大阪市職員のみなさんは、是非個人で受け取ってください。そのお金はそれぞれの周辺で消費して下さい。 https://t.co/8pH1HVsEzV
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) April 21, 2020
橋下さんの強い言葉が目立ってしまいますが(あれも一つの例え話かと思いますが…)、今の状況下では維新も公務員待遇に手を入れるようなことはしないと理解しています。最前線で頑張っている方々には10万円は受け取ってもらい、地域経済を回してもらう。政治家は寄付。区分とメリハリが重要ですね。 https://t.co/ew8U1cXb5V
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) April 21, 2020
この10万円は生活保障。給料、ボーナスがびた一文減らないことが確実な人には給付する必要はありません。生活保護受給権者も。スピード実務のために全世帯に申請用紙を配布するにしても、受給禁止とルール設定するのが政治の役割。高額所得者には税で事後的に回収すればいい。 https://t.co/eqXGcypS3J
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 21, 2020
ありがとうございます。生活保障と経済政策は本来切り分けるべきですが、結局今回の支給は5月以降になり、生活支援と経済政策の境目は曖昧に。となると公務員等にも消費をしていただく効果は出てくるかなと。ただ全体として、国会の不作為により40点くらいの政策になっていることは大反省です。。 https://t.co/GfDTRiVD8C
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) April 21, 2020
10万円現金給付を閣僚は受け取らないことを決めたと報道されているが、こういう行動・発信はやめた方がいい。受けとらないことが美学のような風潮を作りだすと真に助けを必要とする人が受けづらくなる。「貧困の告白を強いる」制度にしてはだめで、受けとらないなら黙って受け取らなければいいだけだ。
— 玉木雄一郎🍵 田中けん42才@静岡4区 (@tamakiyuichiro) April 21, 2020
最前線で頑張っている公務員には特別手当の支給。寄付や経済対策は別の話。これが僕の納税者感覚。明日の資金繰りに奔走している人たちはこんな感覚だと思っています。経済対策は休業要請が解除してからでないと意味なし。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 21, 2020
10万円、私は申請して、全部地域で消費させていただきます。申請しないと国庫に溶けてしまうだけ。本来、和光市には来ないお金なので、全額きっちり市内で使います。時節柄、飲食店のテイクアウトかなあ。タグ作ってみました。#10万円の使い道 #10万円もらう政治家
— 和光市長松本武洋@日々是手洗い (@takeyanm) April 21, 2020
最近バズってる、給付とえらいひと、に関するもろもろですが
別にこれは政治家だけに留まる話ではないでしょうね。ホリエモンや孫正義さんやゾゾタウン前沢氏のような企業家は申請するのか。
松本人志やビートたけしのような、高収入のエンターテイナーにして、ワイドショーなどで語るオピニオンリーダーなどはどうするのか。
ただ一方で、「受けづらくなるから、政治家も敢えて率先して受け取る」という議論でも解決するわけではないとも思うぞ。
というのは…すでに方針決まっているけど、国会議員や首長はこういう時に歳費の一部返上をやるわな。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自民党の森山裕、立憲民主党の安住淳両国対委員長は14日午前、国会内で会談し、議員歳費の2割を削減することで合意した。当面1年間の措置とする見通し(略)
森山氏は会談後、記者団に「非常に厳しい状況が続いている。国会も国民のみなさんと気持ちを一緒にするのが非常に大事だ」と述べた。安住氏は「企業も経営難に陥ることは明らか。我々自身が範を示す」と語った。景気回復の時期を見込み、1年にするという。
(略)
2011年の東日本大震災の際にも、復興財源確保などのため歳費を削減していた。
安住さんが「我々が"範を示す"」として議員報酬返上を提唱。
— Shin Hori (@ShinHori1) April 14, 2020
しかしその言葉の意味通りなら、「国民は議員を"模範"として収入を減らせ」という趣旨になってしまう。https://t.co/rmFQYw7D0uhttps://t.co/rmFQYw7D0u
歳費削減が「範を示す」なら、一律給付金の辞退やもらったぶんを寄付する行為も「範を示す」ことになるまいか、だ。
一方で、寄付表明も相次いでいるが…
10万円給付 所属議員らから集め寄付へ 維新 松井代表
2020年4月21日 18時01分緊急経済対策として行われる現金10万円の一律給付について、日本維新の会の松井代表は、記者団に対し、給付金は受け取ったうえで所属議員らから10万円を集め、生活に困っている人などに寄付する考えを示しました。
この中で、松井代表は「党として、市町村議員も含めた全員から給付された10万円を集めたい。集めた給付金は状況が厳しい人たちに少しでも行き渡るようにしたい」と述べ、党に所属する国会議員や地方議員、それに、知事や市長から給付金を集め
www3.nhk.or.jp
10万円給付 国会議員が受け取り医療現場へ寄付検討 国民
2020年4月21日 19時19分新型コロナウイルスの感染拡大を受けた現金10万円の一律給付について、国民民主党は、総務会で、党所属の国会議員が受け取ったうえで、医療現場に寄付することなどを検討していくことを決めました。
維新は顧問だかなんだかしている橋下氏の提言を華麗にスルーするようだ(笑)。でも、それ以上に国民民主、玉木代表のツイートと矛盾してない?
『こういう行動・発信はやめた方がいい。寄付することが美学のような風潮を作りだすと真に助けを必要とする人が受けづらくなる。「貧困の告白を強いる」制度にしてはだめで、寄付するなら黙って寄付すればいいだけだ』とはならんの?
ぶっちゃけ、「あなたの10万円はどこにいます?」は、「金銭版ジェシカ論法」なんだよね
もう、「ジェシカ論法」という言葉を当たり前のように使っているが、うちのブログを一歩出たらまったく通じない用語なんですけどね(笑)
興味ある人、初めてでこんな言葉初めて聞いたという人は、当ブログ内をご検索ください。
ジェシカ論法 の検索結果 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
要は、こういうこと。
ただし…だからして、これの扇動力は強いでえ。はてなブックマークのような、世間一般からの距離は1000光年ぐらいあるようなガラパゴスかイゼルローン共和政府か、ってところとは違って、おそらく”世間一般”では「国会議員が辞退する?そんなの当然だよ!」「首調でありながら、だれか貰うやつ、私的に使うやつはいるのか?けしからん!」のほうが多数派になると思いますよ。
ちなみに和光市長も、よく考えたら「地域で消費する」という「別の正義」を持ち出さないと対抗できないんですよね。「なんで地域で使おうとするんだ、どこで使おうと自由ですよ。貴方がそう言うと、皆地域で使わないといけないかのように”萎縮”する」とたしなめるひとぁ、あんまりいねえな。実際「地域のお店で買い物してない悪い子はいねぇが?」的相互監視が、田舎に行くとあるとか、ないとか…
そして「しない善より、する偽善」という言葉も、また後押しになる。国予算の負担を減らすために、自分がもらえる額を辞退する、も、自分がもらったお金を、全額よきことのために寄付する、
それ自体が、単体でいいか悪いかといえば、少なくとも悪いことではない。
杉良太郎の言葉を思い出す。
「偽善で売名ですよ」杉良太郎の復興支援インタビューが男前すぎる「偽善とか売名と言われることもあると思いますが…」
と聞かれた杉さんが、
「ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。私のことをそういうふうにおっしゃる方々もぜひ自腹で数十億出して名前を売ったらいいですよ」
数十億と十万じゃあ単位が違い過ぎるが(笑)実際にそうやるなら、単位はどうあれ自民党のセンセイも、維新や国民民主のセンセイもそういう資格はある。
この人も、「10万円を寄付して、それを集めて基金を…」と提唱した。額はともかく、杉良太郎的精神、といえる。
申請したら国が10万円くれるみたいやけど、最初は申請しないとこうと思ったけど、国に預けてても何使われるかわからんし、スピード感もないので、その10万円がなくても踏ん張れる皆さんを集めて『10万円基金』みたいなん作られへんかな。どうやろ?
— たむらけんじ (@tamukenchaaaaa) April 17, 2020
色々とご意見をお願いします。#たむけん pic.twitter.com/4TaG4N8Amw
そしてこういうことで政治家や芸能人の社会的評価が左右されていくと「もともと金持ち」「副業などに手を出して儲けの道がほかにある」な人が生き残る、我慢比べあるいはポトラッチになっていくんだけどね。
「公立教育を進めるべき政治家や公務員が、自分の子を私立学校に進学させてる!」話もあったよね。
あれも、ごく近い親戚。
藤田孝典氏の「申請しないのは無責任」「不要不急の10万円をお金持ちは何に使うのか注目してほしい」
この後半
……その一方で、もともとお金がたくさんある人たち、損失が大きく出ていない人たちはどう振る舞うのかも見ておいてほしい。
ある人にとっては不要不急のお金が配られる。現金一律給付の面白さはここだ。大阪は早速、とても面白い。
大阪で先行して議論が始まったように、全国各地、各団体でも面白いアイディアを出してほしいし、「お金持ちの10万円」「困っていない人の10万円」をめぐって、様々な議論を始めてほしい。あってもなくてもよいお金を何に使うのか。
あるいは「てやんでぇ!10万円なんてケチくせえ!俺は100万円寄付するぜ」というヤツが出てきても面白い。
またあの「お年玉配布」が趣味の社長はお金を追加で配るのだろうか。何にどのように10万円を使うだろうか。
今回のお金は税金である。血税とも呼ばれる。ここもまた面白い。
社会的に多くの方たちから集めたお金が一定量、みんなのもとに返還されてくる。
バラマキ批判、税金のムダ使い批判の人たちは国庫に返納するだろうか。いろいろと興味深い。
結局、みんな「金持ちに対しても10万円送られる」ことに違和感があるだろう、という前提で「注目してほしい」となってるんだよなあ(笑)。この方が「現金給付を申請しないことはダサい」「一度貰って寄付するのがいい(金持ちが寄付するか、見ておいてほしい)」というのは、「NPO法人を運営している立場から、寄付が活発に行われてほしい」という、そういうことのような気がするが……
そもそも、そういう質問を投げかけてるからそう答えてる、ということもあるようだが
自民・維新・国民民主以外の、主要政党の党首の皆さんは、どう答えているのであろうか?報道はあるかもしれないが把握はしていない。
今日の菅義偉官房長官の記者会見で「給付金を申請しますか」と聞いていた記者がいました。記者が記者会見で官房長官に質問するのは国民の知る権利のために質問内容は制限されるべきではありませんが、あまりにも下衆な質問だとわたしは思いました。
— 肥モン (@koemonn7) April 20, 2020