4/12(金)13:00 NHK BSシネマ
— 和名スズキダイ(映画愛好家) (@wamei_suzukidai) April 12, 2024
「ジェロニモ」
どうか、この戦いに終止符を
●監督 ウォルター・ヒル
●出演 ジェイソン・パトリック、ジーン・ハックマン ほか#映画 #BSシネマ https://t.co/TEuwwbDQaD
遠藤浩輝が格闘技漫画「無敗のふたり」で帰還。ネット連載か/「同じ場所から練習を眺める」について
「異色の超王道」という言葉は一種の反語だけど「バクマン。」で似た言葉が使われたね、「邪道の王道」。
それはともかく、格闘技漫画があらたにスタート。
ブクマが3桁超えたのを見て、はてな界隈が格闘技に興味あるんだか無いんだか、またわかんなくなってきた。
[B! マンガ] 無敗のふたり - 遠藤浩輝 / 第1話 | 月マガ基地
ただ、最前線のジャンプで、兜首が討ち取られたばかりで……いや、それの復讐戦だ!!と思いたい。敗退したが集英社戦線、レッドブルーで小学館戦線、そして講談社でも戦線が開かれた!!秋田書店は、まあ完全に制圧して占領してるとみなしたい(笑)。 ばきらへん。
遠藤浩輝氏は、二つのSF作品をオールラウンダー廻以降連載していたな。片方の「元素を操る超能力者のバトル」って斬新だなーと思ったのだけど、これは自分に素養がなかっただけでけっこう他作品にも登場してた設定らしいね
愚者の星は、ほかの惑星を舞台にした作品だった。
comic-days.com
過去の「オールラウンダー廻」関連記事は多すぎて紹介できない。
この最終回直前の総括回に、主要記事へのリンクは貼ってある。
m-dojo.hatenadiary.com
しかし、今回「月刊マガジン」にて連載が始まったのかと思ったら、完全ネット連載で……このへんはどんな経緯だったのかはちょっと気になります。いまやそうやって、ネット連載に主流が動いていくんだ、とポジティブに見なすこともできるし、やはりいまだに「鳴り物入り」の連載は紙雑誌に載るが、社内的な判断で格闘技漫画は「鳴り物入り」にならなかったのかもしれない。
やっと作品に話が行くが、スポーツ漫画で「指揮官」「参謀」的な人を中心に置いた作劇も最近は多い。GIAINTKILLINGもいまやスポーツ漫画を代表する大河長期連載だし(ただし物語内の進行の遅さはおどろくほどだが(笑))。
格闘技漫画を、トレーナーの視点から描くとなると、かなり専門的な説得力ある蘊蓄が必要となるが、作者の実績的にはこの心配はいらないでしょう。
そして第一話の段階では、少し皮肉でピカレスクで、冷たい感じもする「勝利請負人」な感じのトレーナー。これがやや思慮は足りなそうだが、陽性のキャラクターを持つ若者と絡むことでどう別の面が描かれるか、或いは双方が変わっていくのか……という感じだろうか。
で、印象的だった、トレーナーが主人公の怪我を見破るシーンで、こんな話があった。
これが最近紹介した、落合博満を描いた「嫌われた監督」にも登場してたんです。
「ここから毎日バッターを見ててみな。同じ場所から、同じ人間を見るんだ。それを毎日続けてはじめて、昨日と今日、そのバッターがどう違うのか、わかるはずだ、そうしたら、俺に話なんか訊かなくても記事がかけるじゃねえか」
同じように、コンバートの話があった。
慣れない守備位置に変わることで
鉄壁と思われていた二遊間守備(特に遊撃手)の送球エラーが激増したそうです。
でもチームはその年に優勝してしまいます。
周囲の人たちは、
「鉄壁の守備位置をなぜわざわざ変えるんだ!それによってエラーが激増してるじゃないか!」
と非難轟々。
守備位置をコンバートされた本人たちすらもなぜ替えられたのかわからない。
しかし、周囲からは鉄壁と思われていても、
徐々にその守備範囲が狭くなっていっていることに、
定点観測をしていた落合監督だけが気が付いたそうです。守備位置を入れ替えることで守備範囲が広がり、
増えるエラー以上に、これまでヒットになっていた打球をアウトにできるようになっていた、
ということに後から気が付かされたとのことでした。
miraisouzou.jp
記録上のエラーは全く出ない。だが慣れと惰性により、ボールを足で追うより「目で追う」ようになり、これまでなら追いついていた球をあきらめるようになった。
コンバートで失策の記録数は格段に増えた(記録に残るほど)が、その一方で、以前ならヒットだった球に食らいついて止めた守備がいくつもある……
ということを、同じ場所でずっと見ている落合は気づいた、という話。
これらは純粋に格闘技でもどこでも同じだ、ということもあるだろう。
面白い第一話だった。
— atabashi (@atabashi1) April 9, 2024
バイクレーサーの片山敬済も似た様な事を言っていた。
人ではなくコースへの理解と言う意味で。
合わせて自分自身の技術向上にも効果が高いとか。 https://t.co/fIg0W9nJJs
その一方で…ひょっとして、トレーナーや指導者の名人談というのは、物語の中で別ジャンルから応用しても「らしく」なる、ということかもしれない。それもまた取材や知識の成果である。
そのへんもまた、連載中においおい明らかになっていくだろう。
ついでに、この機に遠藤氏も、Xへの投稿を復活させればいいのにな。
元DEEP王者・ジョビン氏のYOUTUBEが消滅? あのテーマを語ったから?
自分は世代的に? なのか、どうしてもYOUTUBEの視聴習慣が身につかないんだが(嫌いとかは全然無いのよ。本当なんというか「視聴習慣」がつかないだけ)、それでも時折見るのが、元DEEP王者のジョビン氏の動画。しかし…
興味深い内容になってます!リツイート&いいね宜しく!
— ジョビン (@jyobin_channel) April 9, 2024
【対談】ジャン斎藤とは一体何者なのか!?フジテレビショック。PRIDEの終焉。紙のプロレス。小川直也。戦極。他格闘技界の裏側を格闘技ライターの中心人物が徹底的に語る!前編!https://t.co/I6WrNy16kh pic.twitter.com/PQpuQk2y87
往年の格闘技ファンも新規のファンも見て下さい!
— ジョビン (@jyobin_channel) April 10, 2024
【対談】高田延彦の功罪!高田のPRIDEでの試合。UWFインターでの北尾戦。ジャン斎藤が選ぶオールタイムベスト興行&最も好きなファイターとは!?往年のプロレス&格闘技ファンに捧げる!後編!https://t.co/1dz4uAZofK pic.twitter.com/BDsv0Ja3WT
松澤チョロさんからのLINEによれば、ボクの大好きなジョビンさんのチャンネルが消えているらしい……31名のDropkick会員ならおわかりのように普段よりブレーキを掛けたトークだったのでボクのせいではないはず! ハローハロー! pic.twitter.com/v5YNqAS5bJ
— ジャン斉藤 (@majan_saitou) April 11, 2024
大学新入生や新社会人は「クレジットカードを作って定期利用し『きちんと返済した履歴』を積み重ねる」必要があるらしい、との話【毎春恒例にしようかな?】
X上で何の気もなく、7、8年ほど前に作成したまとめを紹介したら、結構反応があった。
そうか、よく考えたら毎年、4月にはふつうに新大学生も新社会人もいるんだ。そういう人たちの中には「クレジットカードを作るか作らないか」を迷ってる人もいる、のだろう。
まあ、この時代から比べると、クレジットカードはさらにさらに社会に溶け込んで、普及しているだろうけど・・
現金を持ち歩かないで済むとか、そっちの方面の利便性はさておいて、”クレヒス(クレジットカードヒストリー)”の話。
正直理不尽な話だが
A「カードは借金、大嫌い!いつも耳をそろえて現金で」
B「支払いはカードで毎月払ってます」
の人では、支払い遅延がない限りにおいては金融界での「信用」が違い、Bのほうが圧倒的に信用されると。
Bさんのほうを世間(金融界)は「借金をきちんと返した実績の記録ががXXX回もある、信用できる人」
これまで現金払いのAさんは「借金を返した実績がゼロ。うさんくさー。」
と認定してしまう!
自分はこれで、納得いかないものを感じつつクレジットを使い始めたんだよな
この話を聞くまでは、自分はクレジットカードはやっぱり、意図的に使うのを避けていた。
借金コワイ、ということでね。
だとしても、このへんの支払いは必ず定期的にあるのだから、こうしたらどうですかね。
学生はまさに放蕩無頼な生活をしないのだったら十分余裕のある額を口座になんとかまとめて入れてもらい、そこは電気水道電話代だけクレジット経由で引き落としてもらえば毎月着実に「返済してる」の信用が積みあがるでしょう(ポイントもたまるはず)
ほぼ同じ内容を2017年にブログでも書いてたか
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中島みゆきなど中心にNHKBSで「カバー曲 春フェス」第一夜放送
[📺あす21:30~NHK BS]#カバーズ 春フェス🌸第1夜🌸#中島みゆき 名曲カバー✨
— NHK The Covers (@nhk_covers) April 10, 2024
♪化粧 #アイナ・ジ・エンド
♪歌姫 #斉藤由貴
♪宙船 #日食なつこ
心に沁み沁みのカバー😭
あす新年度初回🌸
今回から[BS]での放送は
木曜[21:30~]‼️#リリー・フランキー#上白石萌歌#岡村和義#スタレビ pic.twitter.com/FFkDP7Qe7T
くわしくは
www.nhk.or.jp
一度放送はされたが、時間を多めにとった「完全版」を二回にわけてやるらしい。
▼中島みゆき名曲カバー
♪「化粧」/アイナ・ジ・エンド(中島みゆき)
♪「歌姫」/斉藤由貴(中島みゆき)
♪「宙船(そらふね)」/日食なつこ(中島みゆき)
中島みゆきの作詞作曲の歌を、他の歌手が歌ったCD集も結構出ている。
韓国では国政選挙で「投票日は平日(木曜)で、その日を休日にする」制度があるという
韓国の総選挙、意外な結果というべきか…
で、その前にそもそも「あれ、韓国と日本に日付の差はないよな?となると…」と、以前どこかで聞いた話を思い出し、今確認した。
2年前の大統領選挙の時の記事。
どうでしょう、日本でも導入してみたら?
ディズニーがジブリと提携直前に抱いた「懸念」、今では「お前らド素人?」に見えるけど「常識もすぐ変わる」の実例なんだろーね…
こちらで紹介した本の続き。というかニューヨークタイムズの俺様っっぷり話なんてやっぱり枝葉だからね。
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本題は、やはりジブリ映画とその作り手が海外で評価され、賞を受賞するなどゆるぎないものになっていく過程である、のだが…
そうは問屋が卸さなかった。まず、われわれが問題になるとは想像さえしなかった作品についても、アメリカ国内配給部門は難癖をつけてきた。
『平成狸合戦ぽんぽこ』では、なんとタヌキたちが陰嚢を使って魔術を行う。子どもに動物の陰嚢を見せるわけにはいかない。
『風の谷のナウシカ』では主人公が飛んでいるときお尻が見える場面があり、それはまずい。
ま、この話はいろんなところで聴きます。
となりのトトロの”問題点”とか、ジブリのトリビア話が大好きな人も多いので、上の話は周知の事実って人もいるでしょう。でも逆にいえば、その現場を直接見聞きし、何が問題かの議論を通訳ではなく直接聞いたのは、この本の著者ぐらいなわけで……つまりこの本が、一種の元ネタだし、その話の事実性を担保する”出典”なのですよな。
にしても……これがディズニーのなかでも、やや「経営者」側に立った人たちの感覚というなら、「アホなんですか」という思いが頭に浮かびますが、これは個人の感想ということで。
ま、上ではなんとかジブリ擁護の側で説得に回ったMOJの方なんだけど、この人はまぁ、社内的にはジブリ推しに社内地位を『全額BET』してたような立場だったそうで。最終的には成功が評価されたと思うけど、そもそもジブリとの提携話を持ってく前に、こんなレベルだったんだから…。
……あまり注目されなかったが、ディズニーの幹部向けプレゼンテーションは、おもにアメリカの一般の観客にもっとも「わかりやすい」ジブリ作品を取り上げていた。MOJを含む幹部は「となりのトトロ」、「天空の城ラピュタ」、「魔女の宅急便」の三本しか見ていなかった。いずれも子どもにやさしいアニメーションでディズニーが全面的に認めるような作品である。ディズニーの幹部はジブリの作品がすべてこれら三作品のようなものだと思いこんでいた。
最初のフィルムを見た。
一九九七年四月、来日したMOJは徳間の本社がある新橋の徳間書店ビルの徳間ホールにやってきた。鈴木さんは制作中の『もののけ姫』の最初の予告編を上映する段取りをとっていたのだ。予告編は未公開で、それを見た共同製作者の間でも意見が大きく分かれていた。共同製作者のなかには鈴木さんに構想を練りなおしたほうがいいとまで主張した者もいた。ホールの照明が暗くなるなか、そんなことをまったく知らないMOJはゆったり座り、自分の会社が取得したばかりの作品の人間の腕が切断され、矢が貫通して頭が吹っ飛ぶ、巨大なイノシシの体がどろどろとくずれ、きゃしゃなヒロインが口の周りの血を手でふき取るといった場面が映しだされた。ホールの照明がついたとき、MOJは言葉を失い、顔面蒼白だった。彼はそこにいるディズニー・ジャパンの人たちやジブリや徳間のスタッフ、そして『もののけ姫』のメーキングをつくっていた撮影スタッフの前で自分の感情を見せないようこらえた。ただし、後で鈴木さんと星野と夕食を共にしたとき、宮崎さんに少なくとも暴力を相殺するものを加えるよう言ってくださいと懇願した。たとえばヒーローとヒロインのロマンチックなシーンとか。キスがあればほんとうにすばらしい。宮崎さんは私がすごく尊敬する芸術家であり、作品を変えてくれと言う資格は自分にありませんが、どうかお願いですからそうしてほしいのです。私はディズニーでこの事業提携を支持し、みなさんを支持してきました。私はそのために自分のクビを差しだしたのです。ですから私をクビにする口実をディズニーに与えないでください、お願いです、と訴えた。
鈴木さんは考え深そうにうなずいただけだった。MOJはわかってくれたと理解したが……
繰り返すが既に「もののけ姫」まで宮崎とジブリのキャリアは到達してたんだぜ?
それでも、ジブリと手を組もう計画を進めていたMOJをはじめとしたディズニーの認識はこの程度だった、という。
そして、「私を首にする口実をディズニーに与えないで」、という泣き落としから入って、なんでか腕の切断や矢が頭を貫通するシーンの埋め合わせが「ヒーローとヒロインのキスがあればすばらしい」となるのか…実にどうも、異世界もので「日蝕だ!神の呪いだ!」とか「脚気は不治の病、予防もできない、どうすればいいんだ…」とか「消毒?なんだそれは?」みたいな連中の言動を見るようで、なんとも低レベルな優越感が刺激されるよ(笑)。「現代アニメ・映画表現倫理無双」ってやつか(笑)。
しかし、MOJのこの感想と提案がいかに「あほらし屋の鐘がなる」、のレベルであっても、この種の表現規制は、まだあるような、無いような、である。むしろ強化されてる面もあるかもしれないな。
だけど、一方でネットフリックスとかが制作に乗り出した日本漫画の原作アニメ、かなり原作準拠の残酷描写や性的描写も入っているとも聞く…これは各国の状況に合わせてカットしてるのかな?
にせよ、宮崎駿の「もののけ姫」を、その描写を撤回せずにぶつけたことも大きな意味を持ったエポックメイキングであったのでしょう。
ちなみに、上のMOJの「暴力を相殺する描写を」「キスシーンがあればすばらしい」に対してジブリ…というか鈴木敏夫と宮崎駿は……、ぶっちゃけ「あんたら詐欺師か?人の心とかないんか?」な解決?策を示して痛快である(笑)。そこは本書を読んでくれ。
さらに言うと、このへんは「永井豪が、暴力や性描写もありつつ、芸術・文化のクオリティ的に高い作品を創作して、実力で『それもあり』にしてしまった」という流れを、宮崎駿もなぞった、という気もする。
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だから、今現在のあれやこれやの「槍玉」も、時間がたてば…どうなるかな。
あと、MOJの泣きの要求だけどさ、たしかシン・ゴジラと、ゴジラー1.0が両方ヒットしたけど、海外人気はゴジマイの方が圧倒した、という話から
「ああいう映画でも、こてこての、人間ドラマ…と称して、惚れた腫れたの恋愛劇を無理にでも盛り込むのは、むしろハリウッドの伝統」という話があった。それ、そのまんま。
そういえば、この本には、有名なハーヴェイ・ワインスタインやジョン・ラセターなど、その後の「Me Too」運動で失脚したり刑事罰を受けた人も出てくる。出版年が2016年なので、もちろん彼らの犯罪・スキャンダルは描かれることなく、ふつうに有能な大物の映画人として登場するのだ。
ラセターはピクサーのほうの偉い人だった(ピクサーは2006年にディズニーに買収された)のだが、けっきょくディズニーの偉い人というより、現場のアニメーターレベルでいえば「ジブリ」「ミヤザキ」といえば、それは圧倒的な支持を受けていたらしい。試写会は押すな押すな。
ラセターは、ジブリを訪れると、ラピュタから財宝を持ち出した空賊のように、こんなことまでやってた。
なお、逆に鈴木敏夫がジブリのアニメーターをピクサーのスタジオ見学に連れて行ったこともあったが、その感想がこぞって「ゆったりした空間があることがすごい」「ジブリも見習えませんか」だったので、その意見を聞いた鈴木敏夫は深く感銘を受け…アニメーターを海外見学させる企画を、それっきりで終了させたという(笑)
あと、ジブリvsディズニーの興亡は「ディズニーにはヒットしないと思った作品を配給しない権利があるか」と「DVDなど「デジタル化」の権利はどうするか」で、面白い展開があったそうなんだけど、これは後日。