格闘技の記事ですが、詳しい人向けというより一般向けです
Rena! Rena 1R subm (vs. Miyuu Yamamoto) pic.twitter.com/YQpSL1FBqV
— Jolassanda (@Jolassanda) 2016年9月25日
@minadukijune @zungurikuma
— じゅんパーちゃん (@jun_p_can) 2016年9月25日
UFCでは、あの決まり手は日本の勝村選手が使い出して、ニンジャチョークって言われてます。
そうかRENAのは勝村選手のニンジャチョークだ。脇通してないもんな。
— Y (@yas_bizarre) 2016年9月25日
あとRENAセンパイ見事なニンジャチョークでした。
— 勝村周一朗 (@shu_katsumura) 2016年9月25日
タックルにはニンジャチョークって見本のような入り方。
UFCではニンジャチョークって表記されるときもあるんだから、ライジンさんでもそうしてくれたらいいのに。
まあ修斗で俺がベルト取ったときもフロントチョークって表記されたけど笑
あ、よかったらどうぞ。
— 勝村周一朗 (@shu_katsumura) 2016年9月26日
タックルに合わせるだけじゃなく、パスしながらとか上四方からとかガードからとか、色んなパターンの入り方教えてます。
変形肩固めっつってヴァンフルーチョークも収録してたの忘れてました。笑
お買い得です。笑https://t.co/N9UHSHv5zy
このブログもいいかげん長期にわたっているので、なんと2010年、それを勝村が披露し、タイトルを奪取したときの記事とかあるねん。
奇跡は、奇跡を信じた者だけが起こす。勝村周一朗戴冠劇を生んだ謎の絞め技は? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100325/p2
そして、そこから本人の記事にリンクあり。
2010年03月24日05:42
ニンジャチョークhttp://blog.livedoor.jp/zst_katsumura/archives/51437734.html
写真はルミナさんからメールで送られてきたの勝手に載っけちゃいました。
てか、ルミナさんにあんなに褒められたの初めてだったかも。嬉しい。(略)
さて本題。フィニッシュについて。
公式発表はフロントチョークになってますが、僕らの中では『ニンジャチョーク』って呼ばれてる技です。
公式発表変えてくれないかな。。。
アブダビ王者のドライズデールとかも使ってるらしいけど僕のが先です(笑)。極まらなかったけど2006年のバレット戦で出してるんで。
その半年くらい前から使い始めてて、ちょうどリトアニアに遠征するときで向こうでニンジャの格好でやってたりしてたからニンジャチョーク。
(略)
たぶん、この技だけで技術DVD出せるくらい色々あります。
こないだ極めたのはラバーガードから。
あれも得意なカタチ。
必殺技があるって言ってたでしょ!?
それとそれ混ぜちゃう?みたいな複合技だって。ラバーとニンジャのコラボ。
この入り方は完全にオリジナルでしょ。
教えて欲しい方はグランドスラムまで!
そんなわけで、よかったらニンジャチョークの名前を皆さん使ってください。
あ、名前だけじゃなくて技も使ってくださいね。
さすが、よくわかっていて、猪木が「元気ですかーっ!」「ダーッ!」だけで、高田延彦が「でてこいや!」のフレーズだけで、金額になおせばいくらになるか分からないほどの仕事や報酬が入ってくるように、「代名詞」があると、それがばんばんと仕事につながってくるんですわ(技と一緒にするな)。
実際に上にあるように
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で、MMA20年以上の歴史は、今も昔も大きな位置を占めるレスラー、グラップラー系の「タックル」に打撃系がどう対抗するかの歴史でした。
「切る」「すぐ立つ」なども大事ですけど、肘うちや膝蹴りも進歩した。ジョシュ・バーネットがトラヴィスに敗れたあの技。
トラヴィス流の、タックルを肘で封じる”新技術”…紙プロ「カメラマンの源さん」の予言が成就? - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140109/p1
だがそれ以上に、「ギロチンチョーク」で相手のタックルに対抗するのも基本動作のひとつになりました。
だがギロチンは、そうでない極め方もたくさんあるけど、一番一般的で効果的なのは自分があおむけに倒れてその態勢で極める方法。
だが、失敗したら上になられる。
RENAがやったような形のニンジャチョークにはその危険がないので、そういう点でのアドバンテージがない…という。
しかし自分は、かなりの種類の関節技を知っているし、実際にかけたかけられた経験もあるのだが、ニンジャチョークは「知っている」「かけられる」というレベルではない。
サブミッションは井之頭五郎がそうであるように、紳士淑女のたしなみであり、教養なのである(そうか?)。
今後、学ばなければ。
あの技をテレビでみた人も、ただぼーっと見るのではなく「自分にも、あのフィニッシュの絞め技が使えるだろうか?」「どうやって極めたんだ?」と考えるような知的好奇心がほしい(そうか?)
※この「関節技の入り方を知るのは教養足り得るのか」という議論を、以前してました。片方は100ブクマを突破しているのはなぜだ(笑)
腕がらみ、腕十字、フロントチョーク、脇固め、三角絞めを、学校教育で教えたら - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120316/p2
お前ら「孤独のグルメ」でアームロックって技知ってるだろうけど、実際にあれ使えるかい?という話。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140613/p1
ちなみにこのブログをほじくっていくと、UFCではジェイク・エレンバーガーがジェス・コスチェックにこの技で勝利したことがあるらしい。
★UFC184:第9試合・ジェイク・エレンバーガー vs. ジョシュ・コスチェック - 格闘技徒然草 (id:lutalivre / @lutalivre_jp) http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20150301/1425181145
コスまたタックル。切られる。しかしまた押し込み。エレンバーガーがニンジャチョークに。コスはスピンして外そうとしたが、仰向けになってノーアーム・ノースサウスのような体勢になり絞め続けるエレンバーガー。暴れるコスだが外れずタップ。