアシ」の作者、小林有吾です。
このたび「アオアシ奨励金」を開設させていただきます。

作品を発表する何年も前から、井上雄彦先生が作品の収入の一部をもとにした「スラムダンク奨学金」なる試みを続けておられ、作品発表だけでなくそういった形で競技者の力になろうとする姿勢に感銘を受けていました。

サッカー漫画を描くことになり、いま今日まで作品を続けることができ、同じようなことができないかというのがずっと頭の片隅にありました。
アオアシ」の主人公アシトの家は母子家庭で、サッカーを続けることによる家庭の経済的負担の問題がクローズアップされます。他にもアシト以上に壮絶な境遇である阿久津、人種差別的な問題に子供の頃から晒されるトリポネなど、サッカーを続けることが困難なたくさんの選手を無意識のうちに描いていました。

それはきっと僕自身も母子家庭で育ち、今考えると確かにお金がない環境だったからだと思います。ただ僕の母親は子供にそれを感じさせないようにいた強い母親でした。漫画を描くことに僕がのめり込んだのも、紙と鉛筆さえあればずっとできるものだったからです。

でもサッカーは、高いレベルで続けようとすればするほどお金が…(略)

いきものがたり

作品紹介はこちらでかいています。
m-dojo.hatenadiary.com

動物の生態を面白く紹介する「いきものがたり」

大乱関ヶ原

作品紹介はこちらでかいています。
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大乱関ヶ原 宮下英樹 先々のことなぞ考えられるわけがない




ちなみに「このマンガがすごい!」もまもなく発売。例によって、表紙に1位作品が載るのだが、いまは画像部分を伏せてあるな




当ブログの「漫画10傑」の賞の特徴、注意点について。
【重要な注意点】
・「10傑」は1−10位の順位付けをしているわけではありません。
・うちの賞の基準として、、『過去に一度選んだものは、その後は自分が実際に面白いな、すごいな、と思ってもあまり優先しない』ようにしています(それでも例外はある)。「なんであれ入ってないの?」と思う作品は、これが理由なことも多いと思います。
この記事の末尾に、過去の賞へのリンクを張っています。
特別枠も作りました。

「流行語大賞」について思うことは毎回同じなので再掲載

何度も書いている話なので、箇条書きにしておこう。

・「流行語大賞」、いつも感心するのは「その本来の価値に比べてメディアで扱われる機会が大きい」という点。


・選考委員ひとつとっても「センス、学問的業績、説得力」その他もろもろで、あんまり「こりゃすげーな」「このひとなら、その年の流行語を選定する能力がある」と思わせる人がいるかというと……。

21世紀の知性が集結!! これが日本の流行語を判定するベスト・アンド・ブライテストだ!!

姜尚中東京大学名誉教授)、金田一秀穂杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、俵万智歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)

・それでも毎回「メディアと世間を大騒ぎさせる」その力だけは、本当にすごいと思う。


・その一方で、もともとは自由国民社の「現代用語の基礎知識」の宣伝を兼ねていたわけだけど、いま、どこのだれが「現代用語の基礎知識」を引いて新語の意味を調べているのだろう。


ウィキペディアよりくわしいとも語釈に権威があるとも思えないけど…


・というか、本当に今も出しているんだ!!とびっくり。ほんと、部数的には何部出ているの??

【募集】「現代用語の基礎知識」の近年の部数の推移について、知っている人はご教示いただければ幸いです。
2013年に、「最盛期の発行部数の4分の1になっている」という情報が出て以降、部数の推移については当方は少なくとも当方はつかんでいない。
notei.hatenablog.com


・流行語も、「検索結果」や「ツイート数」というぐうの音も出ないエビデンスをもとに…それを機械的にピックアップせよとはいわないのだけど、それをベースにしたランキングを検索サイトやSNSが発表するなかで、「流行語大賞」になんのステータスがあるのかなあ。


・たとえばtwitterトレンド大賞、YAHOOやGoogleの検索大賞のこの扱いは、【本来的に考えると】流行語大賞より上であってもいいと思うんだ。


・でも、再度言うけど、「考えてみればなんの後ろ盾もないのに、この賞に権威があること、ニュースとしての扱いが大きいこと、それ自体が一番すごい!」と、そこは感心するべきだと思います。


・年末は、1年の総まとめ的「ランキング」や「賞」がたくさん出るでしょう。まさに一番の「すごい扱いだが、なんですごい扱いになるか理由がわからない賞」であるところの流行語大賞の報道が一段落したところで、有名無名さまざまなランキングを、もう一度フラットな目で見てみたいと思います




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ミツバチvsカマキリ、vsスズメバチの「ダーウィンが来た!」紹介し損ね痛恨。そしてカブトムシvsスズメバチの「THE MATCH」も……





この回、ついつい紹介し忘れ、録画を最近ようやく見られた・・・・・・申し訳ない、本放送も配信も終わってしまった。

しかし、ここでカマキリがミツバチを捕食したら、仲間が次々と襲い掛かり、あの「死の鎌」に捉えられた同胞を見事奪回したり
キイロスズメバチが、そういう集団での反撃を逃れるため、飛んできたミツバチを空中でキャッチする技を見せたり、

そしてその「キイロ」の二倍の大きさを誇るオオスズメバチが堂々と巣を襲撃、木箱に穴をあけるべく大あごで少しづつ木をかみ砕いていくシーン…など、見どころ満載でした。もちろん例の集団で組み付いて熱風で殺すあの技も・・・・・・・・

スズメバチvsミツバチ

とにかく、イレギュラーな形での再放送や再配信がBSも含めてあることを願う。


ところで。
その、補足情報がないかと公式サイトに行ったが……





www.nhk.jp

【新発見!】オオスズメバチvs.カブトムシ 最強の昆虫はどっち?

NHK
2022年11月20日 午後7:54 公開
皆さま、こんにちは。久々に、ブログ担当スタッフ直撃取材による記事をお届けします。2022年11月8日、昆虫界(昆虫好きの界わい)に衝撃が走りました!山口大学からプレスリリースされた「オオスズメバチvsカブトムシ 最強の昆虫はどっち?」という研究成果です。一部マスコミにも取り上げられましたので、「見たよ」という方もいらっしゃるでしょう。しかし!ブログ担当スタッフは知っています。ダーウィン班では発表の日のだいぶ前から、この情報をキャッチしていた人物がいることを。田所勇樹ディレクターに直撃しました。


(略)

鈴木洋平ディレクター(以下、鈴):小島さんにインタビュー取材すると、とても面白いお話が聞けました。

ス:それで、最強昆虫はどっちですか?

鈴:ずばり、オオスズメバチです。

ス:やっぱり~!カブトムシは優しそうだけど、オオスズメバチは見た目も怖いですから。でも、ちょっと意外でもありますね。あんなに固いヨロイがあるカブトムシが負けるなんて。

鈴:小島さんの研究は、夜、クヌギの樹液場に集まるカブトムシの観察からはじまりました。カブトムシが集まって食事しているところへ、明け方、オオスズメバチがやってきます。そして、カブトムシの脚にかみついて、次々と投げ落としはじめ、わずか5分ほどで樹液場を乗っ取ってしまったといいます。カブトムシ10匹ほどに対して、オオスズメバチは2~3匹で圧勝。小島さんはさらに翌日、翌々日と観察を続けましたが、3日とも同じことが繰り返されたそうです。

山口 NEWS WEB

“真の昆虫の王者”は? カブトムシ対スズメバチ
11月22日 15時10分

クヌギ林などで夏の夜間や早朝によく見られるカブトムシの姿。
夜行性と思われてきたカブトムシですが、実は、ある天敵の存在によって、夜行性を強いられている可能性があることが山口大学の研究者によって示されました。

カブトムシの生態に詳しい山口大学理学部の小島渉講師は、ことし8月の朝5時ごろ、山口市内のクヌギ林で、樹液に集まるカブトムシと、そこに飛んできたオオスズメバチが餌場争いを繰り広げる様子の撮影に成功しました。
映像では、オオスズメバチがカブトムシの脚に繰り返しかみついて、次々と投げ落とし、わずか数分で餌場を乗っ取ってしまう様子が収められています。

www.nhk.jp

ブラックフライデーでAmazonが安くなるかもしれないので本を並べる

こういうとき、ぱっと思い出せないことが多いんだが!

自分はAmazonのセールなんて全然馴染みが無いので、構造を把握するところからはじめるが……kindle版は10冊、あるいは5冊まとめて買うと15%還元だそうだ


「ベランダ越しの会話で、お隣の美女と仲良く」…という、題材が超ニアミスの2作が同時連載(週刊モーニング)

こういうこともあるんですかねぇ。実物を見てもらう方が早いか

comic-days.com

今日もベランダで

糸川一成
フリーのエディトリアルデザイナー・土岐田旬は、仕事に追われ部屋に籠りっぱなしの毎日。癒やしを求めてベランダガーデニングにハマるように。そんなある日、隣にちょっと変わった天然系の女性が引っ越してきた。ふとした出来事から、お互いの顔も知らぬままベランダの隔壁越しに話をするようになる二人。実は隣の女性は新進俳優・成海游なのだが……。ベランダとグリーンが繋ぐ隔壁越しの二人は?

comic-days.com

テレワァク与太話

山田金鉄
ブラック企業勤めのSE・三橋残は、テレワークの導入で嘘のように生活の質が改善…! 部屋のインテリアを整え、バルコニーにも凝りだしたところ、隣人の大学院生・泉奈津と出会う。これは、一人の男がテレワークをきっかけに未来の妻と出会い、七転八倒を経て結婚するまでのお話。

ベランダごしに隣人の男女が交流、というネタがモーニングで同時連載


まあわかる。
・コロナ禍で、在宅勤務が増えた⇒これを漫画のテーマにしよう!
・舞台は集合住宅で…若い男女が知り合う⇒ここからの人間関係がドラマとして盛り上がる!!


どれも、もっともな判断だ。ことに後者は、個人的に追っている【大人のおとぎばなし】として、現実にありそうでもあり、そうでもないようなそんなラインだし。


だが。
それが、一雑誌に同時連載されるなんてこと、あり??
自分、このテーマで書こうと思った時、記憶があいまいだったが、まさか同じ雑誌とは思わずに、片方は確認したが片方は別の雑誌に違いない!と思ってむだに探しちゃった。



だが、これも少し前に書いたけど、自分は似たテーマを、著作権違法にならない範囲で次々と真似していく、ってのはアリだと思うんだよね。
ゾンビやパーティ追放やデスゲームや悪役お嬢様などを経てタフになったのだ、こちらも(笑)。第一、そうすることによって「ジャンル」が生まれ、定着し、そして個々の作品も延命していく、というパターンはいくらでもある。



ただ、そもそも時期的に…連載の準備、企画案の段階を考えると、後発は先発をマネたわけでなく、本当にほぼ同時進行だったのだと思う。

たぶん生き馬の目を抜く漫画編集部や漫画家、互いが互いのライバルで、企画案を最初の段階から意見交換とかはしてなかったんだろう。
満を持して企画をぶつけたら「ちょ、それ、俺のいま進めてるネタとかぶり!」「マジっすか!」みたいな話になったんだと思う。


だが、ふつうそれは内部で調整され、「では今回はAのほうを採用。Bは残念だが…」となるのが普通だと思う。
ブラックジャックも、別の編集者が「俺たちが先に、少年週刊誌初の医者マンガを載せるって話決めてたじゃないですか!」と抗議したんだという。

だが、それでもブラック・ジャック連載を極めた、伝説の壁村編集長のように
今回も
「よしA、Bどっちもやれ!!」となったのは、編集長は相当な豪傑というか勝負師だな…



かくして「今日もベランダで」「テレワァク与太話」という、今後はどうなるかはわからんけど、少なくとも冒頭設定は、素人目にも極めて接近したシチュエーションの2作が競争するんですよ。

漫画 「今日もベランダで」網
漫画 「今日もベランダで」


どっちがどっちの話だっけ、に注意しなきゃいけない。

漫画「テレワァク与太話」
漫画「テレワァク与太話」


燃えよペン炎尾燃と、うかつ賢二の抗争を思い出す人もいよう(いねぇよ)。これも野球漫画が被った上でのファイトだった。

島本和彦燃えよペン」はライバル庵野秀明の動きを予言していた?


ああ、でも講談社のイブニングも、B級グルメ系のネタかぶりの競作は多いかな……




もちろん、両者が同じ雑誌に掲載の競作だからこそ、わかる違いもある。
「今日もベランダで」は、確か女性が芸能のお仕事をしているという重要な情報を、男性は知らない、という設定がある。
「テレワァク与太話」は、両者は初めに自己紹介してる(そっちが普通だわな)。ただ、「最後に二人は結婚しました」という結末を開示しているところが重要…でもないな、あまりそれが効果をもたらしてるわけでは無い。ナレーションの決まり文句程度だ。


さて、面白くなっていくかどうか。個人的にはうっすらnot for me なテーマだが(笑)「大人のおとぎばなし」として見るなら面白いかも



【創作系譜論】「アパートなどのお隣さん」がテーマのロマンティックコメディって結構あったっけ?今は思い出せない……

めぞん一刻」は別に恋愛対象は「隣人」ではなかったので違うな。

えー---と…以前、「スキマ」という無料サイトの読み始めの時全話無料だったので読んだ、なんとかって作品があり、それはけっこう面白かったが題名忘れた!このブログに書いてあるかもしれないが発掘できない。



あれ?
「アパートのお隣さんは素敵な人で、のちに恋愛関係になりました」ってのは、別に今はジャンルじゃないのか??皆さん、何か知ってますか??

あ、「木根さんの一人でキネマ」が意外や、隣室の住人がそれなりに映画好き(まさにこういうロマンティック・コメディの愛好家という設定)な独身男性で、ある意味でほんのちょっとだけ該当する(笑)

この男の画像が見つからないな……いや最新回に登場してるんだけど、そっちは漫画アプリ「マンガPark」でしかまだ見られない、つまりスマホでしか見られない。
スクショを取る云々の技術はPC限定なので、のちに可能となったら入れておくさ。

【創作系譜論】※準タグです。この言葉でブログ内を検索すると関連記事が読めます


【追記】こういう情報を得た

マンションのお隣り(お向かい?)さんとの恋愛もの

川原泉の「食欲魔人」シリーズ中の「アップル・ジャック」(陸の食欲魔人)。
モデルの女性と、親を亡くした姪っ子を育てる自衛官男性が、おいしいアップルパイをきっかけに「もぎゅもぎゅ(笑)」と愛をはぐくむお話。

ベランダ越しではなく、マンションの通路で出会う話だったと記憶している。古い作品ですまん。川原氏の初期作品です。

ごく簡単ですが、ウィキペディアに言及されています。


ja.m.wikipedia.org

【大人のおとぎばなし】リンク集

で、これに認定すると、このまとめリンク記事からリンクを張るのだ。

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【大人のおとぎばなし】 ※準タグです。この言葉でブログ内を検索すると関連記事が読めます

本宮ひろ志は「宗教二世(創価)」の立場から、公明党に色々問いただしたりしてた。(「やぶれかぶれ」再紹介)




さて、たまたま蔵書から目に付いたので、この作品を再度紹介する。本宮ひろ志の「やぶれかぶれ」。漫画家と選挙、漫画家と政治という意味合いで、赤松健氏の出馬の時にも詳しく紹介したかな。
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そこに出てくるちょっとした脇役も、現実社会ではその後も色々活動したり…
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少年ジャンプで現実政治のルポ漫画、作者本人の出馬も視野に入れる、という実験極まりない作品だった。
本宮的にはこれをテストケースとして、さらに優れたノンフィクション漫画、江川卓の証言を描く「実録たかされ」に繋がったことでも重要だ。
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で、作品内では「出馬するしないはともかく、全政党の全党首に会いに行ってみよう!」ということになり、アポが取れたものから順番に会っていく。
新自由クラブ自民党(こちらは広報委員長)など……その流れで、当時の公明党、その委員長竹入義勝に会う予定が取れた。


そしたら、本宮ひろ志はいきなり実家に立ち寄る場面を描く。なんと、本宮ひろ志創価学会二世であったのだ!!ただ、母ちゃんは凄く熱心だが、本宮は一応は創価学会会員なものの、かなり信仰心は薄い……

本宮ひろ志「やぶれかぶれ」創価学会論(本宮氏も当時信者)


それでも、選挙の時は普通に公明党の候補者に入れている。というか、竹入委員長の選挙区だったからまさにその人に投票。そりゃあ、面会した委員長の側もにっこにこ(笑)
長時間仏壇の前にすわる勤行はつらい。自分はそれができないが竹入委員長はしているからすごい、なんて話題も……。

本宮ひろ志「やぶれかぶれ」創価学会論(本宮氏も当時信者)
本宮ひろ志 「やぶれかぶれ」創価学会公明党 本宮ひろ志も信者

しかし……案外と、インタビュー自体は斬りこんでいく!!当時メディアを騒がせた、池田大作名誉会長の女性スキャンダルについて「仮に嘘だとしても、あそこまで付け込まれた池田名誉会長の責任はあるのでは?」とか。
これを、信仰心薄いとはいえ、まがりなりにも創価学会の会員が、公明党委員長にぶつけたとしたら大変な質問だ。
スキャンダルだけじゃなくて「池田名誉会長は宗教的にどういう位置づけなのか?無謬のカリスマなのか、そうでないのか」みたいな問いも…

本宮ひろ志 「やぶれかぶれ」創価学会公明党 本宮ひろ志も信者


ただ、ここで竹入委員長は、スキャンダルは全くの誤解、としつつ、池田名誉会長の位置づけとしては「あの人は一貫して庶民。そう自称もしている。名誉会長自身も何様扱いは望んでいない。その上で一個人として尊敬している」といい、一般論として「人間は間違いをおかすものだ。」こういう形で語っている。

本宮ひろ志 創価学会 「やぶれかぶれ」
本宮ひろ志 創価学会 「やぶれかぶれ」

池田名誉会長は無謬のカリスマ、宗教的にも絶対だ…というのは日本社会で反発を受けやすい。
それに対して「池田名誉会長も一貫して庶民だし、ご本人も持ち上げられたくないのだ」…というのは、効果的な反論だと思う。


だが、歴史はその後「答え合わせ」をしている。
ぶっちゃけ、竹入義勝氏はその後公明党創価学会から「粛正」されたのだ。

1998年 - 8月から9月にかけて朝日新聞に掲載されたインタビュー記事がきっかけで反学会に転じ、公明党最高顧問を解任の上、除名される(詳細は後述)。創価学会も竹入を会員除名に付す。


1998年(平成10年)、公明党創価学会政教一致の関係にあったと主張し、朝日新聞に「55年体制回顧録」が掲載された[5]。同回顧録が精査された結果、学歴記述の矛盾などが見つかった。竹入はこれを逆恨みし反公明党・反創価学会の立場を鮮明にしていき、公明党は中央幹事会で政界引退済みの党の功労者だったにもかかわらず最高顧問職解任、党からの除名を決めた。直後に創価学会も中央審査会を開いて除名処分を決定、事実上の永久追放という形で両者は絶縁した[6]。

ja.wikipedia.org

本宮に語った、池田大作論と、この結果がどれぐらい関係しているのかはわからない。



そういえば個人的に言えば、そのころ自分は小学生で、「池田大作」も「政教分離」も「創価学会」もまったくわからなかった。「スキャンダル」は、言葉の意味すらわからぬ。こういう用語を親に尋ねて、曖昧なこたえしか返ってこなかった記憶があるな(爆笑)。

でも、何か漠然とストーリーを追えたし、興味も持った!それは俺SUGEEか、あるいは漫画SUGEE、本宮ひろ志SUGEE である。

ちょうど、日本国憲法の子供向け解説書を読んだし、
これと前後してるのかな、「久米宏のTVスクランブル」を見たりして、スポンジに水を吸収するように「政治」を知り始めた。その中に幸か不幸か「やぶれかぶれ」も大きな位置を占めている。

しかし、大人になって見直したら

「実家に戻ったら母が仏壇前で南無妙法蓮華経ざんまいだった」
とか
「竹入委員長に池田大作スキャンダルを問いただす」

とかを、少年ジャンプの中で漫画として描写する、ということの意味、重大さがわかった!!!わかったら「本宮ひろ志は、ちょっとおかしいぞ…!」と戦慄した(笑)





本宮ひろ志は…その後も信仰を保ち続けているのかはわからない。
米全く不明、教えてください。吉田豪あたり聞いていそうだが


ただ、ご両親は本宮プロの役員でもあったが、息子の政治活動にすらカネを出そうとしないで、先回りして土地を買って防衛するようなそれこそ庶民としての堅さがあった。
(これも事実かどうか、漫画内での誇張表現かもしれない)
だから、創価学会に財務で何百万円も差し出す、とかは無かったのではないか…いや、そういう他の方面にはガッチリしてても、喜んで宗教には献金する、というのもあり得るのが「宗教」だしな…ここは不明!



本宮はその後、三国志漢楚の戦いをいち早く漫画化するなど、節目節目で重要な作品を残しつつも、
打ち切ったり打ち切られたりの中途半端な作品も多かった。


世間の耳目を集めるような大ヒットでの復活劇は、やはり1994年の「サラリーマン金太郎」と位置付けていいだろう。
その後の盤石の地位は、いうまでもない。


そんな成功者の、今の信仰への思い、創価学会公明党への思いはどうだろうか…? (了)

現在、「やぶれかぶれ」は電子本でも読める。そしてまたもやだが、kindleアンリミにも収録してる(そっちの画像の方が鮮明だから、そっちから引用すべきだったな)

マインドコントロールって法律上の定義や概念どころか「存在の証明」すら難しいとは思うが、それでも、こういう目でみれば…

週が明けてまた政治の場で議論が退会されるのだろうけど、宗教の特に多額寄付の被害者を救済するという問題で法律の中に「マインドコントロール」を盛り込むか、という話。


あれ自分は端的に言って、やっぱり法律上は本来、いささかの無理があると思ってる。

報道の中で自民党が野党案(立憲民主党と維新の共同案)に対して、50項目の質問を出したという報道があったが、この質問項目を直接見てみたいんだよな。
どこかにないだろうか… …

マインドコントロールという概念自体が、どうにも確固としたものではないのではないか、という話を当方、昨日今日し始めたのではない。
安倍銃撃事件以降、初めてこういう問題を考えるというおあにいさんとは、おあにいさんの出来が違うんでい。


だから、紀藤正樹弁護士が最近、新版を出した「マインドコントロール」という本も、恐らく10年ちかく前には読んでいた。だから当時も、こういう疑問を出した……

もうこの話は、過去のリンクで基本足りるな。

m-dojo.hatenadiary.com

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そこでも書いてるけど、紀藤正樹氏は
「宗教によるマインドコントロールって言うなら、イスラム教徒が毎日礼拝しなきゃいけないのもマインドコントロールなの?」という質問に対して、回答がかなりふわっとしてる。

マインド・コントロールと似たようなところがあるように見える事例と、私達が問題にするマインド・コントロールは、どこがどう異なるのでしょうか?両者の違いを見分けるカギは、その時代の社会通念や一般的な社会常識を前提とした「法規範」や「社会規範」です。
(略)イスラム教国の例では、生まれながらみんなアラーの神に帰依することも、日に五回の礼拝も、歴史や社会や文化に深く根ざした社会通念や社会常識そのものです。それを異なる文化圏から見て「マインドコントロール」などというのは余計なお世話・・・

正直、ナニコレって感じ。

西田公昭氏のマインド・コントロールに関する話も以前の記憶の限りでは、結局セールスマンが言葉巧みに新車を買わせるようなテクニックも含めて「マインドコントロール」としてるんだな。
それが当然の概念だというのならそれでもいいが、そうするとますますそれを「非合法」とするのは難しくなるんじゃないかな。

たとえば、誰かが提唱してる
「恋愛工学」とか……

comic-days.com

「ぼくは愛を証明しようと思う」より ナンパ(恋愛工学)はマインドコントロール

なんかもー、いかにも取ってつけたような
「ナンパのテクニックを漫画化!」なアレだけどさ、概念的にはこれだってマインドコントロールしてる、と言える………のか、どうなのか。
そのへん、やっぱり本質的にふわっとしてるのだ。


セールスマンの言葉がマインドコントロールであるなら、政治家の演説との距離もそれほど遠方ではない。向こう三軒両隣、ぐらいのスープが冷めない距離。
「あなたはいま、マインドコントロールをされた状態。だからあなたの意思に反して、強制的に身柄を拘束します。というかあなたの意思は自由な意思ではない、マインド・コントロールされているんだから」という堂々巡りにもなりかねないし…


ウィキペディアでも結構詳しく「マインド・コントロールという概念の是非」について両論が書かれている。
ja.wikipedia.org




だが!その一方で!!!
こういう風に言われたら、マインドコントロールを法律の文面、概念に盛り込むことに対する、疑念や懸念を封印するかもしれない 、と自分でも思う点がある。


「なるほどその通り、確かにマインドコントロールと言う概念、定義は曖昧で存在するかしないかもわからないかもしれない。……でもこの辺を無理にでも盛り込めば、統一教会をぶっ潰せるかもしれない。そのために、整合性とか説得力とかそういうことに目をつぶって新しい法律を黙認すべきでないか?」


……そういう風に言われたら、これがめちゃくちゃ危険な思想と言うか、今後の危うさを持つとわかっていても、その甘美な誘惑に耐えきれないかもしれない、と思う。我ながら、これは裏街道の理論だと思うけども……。


と言うか、本当にマインドコントロールを法律上の物にすると言うなら「え?出来ないと思うけど……無理やりにでもするなら、どんな形かちょっとお手並み拝見したい」的な好奇心も無くはないんだ。

そういう視点で、ちょっと気にしてますよ。