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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ボツワナで、普通に総選挙で与党敗北、平和的に政権交代の見込みとか。既に敗北の党首は、勝利した党首に祝福メッセージ

興味があったので、いろいろ調べなきゃ―、と思ってたら非常にありがたいことにまとめができた。


togetter.com



ボツワナ、って申し訳ないんだが、その国名を知ったのはのちにジャイアント・キマラ2号(日本に定着して「2号」をとってジャイアント・キマラに)が当初「ボツワナ・ビースト」と名乗ったのが契機だよ(笑)

ジャイアント・キマラ(Giant Kimala)は、アメリカ合衆国のプロレスラー。本名:ベンジャミン・ピーコック(Benjamin Peacock、1964年2月19日 - )。ジョージア州メイコン出身(ギミック上はアフリカ・ボツワナ共和国出身を自称)。アメリカでは、ボツワナ・ビースト(The Botswana Beast)のリングネームで知られる。

WWFWCWで活躍した初代ジャイアント・キマラ(ジム・ハリス)とは別人。初代キマラとキマラIIを区別する場合、初代はカマラ(Kamala)と呼ばれる。

来歴
1986年にジョージア地区においてボツワナ・ビーストの名でデビュー。

1987年ジョージア州にてディープ・サウスヘビー級王座戴冠。

1990年にアブドーラ・ザ・ブッチャーのパートナーとして全日本プロレスに初来日。当時は初代キマラが活躍しており、ジャイアント・キマラ2号を名乗っており、1991年には初代キマラとタッグを組み、ブッチャーを交えたアフリカ軍団を結成している。その後、初代が来日しなくなり、ジャイアント・キマラへ改名した。1996年にブッチャーが東京プロレスに移籍すると、泉田純とタッグを結成。名物タッグ・チームとして人気を博した。
ja.wikipedia.org

余談も
いいとこ。

だがその後、ボツワナがアフリカでは相対的に安定した政治体制であることは知られるようになった。財政赤字だか、国債の格付けだが、報道の自由度かなんかで「日本はボツワナ以下」という煽り文句が…
ああ、国債か 2002年の話だ。

www.nhk.or.jp
2002年6月6日(木)

5月31日、アメリカの格付け会社ムーディーズが日本国債の格下げを発表した。これにより、既に先進国の中で最低になっていた日本の国債の格付けは「A2」(シングルAに相当、最上級から6番目)と、ボツワナやチリ以下、南アフリカと同じになった。 危機感を持つ財務省は、格下げの是非を巡って、格付け会社を相手に異例の論争を行っている。 なぜ日本国債は引き下げられるのか、日本経済の何が問われようとしているのか。識者へのインタビューを交えながら、日本国債格下げの波紋と背景を追う


そういう「アフリカの中では安定した政体と社会、経済も成長している」という印象は持っていたし、時々「アフリカの世紀」的な記事でもみかけていたが、
雪中の松柏 愈々青々たり。

経済が不調になり、現在の政権に不満が高まる中・・・・・・・

ボツワナで初の政権交代へ 独立以来の与党議会選敗北

2024年11月01日 20時33分共同通信


 【ナイロビ共同】アフリカ南部ボツワナで10月30日に議会選が行われ、マシシ大統領は11月1日、1966年の独立以来政権を維持してきた与党ボツワナ民主党(BDP)が大幅に議席を減らすとの暫定結果を受けて敗北を宣言した。AP通信が報じた。同国初の政権交代が実現する。
 野党連合「民主改革のためのアンブレラ」(UDC)を率いる弁護士のボコ氏が新大統領に選出される見通し。
 ボツワナはアフリカで最も民主的な国の一つ。世界有数のダイヤモンドの産地として知られるが、近年は価格下落に直面。経済多角化に向けたBDPの取り組みが不十分だとして国民の不満が高まっていた。
www.47news.jp

そして、アメリカでトランプが伝統を絶やした(ゴアはどうだったかな…結果が裁判所まで行ったからな…)、あれをやったのだそうだよ。

ドゥメラン・バガエツォさん、皆様お元気でお過ごしのことと思います。新会長に選出された Adv.
@duma_boko
氏の勝利に心からお祝いを申し上げます。
この偉大な国に奉仕し、導くことができたのは光栄であり、皆さんが私に寄せてくださった信頼に深く感謝しています。

この民主主義の節目を祝うにあたり、私はすべての国民が団結して新政権を支持するよう呼びかけます。

共に平和の価値を守り、スムーズで途切れない移行を実現しましょう。この瞬間は、民主主義への私たちの取り組みと国家の強さの証です。

皆様のご多幸をお祈りするとともに、この度私に奉仕の機会を与えていただいたことに感謝申し上げます。

プラ!



Dr. Mokgweetsi E.K Masisi
@OfficialMasisi
·
11月1日

It has been a privilege to serve and lead this great nation, and I am profoundly grateful for the trust you placed in me.

As we celebrate this democratic milestone, I urge all citizens to unite and support the incoming administration.
Dr. Mokgweetsi E.K Masisi
@OfficialMasisi

Together, let us uphold the values of peace and ensure a smooth and seamless transition. This moment is a testament to our commitment to democracy and the strength of our nation.

Wishing you all the best, and thank you once again for allowing me to serve.

Pula! 🇧🇼

「いちおう、制度上は民主主義の形がしつらえられたけど、大丈夫なんかな?ほんとに機能するのかいな?」という目は、「疾風の勇人」「角栄に花束を」で描かれた50年代、60年代の時代の日本も世界からそうみられただろうし、80年代末からの韓国や、90年代に李登輝が本格的に民主化した台湾もそうだったろう。


クーデターやら、政権の権威主義体制化で行ったり来たりした国も枚挙にいとまがない。



ボツワナの今後がどうなるかは、予想できない。ただこの瞬間は、それを祝い、敬意を表したい。


そして最古の民主主義国家は、さて選挙の結果、ボツワナと比較して、どうなるかな・・・・・・


【追記】タイトルを時々目にすることがあったこの「アフリカで奇跡を起こす」ってルワンダでもコートジボアールでもなくボツワナだったのか…
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