INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

小西議員「サル問題」と「オフレコ問題」は全く別話。さて後者は?/事実関係の主張も齟齬

ここからの続編。
m-dojo.hatenadiary.com




これが、氏の現在の公式見解。

彼にご寄付をしたいひとはこちらから

そしてこれが、「全文革命」の成果。小西氏の会見が、ほぼノーカットでアップロードされている。

www.youtube.com
【ほぼノーカット】立憲・小西議員「サルがやること、蛮族行為だ」の発言で謝罪・釈明(2023年3月31日)

テレ東BIZ
チャンネル登録者数 174万人

30,179 回視聴 2023/03/31 #小西洋之議員 #立憲民主党 #サル発言
立憲民主党小西洋之議員は30日、衆議院憲法審査会について「毎週開催はサルがやることで蛮族の行為だ」と発言したことについて、謝罪するとともに釈明しました。その会見の様子をほぼノーカットでご覧ください。

小西洋之議員 #立憲民主党 #サル発言

WBS、モーサテ、ガイアの夜明けカンブリア宮殿などが見放題!
「番組未公開」コンテンツも盛りだくさん。
日本最大級の経済動画配信サービス「テレ東BIZ」。

▼▼「テレ東BIZ」はこちら(入会月無料)▼▼
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/lp/?utm_...

※「全文革命」とは当ブログで勝手に提唱している概念(笑) くわしくはこちらをご覧ください
m-dojo.hatenadiary.com


本題に戻って…



これすなわち、どういうことか。ある議論のツリー。



と、いうこと。「「サル」発言問題」を小西氏は撤回謝罪した、という。そっちの問題もまだ決着したとは言い難いが、それと別の問題、独立した問題として『「オフレコ」発言問題』がある、ということ。ここ重要なので、認識してほしい。
そしてさらに言えば、それに関係して、国会議員、政治家の小西氏はフジテレビやNHK、産経だっけ?そのへんに関して「取材拒否」を行い、さらに「法的措置」についても言及した。
と、なるとある意味で「サル」問題よりよっぽど大きな問題になるんじゃないか…いやすでになっている??かと。

以下、氏の発言の「オフレコ」「オンレコ」に関する情報アーカイブ

毎日新聞

 小西氏は30日、国会内で記者団の取材に応じ、「私はいつものように皆さんとの『オフレコ』の場だと理解していた。オフレコの場面で即時の撤回、修正をしたが、私の発言、報道により、不快な思いをされた方々にはおわびを申し上げたい」と述べた。

 29日の小西氏への取材は、毎日新聞を含む複数社が参加。実名報道を前提とする「オンレコ」取材で、ICレコーダーで録音していた。小西氏は「サル発言」の前後に「オフレコ発言しないほうがいいかもしれないけど」「サルって言ったら差別発言になるのかな?」などと述べたが、撤回や修正はしなかった。小西氏は30日、記者団に「普段からオフレコでも記者の求めがあれば録音に応じていた」などと説明した。

mainichi.jp

時事通信

…立民執行部は謝罪の意思を明確にするよう小西氏に指示。小西氏は報道各社の取材に陳謝の意思を示した。ただ、29日のやりとりは「オフレコと理解していた」と説明し、問題の発言直後に「撤回・修正の意思表示をした」とも主張。記者団は29日の取材前に「オンレコでいいか」と確認を取っており、双方の認識に食い違いが生じている。
 小西氏は放送法の政治的公平性に関する総務省文書を公表し、報道への圧力を批判してきた経緯がある。小西氏は「サル」発言を巡る報道に関し「私は名誉毀損(きそん)を受けたという認識だ」と語った。

www.jiji.com

産経新聞

立憲民主党小西洋之参院議員は30日、国会内で記者会見し、週1回の開催が定着している衆院憲法審査会を念頭に「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ」などと述べた自身の発言を撤回する考えを表明した。小西氏は「不快な思いをした方にはおわびしたい」と述べる一方で「発言後に撤回、修正の意思表示をしたが切り取られた」とも主張。報道内容に関して「顧問弁護士と相談している」と述べ、法的措置を示唆した。

(略)

同日夕以降、この発言が報じられると、今度はツイッターにメディア批判を連続投稿した。「放送法に違反し偏向報道を続けるNHKとフジテレビに対し、放送法などあらゆる手段を講じて、その報道姿勢の改善を求めたい」「産経とフジテレビについては今後一切の取材を拒否します」「元放送政策課課長補佐に喧嘩を売るとはいい度胸だ」などと表明した。

(略)…小西氏は30日夕に急遽、会見し、サル発言などの撤回を表明した。

一方で「(発言者を明示しない)オフレコという認識だった」と繰り返し、発言直後に「これは間違った発言だ」と気づき、撤回したとも主張。「その(撤回)部分を切り取って、前半の部分だけ報道するのは報道の在り方としてどうなのか」と疑問を呈した。「法的に問題のある表現行為があったのではないか。今、顧問弁護士と相談している」と述べた。
www.sankei.com

FNN

小西氏は、自らの発言を、次のように振り返った。

立憲民主党小西洋之参院議員「毎週開催はサルがやることという発言をし、また蛮族の行為、野蛮であると発言したことは事実です。ただあくまでもオフレコですけど」

小西氏は、“あくまでもオフレコ取材と認識していて、すぐに撤回修正した”と主張している。

しかしFNNが、29日の小西氏の発言内容を精査したところ、記者団に対し、発言を撤回するとは明確に述べてはいなかった。

www.fnn.jp

NHK

小西参議院議員は記者会見で「きのうはオフレコの場だと私は理解していた。『サル』というのは差別発言になると、撤回・修正の意思表示をしたが、切り取られて報道された」と釈明しました。その上で「私の発言の報道により不快な思いをした方々にはおわびを申し上げたい」と述べました。

共同通信

立憲民主党小西洋之参院議員は30日、国会内で記者会見し、衆院憲法審査会について「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ」とした自らの発言を謝罪した。与野党から批判や、発言撤回と謝罪を求める声が一斉に上がり、小西氏は「不快な思いをした方にはおわびしたい」と述べた。

 ただ「サル発言」をした29日中に撤回し、修正の意思表示をしたが、発言を切り取られたと主張。会見では撤回の意向を明確に示さなかった。
news.yahoo.co.jp


メディア側が、29日の小西会見についてのファクト、見解について述べている重要部分を大きく、太字にしてみた。
複数の社の認識が一致しており、恐らくそういう感じではなかろうか。


幕間狂言 朝日新聞はなぜ『小西氏が…と述べた』ではなく「(フジテレビが)『小西氏が…と述べた』と報じた」という書き方だったのか?

立憲・小西氏「放送法違反で告発できる」 自身の発言報じたTV局に

筒井竜平2023年3月30日 21時00分


 立憲民主党小西洋之参院議員が、自身の発言を放送したフジテレビに対し、「放送法違反でBPO放送倫理・番組向上機構)等に告発することが出来ます」などとツイッターで発信した。内容は放送局への圧力ともとられかねず、妥当性が問われそうだ。小西氏は国会審議で、放送法の政治的公平性の解釈をめぐり、政権を追及していた。

 フジテレビが取り上げたのは、29日の小西氏の発言。衆院憲法審査会が毎週開かれていることについて小西氏が「毎週開催はサルがやることだ」などと述べたと報じた
(略)
 これに対し、小西氏は29日に自身のツイッターで「(発言は)オフレコで、特に『人にサルはいけないですね』と撤回していた」と説明。その上で、フジテレビの過去の報道が「国会審議の核心論点を放送してない」と主張し、放送番組の政治的公平を定めた放送法4条に違反していると持論を展開した。元総務官僚である自身の経歴を引き、「元放送政策課課長補佐に喧嘩(けんか)を売るとはいい度胸だ」とも投稿した。

 小西氏は30日、国会内で記者団の取材に応じ、自身の投稿について「私は名誉毀損(きそん)を受けたという認識。非常に偏った報道で、一個人として対抗措置を取らないといけない」などと主張。「事実として放送法に抵触している」とし、政治的圧力にはあたらないと強調した。
www.asahi.com

いや、なんでこういう書き方なんだろうな?
というかそもそも、「サル発言」そのものを、どんな規模、どんな速さで報じたのだろう?
そのへんが肝

今回の報道を、時系列で並べてみたい(どこの社が早く報じ、どの社が報じるのが遅かった・報じなかったか)

それは後日の宿題。

飛べ!速く強く高く  
飛べ!速く強く高く  
雲を裂き 嵐を呼んで  
夢を 夢を 夢を 夢を勝ち取ろう!

www.youtube.com