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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

【メモ】1年に2、3回程度は「BPO」の公式サイトに行くと、いろんなトラブルがあって興味深い

むかしは時々行ってたんだけど、最近は無沙汰でね。偶然過去記事を見たら、BPO公式サイトへのリンクが張ってあった。
見たら、ちょっと新聞記事にもなった話とかが審議されてて面白かった。


・毎日毎週更新されてるわけじゃないから頻繁に行くようなページでもないけど、時々…あるいは毎月行くとおもしろいと。

・毎月行くと、トピックとして審議入りした話だけじゃなくて「〇月の報告」もチェックすべしと。
ここで、BPOがある意味「握りつぶした」案件がちょっとだけわかるから。



www.bpo.gr.jp

日本テレビ月曜から夜ふかし
街頭インタビューの恣意的な編集に関する意見
2025年10月21日 放送局:日本テレビ

日本テレビは、2025年3月24日に放送したバラエティー番組『月曜から夜ふかし』の街頭インタビューのコーナーで中国出身の人の声を紹介したが、放送後この人から実際に話した内容とは違うという指摘を受けた。日本テレビは、制作スタッフの意図的な編集で当初の発言の趣旨とは全く異なる内容となっていたことを認め、番組ウェブサイトと社長会見で事実を公表して謝罪し、その後番組内でMCが謝罪のうえお詫びコメントを表示した。
委員会は同年4月、放送倫理違反の疑いがあり取材から放送に至る制作プロセスを検証する必要があるとして審議入りし、日本テレビや制作会社の関係者を対象にヒアリングを実施。街頭インタビューを担当したディレクターが、オチが付き面白い内容になると考えて、中国出身の人が別の文脈で発言した言葉を恣意的につぎはぎする音声の編集を単独で行ったこと、発言していない内容を発言したかのように放送した結果、取材対象者がソーシャルメディア上で誹謗中傷にさらされる事態に至ったことを確認した。
更に委員会は、なぜ制作幹部が恣意的な編集に気づかず、事案の発生を防げなかったのかについて検証…
第49号 | BPO | 放送倫理・番組向上機構 |

「視聴者依頼番組における民家清掃に関する申立て」審理…など
議事の詳細
日時
2025年10月21日(火)午後4時~午後7時

申立ての対象となったのは、福岡放送が2025年4月13日と20日に放送したバラエティー番組『ナンデモ特命係発見らくちゃく!』の「命の危機…ゴミ屋敷大掃除!」で、視聴者からの依頼を受けて、高齢の親族が住む民家の大がかりな清掃を行い、その模様を放送した。
これに対し、当該民家の住人が、番組は臭いや不衛生な状態が過度に強調される形で顔出し・実名・モザイク処理なしで放送され、尊厳が著しく損なわれ人権を侵害されたと申し立てた。さらに、番組の収録過程において、住人にとって重要な物品がなくなったと主張している。
また、他の親族2名は、番組内で幼少期の写真が承諾なく使用されたり、プライベートな事実が本人の同意なく放送されたことなども権利侵害にあたると…

番組と広告の識別が問題視された
TBSテレビ『熱狂マニアさん!』への意見
2025年7月11日 放送局:TBSテレビ

TBSテレビは2024年10月19日に放送したバラエティー番組『熱狂マニアさん!』2時間スペシャルにおいて、家具・インテリアを扱う大手企業1社を全編で紹介した。CМにもこの企業が登場したため、視聴者から「これは番組といいながら、明らかに広告ではないのか」という指摘がなされた。
委員会は、この番組が放送される直前、TBSの別のバラエティー番組について、番組か広告かを巡って厳しい意見が相次ぎ討議入りしたことを公表している。
委員会は、同じ放送局で同様の問題が繰り返し表面化し……

2. 9月の視聴者・聴取者意見を報告
9月に視聴者・聴取者から寄せられた意見には、情報番組のコメンテーターが、ある政党が特定の団体に金を配って集票していると誤解を招く発言をしたことに対して、撤回と謝罪を求める意見があった。また、ソーシャルメディア上の投稿写真の使用許諾を受けた情報番組が、その写真を使って元の投稿の趣旨とは全く逆の内容の放送をしたことについて、事実を伝える報道機関としてあるまじき行動だと批判する意見があった。

3. その他
NHKが2025年8月16、17日に放送したNHKスペシャル『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦』について、10月初旬、同番組の舞台となった総力戦研究所の所長を務めていた人の親族から、祖父が正反対の人物として描かれ、総力戦研究所に関する史実が意図的にわい曲されている旨を記した「要望書」と資料が放送倫理検証委員会に届いた。この番組は、NHKの番組紹介によると、「猪瀬直樹の『昭和16年夏の敗戦』を原案に創作を加えたドラマと、総力戦研究所の史実を伝えるドキュメンタリーを2夜連続で放送。日米開戦前夜の1941年夏、首相直属の総力戦研究所で日本とアメリカが戦った場合のあらゆる可能性がシミュレートされた。官僚・軍人・民間から選抜された若きエリートたちが導き出した結論は日本の“圧倒的な敗北”だった―。」というものである。
放送倫理検証委員会は申立て制度を取っておらず、申立書・要望書は放送番組を検討する端緒のひとつと捉えることがあるが、申立書・要望書を受けて必ず議論を行うものではない。本番組については番組を視聴し議論をした。議論では、史実に基づくドラマ制作に関し、関係者と事前に協議をしなかったことや人物の設定そのものを史実と変えて描くことに疑問を呈する意見のほか、戦争の取り上げ方が多様化する中でのドラマ制作のあり方、歴史の捉え方、モデル小説などに関する裁判例についての意見があった。ドラマであることを理由にいかなる番組を制作しても良いとはいえないが、委員会は、本番組についてはドラマ制作として放送倫理上問題の疑いがあるとまではいえず、またテロップでフィクションであることを明示したうえ、ドラマの後のドキュメンタリー部分で、実際の所長はドラマで描かれた人物像とは異なっていたことをナレーションなどで説明しており、視聴者において誤解が生じることはないと考え、討議入りしないこととした。
なお、委員会は議論をしたうえで討議、審議・審理入りしないことを決めた番組については、原則として議事概要に放送局名・番組名を公表していない……

2. 8月の視聴者・聴取者意見を報告
8月に視聴者・聴取者から寄せられた意見では、甲子園出場校が途中で出場辞退した問題を扱った複数の番組について、さも、SNSが原因のように報道しており、本質とずれているとの批判が寄せられた。また、大学柔道部員の大麻不法所持の問題について、容疑の段階で20歳の若者の顔を出し、実名で報道するのはいかがなものかとの批判が集中したことなどが事務局から報告された。

3. その他
毎日放送の報道情報番組『よんチャンTV』内のコーナー「発掘!憤マン」において、今年6月の放送で、奈良公園内のドングリの木の伐採とシカの食料不足との関係性について、専門家や奈良県の担当者のコメントを交えて報じたことに関し、9月になって奈良県知事らより「申立書」と書かれた文書が放送倫理検証委員会に届いた。
放送倫理検証委員会は申立て制度を取っておらず、あくまで放送番組を検討する端緒のひとつと捉え、番組を視聴し議論した。ウェブサイトの見出しが本編と合っていないのではないかという指摘が委員から出されたものの、本編自体については問題点を指摘する意見はなく、委員会は放送倫理上問題の疑いがあるとして討議入りするまでの事案ではないと判断……