INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

所謂「ジェシカ論法」…「お前が行け」論(戦争賛成ならお前や息子が戦場に行けよ!的論法)に関するリンク集


【過去リンク集(この記事を作ったあとの議論も収録しています)】

英伝の話から(「田中芳樹を撃つ!」サイトより)

そもそも、表題にうたった「ジェシカ論法」って言葉の意味が分からない人はリストにもあるhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131013/p4を読んでほしい。

お前が戦争に行け論
http://www.tanautsu.net/the-best01_03_01_aa.html
「個人の自由と権利に比べれば…」「それなら、私帰っていいですか?」
http://www.tanautsu.net/the-best01_03_02_aa.html
ヨシ=タナーニヒトの演説
http://www.tanautsu.net/kousatsu01_20.html
「ノイエ銀英伝」5話で、ジェシカがトリューニヒトを問い詰める慰霊式描かれる〜「お前が戦場に行け論」を中心に感想・反響【※ネタバレには各自注意で】 - Togetter
https://togetter.com/li/1224682

一つ、追加を。実はジェシカはその短い政治家生活の始点と終点で、明確な矛盾を見せている、という話。



「見えない道場本舗」過去記事から(原発事故、百田尚樹、災害救援…など)

■「華氏911」異論--というか銀英伝的「息子を行かせろ論」について。 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040627/p1

朝まで生テレビ福島瑞穂vs志方俊之)における「逆お前が行け論」 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060527/p3
 
■「あなたはどこにいます?」のジェシカ主義(銀英伝)は、菅直人がとどめを刺した。しかしそれでも… http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120304/p2
 
■国会事故調、東電撤退問題…「きれいな清水社長」が全面撤退論を語ったら、どう反論する? http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120620/p3
 
■銀英伝脳で映画「リンカーン」を見ると…「大統領は鬼畜だ!」となるかも(笑) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130502/p3
 
百田尚樹氏「名案」の馬鹿馬鹿しさの多くは「お前が行け」論法(ジェシカ論法)自体が無効だから。「ジェシカ・百田論法」に名称変更(笑)http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131013/p4

「見えない道場本舗」過去記事から2(続災害救援、糸井重里の過去コピー、シリア内戦と米爆撃など

作戦名「サンカイ(友達)」!!空前の、フィリピン救援作戦を自衛隊は実施する。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131121/p4
  
フランス「国民戦線」現党首マリー・ルペンは「父親が極右の親玉だ」と学校で被いじめ経験あり。その時、教師は…/ http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140625/p2
  
イスラム国もアサドもエボラも海賊も…「日本が関わらないうちに、誰かがやってほしいなあ」と思う気持ちは確かに自分にもある。それが平和主義というならそうだろう。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150131/p2
  
糸井重里氏「まず、総理から前線へ。」の反戦コピーの出来を後悔。「今なら戻してって言う」 - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150221/p4
  
「お前が行け」論(ジェシカ・百田論法)の資料〜あるいは「ポポイ(@popoi)さんの覚悟」を見守るスレ。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150427/p1
   
「お前が行け論」の典型としてのpopoiさんの発言を考える/そして彼は、紛争地に自分も行くと宣言? - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1067256
  
【「お前が行け」論まとめ】ネパール余震で再論…「現地を救援せよ」と机上で言う我々は、大なり小なり「災害版トリューニヒト」(銀英伝)なのだ、と自認しよう。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150516/p5
  
またも再論。「ジェシカ・エドワーズ論法」の危うさ、反対側から見るとわかってもらえたかな。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150717/p2
  
「お前の家に難民を住まわせてやれよ」は、無効な議論である…「お前が戦場に行け(ジェシカ論法)」と同様に。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20151002/p5
  
「政治家こそ戦場に行け!」という議論が、本当に戦地帰りのヤバい奴を政界に呼び寄せるかも、という話〜だよもん氏のツイートを中心に - Togetterまとめ http://togetter.com/li/875432
 
元難民担当国連職員(東祥三)が「SEALDsは(紛争の)現場に行きなさい。日本にいる限り机上の論理だ」〜ここにもジェシカ論法か… - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160116/p1
 
南スーダンPKO撤収決定を喜ぶ。「不作為」の犠牲リスクは承知、あとは南スーダン国民諸君自ら平和を求めよ。NGOにも、幸運を祈る - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170311/p2
  
『「壁のない社会を」とか言ってる人の家の門は…』という揶揄は、アレ(ジェシカ論法)と同じ、という話。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170525/p5
 
「安倍首相、踏切で救助試みて死亡した女性に感謝状」への賛否両論に関して http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131004/p4
   
「シリア討つべし!」論に立つ日本知識人続々。…だが、例の「お前が行け論」が仮に有効なら、彼らは?? -http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130920/p2
  
シリア内戦問題「介入すべきだった」論に「ならお前が行けよ!」論は有効か?Inumashさんのツイートから - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20180504/p1
 

古典としての「お前が行け論」

源流としての
長谷川如是閑「戦争絶滅受合法案」
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/hasegawa_nyozekan.html
与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」
http://www.geocities.jp/the_longest_letter1920/kimi_shinitamou_koto_nakare.html
「すめらみことは戦ひに  おほみずから出でまさね」

関連本

この問題を一章を割いて評論した本があります

思想家志願

思想家志願



「銀英伝」や「創竜伝」の関連場面をプレイバック

ジェシカ(銀英伝)の元テキストは再度引用しよう。

「あなたはいま、どこにいます?」
「は、なんですと?」
「わたしの婚約者は祖国を守るために戦場に赴いて、現在はこの世のどこにもいません。委員長、あなたはどこにいます?死を賛美なさるあなたはどこにいます?」
「お嬢さん・・・」
「あなたのご家族はどこにいます?わたしは婚約者を犠牲に捧げました。国民に犠牲の必要を説くあなたのご家族はどこにいます?あなたの演説には一点の非もありません。でもご自分がそれを実行なさっているの?」(ジェシカ・エドワーズ)

「あなたがたが、口で言うほどに祖国の防衛や犠牲心が必要だとお思いなら、他人にああしろこうしろと命令する前に、自分たちで実行なさったらいかがですか。…たとえば、主戦派の政治家・官僚・文化人・財界人でもって『愛国連隊』でも作り、いざ帝国軍が攻めてきたというとき、真っ先に敵に突進なさったらいいでしょう」(ヤン・ウェンリー

「結局のところ、あなたがた権力者はいつでも切り捨てる側に立つ!手足を切り取るのは確かに痛いでしょう、ですが、切り捨てられた手足からみれば、結局のところどんな涙も自己陶酔に過ぎませんよ」(ワルター・フォン・シェーンコップ)


創竜伝では「地の文」で熱く語っている(笑)

> 「死者が出るから戦争は悪だ、という考えは幼稚で感傷的なものだ。生命より貴重な正義と国家の威信というものが、この世には存在するのだ」
>  そういうことを主張する人間が、最前線で戦死した例は、アメリカでもソビエトでも日本でも、けっしてなかった。べトナムのジャングルで、蚊に刺され、蛇に噛まれ、死の恐怖をまぎらわせるために服用した麻薬のために心身ともぼろぼろになり、血と汗と泥にまみれて死んでいったのは、無名の兵士たちであり、大統領でも国防長官でもなかった。 一九八九年にアメリカ合衆国の副大統領に就任した人物は、父親の地位と権力を利用して徴兵のがれをやり、べトナム行きをまぬがれた。
>  つまり、人の世に、「権力者の生命の価値をしのぐほどの正義」は存在しないのであろう。「生命より正義がだいじだ」と権力者がいうとき、生命とは「他人の生命」であって、自分や家族の生命ではない。このことは、誰でもおぼえておいたほうがいい。
>  このような書きかたをすると、「世の中はそれほど単純なものではない」という言いかたで反論してくる人がいるものだが、複雑な議論というものは、単純な疑問を解決してからおこなうものだ。世のなかに、生命よりたいせつなものはたしかにあるかもしれないが、それはひとりひとり異なる。権力者の美辞麗句にだまされないほうがいいだろう。むろん世の中には、「だまされたいの、だましてェ」という趣味の人もいるだろうから、そういう人は勝手にすればいい。ただし、破滅するのは自分だけにして、「だまされないぞ」と思っている人をけっして巻きこまないことだ。
創竜伝4巻 P185)

補足資料 有名人の発言採録橋下徹氏や、ウーマンラッシュアワー村本大輔氏のも)