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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「SEALDsデモで全共闘世代の人が、タックルで警官ふっとばしてた。そういうのが大事」(栗原康氏)

【日刊SPA!】テロの無差別殺人を可能にするのは国家の仕組み――2015年のトピックを政治学者・栗原康が振り返る http://nikkan-spa.jp/1026208

――具体的に、デモ側にはどんな行動が求められるのですか?

栗原「ぼくは、国会前でもギリシアの暴動みたいになったらいいなと思っていたのですが(笑)。でもそこまでいかなくても、警官とケンカをしたり、もっと国会に近づいて抗議しようと路上に飛びだして、路上を人で埋め尽くして歓声をあげてみたりと、そういうごく当たり前で単純なことです。

 SEALDsのなかでおもしろいなと思ったのは、70歳くらいですかね。全共闘世代の人って強いんですよ。警官とケンカになることもあるけど、一人でタックルしてふっとばしたりしていた。若いころの経験をからだで覚えているんでしょうね。あらためて、そういうのが大事なのかなと。

 デモで大切なのは…(略)権力者なんかにぜったい従わないぞという意思をどれだけ見せつけられるのかということ。…(略)今の若者よりも団塊の世代のおじいちゃんたちや、おっさんたちのほうがむしろ若者らしかった(笑)。暴れまくりですよ。

栗原康さんという方である。


http://wpb.shueisha.co.jp/2015/11/03/55903/3/
栗原 (略)普通、海外で安倍くらいのことやられたら絶対暴動になってると思います。ギリシャだったら国会焼き打ちとか(笑)。それくらいあばれるのが自然ですから。そこで、メディア受けなんて考えずに思い切ってハチャメチャにやってしまう。路上であばれることができると自分の感覚が変わってきます。「あれしちゃダメ」だらけの感覚が消えて「あれもこれもできるんだ」という無数の力が自分の中に湧いてくるのに気づく。街頭でもサークルでも職場でもどこでもいいから一度そういう感覚を取り戻す。それが大事

こ…これはこれで、ひとりのサムライ! と言うわけにも行かないが、ここで、例の究極的には無効な「ジェシカ論法」をあえて持ち出そう。

つまり、栗原康さん自身は、警官にタックルしたり、焼打ちをやったりしてるんでしょうか?と…。
だが、週プレのインタビュー冒頭には、氏の著書からの引用がある。ぜんぶ確認しないと確実にはいえないけど、実際に警官と肉体的に戦ったみたいだ。

「ブタのようにうんと腹のでた警官二人組にとめられた」「原子力装置を破壊せよ」「ケンカだ、愉快だ、気分がよい」……。


つまりは、かぶきもんだな。

しかし、こうなるかどうかはわからないし、かぶきもんを宣言したらしたで、ほかの傾奇者が挑戦(推参)するわけでな…



そんなかぶきもんも、カネにはちと困る。

http://www.wanibookout.com/8827/2/
雨宮 私からも栗原さんの本の紹介をさせていただきたいと思います。『はたらかないで、たらふく食べたい』という、タイトル通りの本なんですけど…(略)最初やっぱりぐいぐい引き込まれたのは、“かの女”の話ですね。

はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言

はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言

栗原 はい、はい。

雨宮 彼女ができたんですよ。栗原さんに。彼女ができてフラれるという話なんですよ。以前の彼女ですね。付き合い始めたときから、栗原さんには収入がない。それがなんとなく、彼女的には気に入らなかったらしく。彼女に飲み会に誘われて行くと、彼女の友達に「やっぱり定職がないと……」みたいなことをチクチク言われたりして。最終的には、栗原さんの政治的な活動も彼女はイヤだと。「デモとか行ってほしくない」と言われ。それでも栗原さん、がんばっていて。『ゼクシィ』を読み、結婚式場の下見に行き、婚約指輪を買い、車の中で「これ……」と言って指輪の箱をパカっとかやってるんですよ!
 
栗原 案外楽しかったです。『ゼクシィ』安いし(笑)。結婚式場の下見とかすごい美味しいものが食べられて、わ〜い! とか言って楽しんでました。
 
雨宮 結構のりやすい性格(笑)! ご結婚を考えている方にも参考になる本だと思うんですけど、婚約というところまではいったけれど、非常勤講師になられる前だったので論文を書いたりしても、芳しい結果が出ない。
そんなとき彼女に電話をしたら、そこで彼女が激怒して、(音読する)「もう我慢できない。お前は家庭をもつ、子どもをもつということがどういうことなのかわかっているのか。社会人として、大人として、ちゃんとするということでしょう。正社員になって、毎日つらいとおもいながら、それをたえつづけるのが大人なんだ。やりたいことなんてやってはいけない。仕事なんていくらでもあるのに、やりたいことしかやろうとしないのは、わがままな子どもが駄々をこねているようなものだ。」

まあ、それより70歳で警官にタックルしてふっとばした、名もなき老人がすごい!!反安保界のフレッド・アトキンスか?

どんなタックルだったのだろう。片足タックル?ダブルレッグダイブ?
そのへんのことをぜんぜん詳しく書いてないのは怠慢のそしりを免れまい。
 


ちなみに
栗原氏は「SEALsで」といってるんだから、別にこっちがフォローする必要もないけど、年齢を考えても「SEALsメンバー」という意味じゃなくて、シールズが関わるデモだか集会だかに参加した一人、がこのタックルじいさんであって、別に同団体がそういう行動を命じたとか許容したとかじゃないだろう。「極左冒険主義者」というやつである(そうか?)