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…タイでは2000年頃から韓流ドラマが浸透し始め、10年頃には少女時代やスーパージュニアを筆頭にKポップの人気に火がついた。
それまでタイの音楽界では、嵐やKAT-TUNといったジャニーズや、宇多田ヒカル、中島美嘉を始めとするJポップの人気も高かったが、次第に影響力は低下。その地位に取って代わったのがKポップだ。
タイ人ジャーナリストは韓流人気の理由について、「ドラマに関して言えば、脚本が刺激的な内容で、見ていて飽きがこない。音楽は若者受けの良いダンスミュージックが基調で、Kポップスターのファッションも憧れの的となっている」と指摘する。
んで、過去記事にリンク張っておきますね。
というか、イランで東洋人を見たら「おしん!」だったのが「ヘイ、チュモン(朱蒙)!」になった、ってのが報告されたの10年前やで、って話で…
…イランでは約20年前、NHKドラマ「おしん」が爆発的な人気を呼び、日本企業への好感度アップにつながったが、今は昔の話だ。「ヘイ、チュモン!」。街で韓国人に間違えられる日本人も少なくない。
MBCによると「朱蒙」は世界20カ国で放映。日本でも人気を博した「大長今(テチャングム)(宮廷女官チャングムの誓い)」はイランを含め60カ国に及ぶ。閔完植(ミンワンシク)海外事業部長は「番組の輸出は局独自の事業だが、これが韓国や韓国製品のイメージ向上につながっている。日本の番組輸出は、価格や複雑な著作権問題が絡んで苦戦していると聞いている」と話す。
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で、その記事でもちょっと触れられているほか、ブクマで言われているのが「アニメはだいぶ広まっているじゃないか」という話だが、そんな記事がある。
タイトルがいいやな(笑) まあ読んでみて。
ただそもそも、自分はこういうのって、どの国が輸出が増えた、どの国が人気だ、とかより、アジアも世界も一体になって大きなサブカルの世界連帯が起きている(あるいは起こす方向へいくべきだ)、という部分が重要なことだと思っているのです。
もしだんだんとサブカルが世界的連携をするなら、たとえば日本で、これのヒットコンテンツがあっらためて出てくるかもしれぬ。
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そしてついでに言うと、これはビジネスには直結しない話だけど、どこのコンテンツやアーティストが具体的に収益を上げたか、より、「フォーマットがどの形式になっているか、なるか」が個人的には興味。
特にこの話だが、いわゆる日本初のアニメ絵(萌え絵というべき?)がフォーマットになってる部分があることが、正直かなりの驚きなのだ。
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なぜなら、自分達はこれが解る最後の世代かもしれないが…そもそもああいう絵柄が「かわいい女性/かっこいい男性」とみなされるようになってやっと40年か50年。/たとえばアニメでも「ピクサーやディズニー」のような絵柄、漫画でも「池上遼一」のような絵柄…のほうが好まれる状況もあるし、今後もそうなる可能性がある中で着実に地歩を築いてい9るからなんですよ
(1)・・・・ええーと…この部分、稿をあらためるとしましょうか。
そして、フォーマットというなら、
日本漫画(絵柄)はたしかに、いわゆるアニメ絵萌え絵の絵柄をかわいい、カッコイイとみなすフォーマットを作り上げることに成功した。
しかし、少なくとも漫画に関しては、携帯スマホが世界的に普及したことを背景に、「漫画とは縦にスクロールして読んでいくもの。「コマ割り」は基本不要、スクロールしにくいし、わかりにくいだけ!」「そもそも漫画を紙に印刷された状態で読むなんてヘン」というのを”フォーマット”にした韓国発の「ウェブトーン」がまさに「世界のフォーマット」となりつつあるようだ、ということに注目すべきである。
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(2)これも近々別の記事にします
(3)ついでに関連して書いておきたいこと。
・たとえばタイでは「BLドラマ」が作られ、総本山たる日本に(笑)、逆輸入され好評らしい(半月ほど前?なにかのバラエティかワイドショー番組でみた)
・韓流ドラマというけど、じゃあタイのドラマやトルコのドラマ見てる?てな話。そういう枠は?の話
・ドラマ「世宗大王」
とかも書いておきたい次第。
この本を夏目房之介氏がかいたのも、たぶん10年か20年前だよ…
- 作者:夏目 房之介
- メディア: 単行本