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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

須藤元気氏が参院議員になれば、小泉又次郎氏以来(?)の「いれずみ議員」誕生

なんのことかと思ったが、少なくともひとりは須藤元気候補のことだろう。
もうひとりはいてもいなくてもどうでもいいや。
もうこの話、話題にはなっとるな。
news.livedoor.com



で、いれずみの国会議員と言えば、彼がいると。
ja.wikipedia.org

「ムダヅモなき改革」で首相ジュンイチローがマージャンに強いのは、ギャンブル全般をこの祖父に仕込まれていたから、という設定であったな。

第1話

第1話

「それ以来」と書いたけど、自分が知らないだけで、たぶんいるとは思う(笑)。一説にはハマコーも、しているとかしていないとか、テレビで共演者にそう言われたとかそんなことを小耳に挟んだが、それは事実かわからない。

ま、そんなことはどうでもよく。
自分はアントニオ猪木大仁田厚、そして神取忍…らひっくるめて、「プロレスファンこそ、やつらが議員にはふさわしくないと知ってた筈だ」と否定的だった。だが馳浩は例外、それぐらいの分別(ふんべつ)はあるし、両者を分別(ぶんべつ)している。


同様に、高田延彦とか佐山聡はなんとも…だけど、須藤元気は、それとはやや違うだろう、とは思っている。
それはやっぱり、ALL ONE とかのややスピリチュアルも入った訴え全般はともかくとして、受け答えは現役時代からしっかりしていたし、本を実際に執筆して一冊仕上げるほどの、なんというか文章・論理的発言と説明に親しんでいるポテンシャルはある。留学して英語力も高いしね。

風の谷のあの人と結婚する方法 (幻冬舎文庫)

風の谷のあの人と結婚する方法 (幻冬舎文庫)

幸福論

幸福論

今日が残りの人生最初の日

今日が残りの人生最初の日

無意識はいつも君に語りかける (マガジンハウス文庫)

無意識はいつも君に語りかける (マガジンハウス文庫)

※著作並べると、自分が感じてた以上にスピリチュアルだな…

そしてなにより、アメリカからの「逆輸入」という形で新弟子下積みという一種の”不合理”を回避してパンクラスデビュー、その後コロシアム2000、UFC、リングス、Kー1…と渡り歩き、その場その場で実力もさることながら、本当に「最適解」としか言えないような見事なチョイスでステータスを築いた。
UFCでまれな,勝ち越し日本人なんだぜ!?信じられるかい?

そのへんの経緯はこの本が非常に参考になる

いちどこの本のレビューを書いているので、一部を「再放送」しよう。
こんなふうに「勝ち続け」ていたのダ。

m-dojo.hatenadiary.com
・学生時代のレスリングでは、短大1年で全日本ジュニア優勝
・平行してやっていた週末の手作りアクセサリー販売で月30万円の売り上げ
・日本の団体に入団しての「下積み」を避けるため、団体と繋がりのある外国人選手のジムに留学して入会。そこから逆輸入デビューするという作戦が大当たりでパンクラスのネオブラッドトーナメント出場枠を得る。3位。デビュー戦からの派手な入場パフォーマンスも、反対されながらも強行しトレードマークに。
パンクラス時代には東京ドームの「コロシアム2000」に出場。ネイサン・マーコートに一本勝ち。宇野薫グラップリング試合で勝利。
・リングスで2連勝、無敗。
UFCで、日本人としてはごく少数派の複数参戦・勝ち越し結果(2勝1敗)。負けも未だに「疑惑の判定」として語られる惜しい試合。
K-1MAXでは小比類巻ナントカ(当時の名前忘れた)に逆転負けを喫するも、ダウンを奪うなど評価を高めまくり。その翌日には映画の重要な役のオファー(狂気の桜)。
・K-1Dynamite!では、ミノワマンに先駆けて元祖・巨漢とのフリークマッチ(vsバタービーン)を実現。見事に一本勝ち。
グレイシー(ホイラー)からも勝利する。
・HERO'Sトーナメントでは準優勝に留まるものの、宮田和幸高谷裕之という、今では優勝者の山本KID徳郁より評価の高いファイターに一本で完勝。
・MMA16勝5敗で引退。現在目立った後遺症はなし。
・引退後に書いた本は20万部近いベストセラー。
・拓大レスリング部監督に就任するや、同部は2年で4冠獲得。最優秀監督賞5度。世界選手権で日本代表監督就任
ダンスユニット「WORLD ORDER」が世界的に評価される。


WORLD ORDER "WORLD ORDER"

須藤 元気 入場 Genki Sudo Entrance

ぶっちゃけ、彼の本能と計算の合わせ技による「勝ち逃げ力」は相当なものだ。だから、その勝ち逃げ力から逆算して、今度の立憲民主党比例区からの出馬は、間違いなく当選するだろう、と踏んでいる。
参院国会で、最大の武力を持つ存在が登場する、ともいえる。乱闘で彼に勝てるポテンシャルの人はいなかろう。

ただ、須藤元気は本人として見事に勝ち逃げているとして、その残された「母体」のほうはこれまでどうなってたかというと、ややちょっとそれは気になるんだが(笑)



あとちょっと気になるのが、この選挙公示前の7月1日に腰をいわしたこと。


ファイトの後遺症か?と思ったけど、かなり早い年齢での引退だったしそれほど大きなダメージではなかったようだ。もう今現在は、運動を再開しているようだ。

レスリング女子「伊調VS川井 最終決戦」BS日テレで放送中

www.bs4.jp
7月6日(土)12:15~14:00
レスリング プレーオフ 
世界選手権代表決定戦
~伊調VS川井 最終決戦~



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【歴史に残る一戦をBS日テレで生中継!】

五輪4連覇・伊調馨 VS 姉妹出場狙うリオ五輪金の川井梨紗子

金メダリスト同士の戦いは3戦で川井2勝1敗。
勝った方が世界手権代表に決定!運命の瞬間をLIVEで届けます!

出場予定選手
【女子】
▼50kg級 入江ゆき(自衛隊)-須﨑優衣(早大
▼57kg級 伊調馨(ALSOK)-川井梨紗子(ジャパンビバレッジ

【男子フリースタイル】
▼65kg級 乙黒拓斗(山梨学院大)-樋口黎(日体大助手)
▼74kg級 藤波勇飛(ジャパンビバレッジ)-奥井眞生(自衛隊
▼125kg級 荒木田進謙(Athletic camp LION)-山本泰輝(自衛隊

【男子グレコローマン
▼77kg級 小路直頌(自衛隊)-屋比久翔平(ALSOK)

自分用メモ 「三国志」展 7月9日より開始(東京国立博物館)


振り向くな ためらうな
君だけの信じる夢を
過ぎてゆくときをこえ
駆け抜ける 光になれ
FENCE OF DEFENSE [DON'T LOOK BACK])



果てしなく広がるこの宇宙の片隅に
新しい生命が歴史を刻み始めてく
流れ流れていつか 消えゆくとしても
永遠に止まらない 時の河は続いている
FENCE OF DEFENSE [時の河])



三国志

三国志

三国志全30巻箱入 (潮漫画文庫)

三国志全30巻箱入 (潮漫画文庫)

俺的おまけ 「世界報道写真展」(恵比寿の写真美術館)は8月初旬まで

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「ウルトラマンタイガ」放送始まる。見逃し配信あるで

自分も見逃した…
だが見逃し配信があるっ。

これまでの総合格闘技の歴史について、あるファンが思うこと(コメント欄より)

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こちらのコメント欄に寄せられた声

田中

とりあえず、格闘技についてひさびさにいろいろ感じましたので・・
長文になりそうですが・・・

「2001年の桜庭和志」でも思ったんですが、時間感覚とのずれが・・・・
「2001年の~」ではシウバ戦以降があまりに早く片付けられすぎで、ニーノ戦、アーセン戦がなかったことに・・・。
シウバ戦2,3も、桜庭選手が無理やりやらされたものではないと思いますし、2戦目のバスターで肩をやられたのも不運ですませていいのか?と。
ニーノ戦の暗雲みたいなものも・・・。

PRIDEのマッチメイクにしても、ファンのニーズが反膠着だったからという面もありますからね。
菊池成孔氏の著作「~ミルコだのヒョードルだの~」で氏のリアルタイム評論(kamipro連載)が読めるのですが、体重差のことをあまり気にしておらず、桜庭は道化として最強だったのに変わってしまい弱くなったというような趣旨で書いている。

私としては氏の見解にはリアルタイムから同意できないものが多かったですが、ファンの多くが氏と同じ感覚だったのではないでしょうか。
桜庭選手苦しい状況の中、ヒョードル、五味、ミルコとGPで盛り上がっていて・・。フジ撤退後もGPのカードが豪華で、高田統括部長のおかげ?みたいな。
同時に武士道もあって、ウェルターGPにはダンヘンとか出ていて。
観戦サイトや格闘メディアを見直すのではなく、菊池氏著の付属年表で思い出しました。

高瀬や長南に敗れていたアンデウソンシウバが絶対王者になり、桜庭選手とアンデウソンがそこまで年齢離れてないことを考えると、ホジェリオ戦の後何とかならなかったとは私も思いますね。
石井選手もジョンジョーンズと同年齢なんだからある段階で階級下げていればというのはあります。
ミルコ2連戦が結果はともかく最高到達点で、そこまでの道程もよいものだった、と思うべきなのか。


ネットでは年表作ってる人は見当たらず?・・・ウィキペディア集約でよいとおもわれてるんでしょうね。
確かに、各大会項目のリンクからBoutreviewさんなどのレポに行けたりはするのですが・・・・これでいいのかとうっすら思ったり・・
サッカーの大手サイトとかでも思うんですが、BoutreviewさんとかはShardogみたいにこの団体の大会履歴はこれで試合内容はこれで選手履歴はこれで・・・みたいにはなっていないんでよね、人手不足だからしょうがないことですが。
BoutreviewさんもFIGHTS SPIRALというデータベースを作っていたんですが2008年にやめて、データだけがネット上に残っていて、まあこれも菊池氏著と眺めてみたりもしていて。

さらに贅沢にも「人名歴史年表」さんみたいに並列で、「各団体各階級のタイトルマッチ、GPの結果」の年表(王者の年齢付)、団体をまたがって活躍した選手の個人年表、政権(政治)内容、流行年表とかあれば(菊池氏著表には安部、福田、麻生とかあったので)・・・
プライド、K-1のGPのトーナメント表もネットにあまり見当たらず・・・アブダビコンバットの公式みたいにわかりやすいのがない・・・・いやウィキペディア参考にお前が作れといわれてしまう話なんですが。

当方のコメント

id:gryphon

年表や戦績評データベースの重要性はけっこう理解しているつもりですが、
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/20140314/p6
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/20140424/p4
作って維持して継続するとなると相当難しい。ウィキペディアにはかつて、何人か熱心な人がいたのですけど、その人が離れたらあっという間に更新が滞ってしまった。格闘家個人個人のブログやSNSに期待するしかないかもだけど、皆が皆マメとは限らないし… 今後の大きな課題ですね
そして投稿をそのまま最新記事にさせていただいた(笑)

「アンゴルモア 元寇合戦記」博多編が26日発売


元寇を描く本格歴史アクション!いよいよ博多編に突入!

寡兵ながらも勇敢に立ち向かい、蒙古の大軍団に武士の誇りを見せつけた対馬の戦い。そして舞台は九州の要衝、博多に移る。博多湾を埋め尽くす軍船の群れに、鎌倉武士たちの戦ぞなえは間に合うのか!?

対馬編は文句なしの傑作だったが、現行と言えば新研究と新史観が一番多いところだからな…
かつてはAmazonプライムで配信されたそうだが、今でもされているのだろうか。翻訳付きで諸外国にも配信されたのだろうか。
そういえば、これもネット配信作品だったはずだが、今は違うのかな‥?新刊の情報が届くのが遅かったのはこちらの怠慢だ。


togetter.com

togetter.com
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「女の子とライダー・戦隊」の話題から『でぃす×こみ』を再論すると…

いま、ブクマをにぎわせております。


もーくだらんというか
ブクマコメント欄
b.hatena.ne.jp
でも全部言われてるし、何より、全ネタ「トクサツガガガ」でテーマになったやろ!
ドラマでも映像化されたやろ!!そのステマか?

togetter.com

としかいいようがないものなので、略す。

トクサツガガガ Blu-ray BOX

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トクサツガガガ (15) (ビッグコミックス)

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しかし。そのついでに、行きがけの駄賃で、こっちの話も過去記事から引っ張り出して、決着をつけたい。

でぃす×こみ」登場人物の評価に決着!トラブルの元凶?たる女性編集者は、やはり『悪』なのだ(…ろうか?)。

ゆうきまさみ先生の、小味の効いた全3巻の短期連載「でぃす×こみ」という作品がある。内容は…アマゾン解説参照

まさか…BL!?兄妹漫画家コメディー!

「ゆうきさん、どうしたの!?」と物議を醸した、
革新の“漫画家マンガ”誕生!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

万年選外ながら、漫画家を目指す女子高生・渡瀬かおる。
しかしある日、ビッグな新人漫画賞を受賞!
だが授賞式で仰天&顔面蒼白―――
それもそのはず、「あたしが描いた漫画じゃないっ!!」!!

なんと、かおるの名前を騙って、しかも“BL漫画”を
応募したのは―――実の兄だった!?


笑劇必至、ゆうきまさみの新境地!!
努力の妹×天才の兄が織りなす、凸凹漫画家コメディー!



連載が始まった直後、まだ単行本も出ない中で、紹介文を載せた当ブログ。
ただ、そのとき、これに気づいたのはたぶん慧眼なんだろうけど…タイトルに注目。
抜粋して、例によって「再放送」する。

m-dojo.hatenadiary.com

…ここから表題の話になっていく・・・ただ躊躇するんだよなあ・・・。この肩の凝らないコメディで、この話題に持っていくのは。ちょっと騒々しい分野だからね。でも、構わず書いていく。

これは「差別」か?

つまり、このように「取りつくろいもの」になる理由というのが・・・社会的偏見、差別主義者の跋扈する今の社会状況がシカラシムルものではないか??という問いです。

こーすることによっておはなしが、前述したような笑える「取りつくろいもの」になっていくのは分かりるのですが、ここで皆さんお待ちかね、「ポリティカル・コレクトネス」の登場でえす。
さて、この女性編集者の態度は”差別”か”偏見”か・・・あるいは?という問いをたててみる。
(略)

ま、とにかく、本人の個人的な、リアルな性的指向がどーこーに関係なく、
(1)創作意欲のたまものとして結果的に「BL漫画」を描く「男性漫画家」がいた、と。
(2)それを知らずに、その男性に「(ああいう)BL漫画を、男性が描いたらドン引きですわー」と編集者が言い放つ。
(3)その結果、(1)の男性は正体を明かす(カミングアウト?)ことができなかった。


この展開・・・「愉快なコメディ」なのか「深刻な社会的差別・偏見を告発するドラマ」なのか?
かの(2)の女性編集者は、恥知らずの差別主義者なのか???


いいですか、ワンモアリピート。


「…これもまた、女子による女子のための漫画なんだからってね!」

(問い)「つかぬことを伺いますが―――すると男子はあーゆー漫画を描きませんか?」

これは女子ロマンの世界ですからねー。男の子には描けないってゆーか…男が描いてきたらブッ飛ばすってゆーか…」

「そうねえ、もし男があれを描いてきたら――。ん〜〜 あ、だめだめ!あたしが真っ先にドン引き!!


もちろん、これは「架空の人物」の「架空の発言」であり、さらにいえば、こういう人がいない事には「とりつくろいもの」としての同作品がそもそも成立しないというストーリー上の必然というものがあって、作者の思想の反映とも思えないし、上のリアルな発言とはそもそも別物である。ただ、それとは別に、作中の人物に評価を下すとするなら…上の女性編集者(八反田)は「やや発想が極端で過激だが、善良かつ優秀な人」ぐらいの微熱的な批判をするわけにはいかまいて。

今回の騒動となったツイート氏と同レベルの発想をする、とんでもない差別主義者」ということに、しないとしゃーない。前回、そう断言せず留保をした、当ブログもその判断は甘かったということになろう。「文明の名において、彼女は断罪されるべきである」という、心に東京裁判である。



実をいうと、上の記事とか忘れてたんだよ、本当は(笑)。それを思い出したのは、作家・水戸泉氏のこのツイートでござる。

読んで
「どっかでデジャヴ感があるな…あ、これか!!」と思い出したのだ、「でぃす×こみ」の編集者・八反田のせりふを。そのまんまやんね。

にしても、「でぃす×こみ」が初掲載されたのは6年前の2013年(そんなにかよ…)。あのころ、BLを読む男性読者(腐男子、というんだっけ?)なんていう存在がクローズアップされたり、注目されたりしてたのかなあ…って、げんしけん二代目は2010年開始だったらしい。
ではあるが、やはり世の中の風潮というのは変わっているのだろうか。あと数年後、あるいは10年20年後には、「その雑誌の編集者が『男子がBLを描くなんてドン引きだ!』と放言したので、男性BL作家がその正体をカミングアウトできず、そのまま妹が前面に立って替え玉のような形で創作活動を行うことになった」なんて設定をみんなが理解できずに首をひねるようなこともあるんだろうか…

参考
togetter.com


いま、ブコメで書いた自分コメントがけっこういいとこついてる(笑)

「ちょいと困ったものだけど、でも愛すべき欠点」な描写にこそ、時代状況(OKとNGの範囲)が映し出される、との仮説を書いてて思いついた(例えば諸星あたるが今許されるか、とか)