【記録する者たち】
■総字数5万字超え「大タモリ年表」公開 第1弾は誕生〜サラリーマン時代 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1403/13/news129.htmlWeb文芸誌「マトグロッソ」の短期集中連載として「大タモリ年表」が公開された。第1弾公開分は1945〜1968年、タモリさんの誕生からサラリーマン時代までだ。
(略)
年表は、タモリさんの半生に迫る本「タモリ学 タモリにとって『タモリ』とは何か?」を26日に発売する戸部田誠(てれびのスキマ)さんが「現在公開されているどの年表よりも詳しく、かつ読み物としても面白く読めるもの」を目指して作成した。戸部田さんのブログによると…(後略)
戸部田さん、いやはてな的には「てれびのスキマ」さんのブログ記事はこちら
http://littleboy.hatenablog.com/entry/2014/03/13/150645
僕はその執筆にあたって、新たな「タモリ年表」を作りました。
「現在公開されているどの年表よりも詳しく、かつ読み物としても面白く読めるもの」を目指して作成したところ、2013年11月の時点で段階でうっかり5万字を軽く超えてしまいました。
これを本書に掲載するとしたら、ページ数が跳ね上がり、それに伴って価格も上がってしまいます。
そういったことも含め、様々な要因を考えた結果、「マトグロッソ」に本書の“付録”として掲載してもらうことにしました。
じつはぐーぜん、13日木曜のNHK「すっぴん!」を、カーラジオで聞けていたんだが、木曜レギュラーの水道橋博士の、その日のテーマが「年表作り」だったのだ。
http://www.nhk.or.jp/suppin/hakase.html
芸能界でいち早くblogを始め、日々の出来事を詳細につづる日記には博士の異常なほどの人間愛が垣間見えることも。さらにメルマガ誌上に類なき(14万字?! 豪華執筆陣を迎えた24本の連載(2013年3月現在))分量と熱量で配信するメールマガジンの編集長にも就任。このコーナーでは、博士の飽くなき情熱の断片を取り上げ、その思いを発信します。3月13日(木) 「年表作り」
このトーク、面白かった。
来週月曜、ポッドキャストで聞けるようになる。
http://www.nhk.or.jp/suppin/podcast.html
で、この中で
「NHK教育の『課外授業 ようこそ先輩』で、母校の小学校で「年表作り」をテーマに子供たちに教える」ということがアナウンスされたのや。
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/lineup.html
ああ、ここに詳しく書かれているわ。
http://www.nhk.or.jp/suppin-blog/182986.html
今日は「書いています!」がテーマ。
(略)
藤井アナウンサーが手にしているのは、水道橋博士の8万字にもおよぶ、年表です。
でもって、この年表制作を母校の後輩たち(小学生)に教えてきたのが・・・「課外授業 ようこそ先輩」 5月の放送にむけて、先日収録したんですって。
12年間の年表作り、とっても見所いっぱいですよ。楽しみにしましょう!
授業を受けたお子さんのお母さんからもファックスをいただいたり・・・
ポッドキャスティングで、そのもよう、お聴きいただけます。
(配信は月曜日になります)
http://www.nhk.or.jp/suppin/hakase.html
自分はもともと、「記録や資料が後世に残っている」うれしさと、「記録も資料も今はなくなっている」ことへの悔しさを、ともに以前から人一倍感じるタチ。
そういう本人は、個人資料や家の資料を残したりコレクションしておくわけじゃないんdなけどね。
でもたとえば、自分が「togetter」つくりに熱中するのは、twitterの中ですべての知識、深い考察、さわやかな機知が「流れて」ゆく…ことへの焦燥感、それに抗う「記録する者たち」としての使命感というのが、はばかりながら存在している。
それにしちゃテーマがしょうもないな、というのはまあ気にするな(笑)、
twitterの”忘却”に抗うgryphonjapanのtogetter集
http://togetter.com/id/gryphonjapan
実際問題、twitterの検索機能はそれほどたいしたものではない。togetterになれば残り、ならなければ消えていく…というのが実感なりよ。はてブも、そういう記録として、あんがい貴重になっている。本文は消えたが、はてブのツリーは残った…ということはままある。
逆に消えちゃった記録としては
「OMASUKIFIGHT」の前身「おまえらの好きにはさせねぇ!」ブログが、そのまま運営会社がブログサービスをやめるのに任せて消えた、と言われるのがいまだにおしい。
そんな「記録」の一環として、詳細な回想記もオーラルヒストリーも評伝もうれしいが、それがままならぬときの代用品としても、あるいは独立した作品としても「年表」はすばらしい。(まあてれびのスキマ氏や水道橋博士のようなのはなかなか作れない)。
「個人史」がわりでもいいかもしれない。おじいちゃんの誕生日プレゼントに。両親の結婚記念日に。
「インターネット格闘技史年表」
そういえばこの前、Dropkick編集長・ジャン斉藤氏のツイキャスの中で「古い時代の格闘技掲示板とかブログって、いまどうなってるのかな?くまページとかすごく参考になったけど、更新とまったね。紙プロ応援団掲示板とか、カトー・クン・リー鷹掲示板っていまどうなってるの?」
という、一部には懐かしすぎるネタを語っていて爆笑した。
しかし爆笑しながら、
「自分がインターネット格闘技史をまとめようとしていて忘れて中断し、しかも「忘れていたこと自体を忘れていた」ということを思い出した(笑)
私的格闘技インターネット史(1)〜イビジェカフェからすべては始まった
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110918/p1
私的格闘技インターネット史(2)リングスをめぐるアレやコレや。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110919/p2
私的格闘技インターネット史(3)アミューザの時代。そしてNHBニュースへ http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110922/p3
私的格闘技インターネット史(番外編)/「ガチ相撲」に出てきた柳龍拳。彼にガチンコで圧勝した格闘家は、塩田剛三にも挑んだが…
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110928/p3
あ、いや、番外編含めて4回かければ、責任回数は登板した気もするな。
でまぁ、この続きを書くのはしんどいが、逆にこれを「インターネット格闘技史年表」風にすれば、それなりのフォローにはなる気もする。
ただ、自分はNHBニュースですらいつから始まってどう変わっていったかくわしい日時とか忘れているけどね(笑)。
まあ、ひとつの宿題にしよう・・・と、年表界の最高峰をみて思った。
ノゲイラの技を見て柔術道場に入るシロートみたいなもんか。