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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

RIZIN反社報道、榊原社長の反論(週刊ポスト)で「反論のための武器」が判明したが、この装備で可能かな…?

週刊ポスト最新号(まもなく次号出るが)には、同誌のRIZIN反社報道を受けた榊原社長の反論インタビューが載ってる。

榊原社長の反社報道への反論  週刊ポストより

おっとそうだ、そもそもネットに公式記事が載っていたのだった
www.news-postseven.com
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ただ話は簡単ちゃあ簡単で、前号報じられたこの件

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概要をもう一度掲載しよう。そして箇条書きに記号を追加しよう

A・ある音声データが関係者の間で出回ってる
B・それは「Y」という人物について榊原氏が尋ねられ「稲川会系の●●とYさんが付き合ってることは知っているの?」「知ってます」と答えた、やりとり
C・Yとは、RIZINでコーディネート、トラブルの解決的な役割をしてる人。本人は「顧問的な立場」としているらしい
D・ジャーナリストを名乗るXが、音声データについて榊原氏に尋ねると、榊原氏は記事差し止めを求め「500万円」をX氏に渡した。X氏はそれを情報源に渡したという。
E・Y氏はそもそも暴力団との関係を否定する。(つまり事実無根のことになんで榊原氏はカネを払ったんだ、と嘆くような立場)
F・RIZIN側は一連の事をX氏の恐喝とみなし民事刑事で捜査してもらっている。X氏の側も、その後にもういちどRIZIN側(Y氏や弁護士が同席)と面談した際に情報元開示を「強要」されたとして告訴を準備していると主張している。


報道後に言われたように、榊原氏自身が反社組織と交友してる、とか、石坂徳州氏がPRIDEの真のオーナーである、という話では無かった(具体名書くな)ので、それほどインパクトが大きくない報道であったし、週刊ポストがそもそも「反論」を載せようと思ったのも、そのへんの微妙なバランスの結果だろう。

だが実際、ぶっちゃけ、問題となるのは「B」と「D」なんだ。なぜならこの二つはファクトであり、榊原氏も認めざるを得ないことだから。

で、ここについては榊原氏はこういう


B→たしかにそう言った。だがそれは、質問してきた人物との会話をとっとと切り上げたかったのでテキトーに返事してしまった
D→確かに払った。自分もRIZINも反社との付き合いはないが、そう噂されるのも嫌だったので500万円払った。今思えば恐喝なので警察に相談してる

知人は会話の中で、Y氏というRIZINの関係者について、榊原氏に尋ねている。
(略)
 こんなやり取りもあった。

知人「Y自身が例えばですよ、稲川会の○○(音声では実名)との付き合いがあるということも、榊原さん、ご存じなんでしょう?」

榊原氏「そうです、知ってます」
(略)
音声ではY氏と暴力団との交際を認めているように聞こえる。どういうことだろう。

「あの時の会話は全くシリアスなものではありません。その知人には高圧的な空気を感じていて、早く電話を切りたくて生返事してしまったんです。むしろ今回の件でYさんに迷惑をかけてしまったことが本当に申し訳ないです」

「(略)……音声をチラッと聞かせてもらいましたが、やはり記憶にはないし、聞いても私自身が反社と交際しているという内容でもないから、問題はないと思いました。しかし一方で、当時は天心VS武尊が正式発表されるタイミングで、少しでもネガティブな話題が広がることは避けたい、一点の曇りもあってはいけないという気持ちがありました。X氏は自分が動けることなら何でもすると言うし、自分が知らない政治やジャーナリズムの世界を知っているとのことだったので、信頼して任せることにしました」
(略)

「X氏は2月中旬に会食した際、国会議員の具体的な名前を挙げました。さらに、いろんなメディアに持ち込んで拡散したりする事件師と言われる人物も関わっていると聞きました。その事件師は、『フジテレビにこの話を持ち込んだらいい』という話をしていると聞き、すごくリアルな恐怖を感じたんです。
 X氏から500万円ぐらいの活動費があれば事を収められると聞き、恐怖心もあったし、今後は自分がコンサル的に動いて情報を持ってきたり、コントロールしたりしますよという話もされ、500万円を渡しました」

恐喝うんぬんでいえば、「そういう事実はない、だけど噂されるだけで嫌なので、つい事実はないけど払ってしまった」という形式の弁明はそれなりに聞く……
巨人の原監督の場合…あれはちがうか。ほかにも何かあったような気がする。


ただ、このふたつの武器だけで闘うのは…ガードポジションだけ習ってMMAに挑戦するキックボクサーや相撲取りみたいなもんだと思うよ、正直。


そもそも、それで納得するかどうかって話は…それはファンや格闘技マニアや、あるいは週刊ポストが納得するかではなく、具体的にいやあ上場企業・フジテレビの株主が納得するかどうか、であります。
通例、6月半ばに総会があるはずだ。
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RIZIN創設時のコンプライアンス担当はまだ続いているのか、続いているなら今回どう考えるのか
発足時の報道。

http://www.boutreview.com/2/news/rizin/item_18398.html
RIZINの実行委員会にはコンプライアンス担当として、サン綜合法律事務所所属で元検事の中村信雄弁護士と大鶴基成弁護士、元警視庁刑事部理事官の菅村明仁氏の3氏が就任』

この人物がそのまま続いているのかはわからないけど、少なくともコンプライアンス委員会という枠組みが維持されてはいるようだ。

「脛での蹴り」話余談。~芦原英幸が「中足」での蹴りを重んじ続けた訳

きのうのこの記事にもらた反応を、許可を得てコンテンツにした。

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以下の文章は、元芦原会館門下生の話。だから館長というのはケンカ十段芦原英幸のこと。

もし、脛を使っての回し蹴りがムエタイ発祥で、日本において1964年の極真vsムエタイをきっかけに日本空手界が取り入れたというのが事実なら、芦原英幸は正にその当事者、渦中のひとりということになるが…



これは、大学の頃空手やってて、当然その結論になっていった、という記憶がある。


審査の時に初代館長が「今は回し蹴りというとみなスネで蹴るようになっちょるけど、中足での回し蹴りも忘れたらいかんよ。
だって、普段は靴はきよるやろ?革靴履いて中足蹴りすると効くけんね」とか言うてた。


さすがケンカ十段、言うことがしゃれてる、と思ったなあ。

ムエタイというのは、畢竟「硬いところを相手に当てないとポイントにならない」競技。ヒジ、ヒザ、そして鍛えたスネ。
足の裏や足刀、中足などは硬くないからポイントにならない。何なら、パンチもグローブしてて硬くないからポイントにならない。これを利用して「パンチでKOを狙う」という闘い方をしたのが日本やオランダ勢ではないかと。


しかし、審査の途中でネクタイを振り乱しながら館長の蹴る中段中足回し蹴りは、本当に美しかった。



芦原会館高弟の松本師範が、後継のゴタゴタの中で独立し英武館を作った。
何年後かに、英武館で茶帯までやったという若い衆に「英武館のサンドバッグトレーニングでは回し蹴りは中足だけで蹴れと言われた」と聞いた時に、何か繋がるものを感じた。



まあ、つまり、中足での蹴りは伝統空手から極真を経て芦原会館に受け継がれ、芦原会館が試合に特化しなかったからこそ生き残った技術なのかもしれん。
一時期、総合の世界で三日月蹴り。というのが流行った気がするが。あれは中足での回し蹴りの応用で、芦原空手では教本にも載っていたメジャーな技だったと思う。実際これを使うと、正道会館の連中には面白いほど決まった。


この流派は「革靴を履いて蹴れば効く」だけでなく「警察が来ない内に」とか「飛行機に乗るのを避ける、ということは武器を携行しているということだ」とか、ナチュラルに非合法的な発想をする傾向がある。

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そんな門下から独立するということ、の話。
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ムエタイに学ぶまで日本に「脛で蹴る」文化は無かった?当然『ウルトラマン』も……【日曜民俗学】

シン・ウルトラマン公開はじまりましたね。評判はうちのtwitterのタイムラインではたいへんよろしいのですが、そこに一般性はかけらもない(笑)

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さて、その話と最後に繋がるこんな話題を…
ゴング格闘技の少し前、317号に「極真の龍」山崎照朝のインタビューが掲載されていたのだけど、そこでこんな興味深い話をしていた。

ムエタイに倣うまで、相手を脛で蹴る技は日本に存在しなかった(ゴン格)

山崎  (略)俺が入門したのはその後だから、遠征のときは知らないわけ。


――ちょうど極真が過渡期に差し掛かろうという時期ですね。


山崎  それも俺は入門したばかりの高校生だから、そういう背景とか当然気付きようが ないんだけど....。ただ、あのバンコク ね。 大会の8ミリ映像は道場で見た記憶があってさ。
道場試写会をやったと。

山崎  それで、あの遠征がきっかけで蹴り の練習が変わったんだから。本当だよ。そ れまでは、つま先を返して足の裏で蹴って たらしいけど、俺が入門したときは脛で蹴
っていた。俺が印象に残っているのは藤平先輩がタイ人はこうやって脛で蹴るんだ。 脛だぞ、脛って言ってサンドバッグをバンバン蹴っていた姿でさ。

――脛で蹴る発想について、当時の門下生の方の誰に聞いても「今までになかった」 と聞いてきましたが、やっぱりそうなんですね。


山崎  だから、それはバンコク遠征がきっかけバンコクに行ってなければそうはならなかった。


極真でもK-1でも、MMAでも今では普通過ぎるぐらい普通な、脛で相手を蹴るムーブ。というか、これこそがキックの基本中の基本だと思ってる人も多いだろう。
しかし、これが日本文化には1960年なかばまで全く存在せず、微笑みの國・タイ王国からこの技術が輸入され、そして広まったのである。


不思議なもので、人間というのは数万年、足が2本、手が日本で関節の可動域もおんなじなのだが、こんな簡単な動きも、世界中で同時発展したりはしないのだ。
人間の個々人の知恵は限界があり、民族集団単位で…その発見や知見を互いに学ぶ方がよっぽど効率的なのだ。
文明が起こるのは異民族の混交する地域である、というのはこんなことでもよくわかる。

そして「脛で」蹴る技術だけじゃなく、それで蹴る場所が「相手の足」というのもタイから学んだ技術で。それで東洋のペリカンが、ホラ吹き王者を攻撃…。そして世界が、その技の威力を目撃し,世界に広まった。
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同じこと書いてるよ、この前の記事も(笑)

ほんと不思議っちゃ不思議なんだけど、人間が腕二本、足二本であることは数十万年単位で同じだし、関節の可動域も、骨の堅さもそうそうは違わない。
ならば、徒手格闘技術というものに限りなら、5000年前に確立して、すべての技術が白日の下にあってもおかしくないのに、技や技術にははっきりはやりすたりがあり、新しい「発見」や「再評価」がある。
それは不思議であり、そして美しく楽しいことでもあろう。


で、話は表題のウルトラマンに繋がる訳だが……
1964年に、灼熱の太陽照り付けるタイ王国で血みどろの死闘の末に新しい技術を学んだ極真空手!池袋の道場で、それは瞬く間に門弟に吸収されていく!!(梶原一騎調)

・・・・・・・とはいっても、そんなケンカ道場の研究が一般に広まるわけがない。
それが広まっていくのは、電波に「キックの鬼沢村忠の試合が乗り、お茶の間を席巻してから!!!!

実に意外なことだが、そのTBSキックボクシングと、ウルトラマンは「同期の桜」!ともに1966年に放送が始まった、TBSの二枚看板!!お互いがお互いの、よきライバルだった!!!(まだ梶原一騎調だよなぜか)


しかし、だからこそ、ウルトラマンがまだ海のものとも山のものともつかないキックボクシングのムーブを、殺陣に取り入れることはなかったろう。
むしろ力道山以来のプロレスにならったような技が主流ともいえる。


ウルトラマンは当然「ウルトラキック」も持っていたが、これも当然足の裏、あるいは「足刀」での蹴りであったろう。いや1970年代の仮面ライダーですら、ライダーキックで脛で相手を蹴ったりはしていないはず…


いま検索して見ると、ほんとうに歴代ウルトラマンのキックを研究してる人もいるから、特撮界は何が待っとるかわからん、まだ見ぬ強豪がひしめく神秘ゾーン!
blog.livedoor.jp



逆に言えば1966年あるいは64年以前に、たとえば石原裕次郎アクション映画や、武道を描くような映画、漫画、ドラマなどに「相手を脛で蹴る」光景が出てくれば、それはちょっとしたオーパーツタイムパラドックスなのである。

……一方で、上にかいたように人間なんて足の数も腕の数も変わらないんだから、脛で蹴る技だろうと三角絞めだろうと「こいつは天才だから、どこかからその技術が伝わる前に独自にその答えにたどり着いてたんだよ!」ってのも、それなりにつじつまが合う”根も葉もあるウソ”になる。格闘技界のキャベンディッシュだね(笑)

実際、19世紀イギリスの貧民街で育った少年が、その治安の悪い場所で生き抜くためにボクシングのウィービングも独自に編み出していたという。

あ、こいつは脛でのハイキックじゃないけど、むしろテンカオも使いこなしてた!!

ディオ・ブランド―はテンカオを使いこなす


そういえばフランスのサバットは、脛での蹴りをどうあつかってたのかな?中国拳法もしかり。

ここからが民俗学的調査になるんだが、おそらく日本ではキックボクシング中継をきっかけに広まった「相手を自分の脛で蹴る」ムーブ、これがエンタメのアクション、殺陣にどうやって広まっていったのか。
これを、それぞれのジャンルに詳しい人がきちんと調査していったら面白いものになると思うんだ。

特にウルトラシリーズは、全ての映像を頭の中で再生できるような「どマニア」が万人の単位でいる筈だ。「怪獣を脛で蹴るアクションは、〇〇シリーズの第何話にあったよ」とか言える人も多いと思う。
どのウルトラマンが、最初にこのムエタイ式の蹴りを使ったのか?どこから学んだのか?


仮説。ウルトラ兄弟に脛で蹴るムエタイ流の技を教えたやつといえば…こいつしか、いねえだろッッツ


新世代ウルトラマンは、ふつうにムエタイを使いこなす。

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ーーどうにも剣呑な方向に話が行ってるようなので(笑)、本題へ。ついに若手のウルトラマンZと対戦したわけですがズバリ Z 評価は。


「Zの評価はZだ、とでも言わせたいのかね(笑)。そんなジョークはともかく、うん、素質に優れたヤング・ウルトラマンだよ。特に間合いの捕り方がいいね。私のパワーを恐れるのではなく、どこからの距離が一番効果的かを見極めようとしていた」


ーーほほう、高評価ですねえ。


「ただし…まったく UWFの影響は逃れられんのかね、以前も若いウルトラ世代は必要以上に蹴りを出そうとして『君たちはサッカーボーイか』と小言を言ったものだが…Z Zはサッカー+『ムエタイボーイ』という感があったな」

キングジョー、ウルトラマンZに出演

ーーたしかに蹴りは多用していました。


「他の格闘技からインスピレーションを得るのはとてもいいことさ。自分も柔術をやっていたのは承知の通りだ。ながウルトラである限りはやはりムエタイキックを多用するよりレスリングにベースを置いた方が結局は伸びしろがあると思うよ。とはいえ、いくつかは結構効いたので自分もエキサイトしてサッカーキックをお返ししちゃったがね、ハハハ」


じゃあ、このムエタイ流の本格的な蹴りって、どうやってウルトラ一族は学んだのか?超一流のコーチがいるはず…

あ、いた。

ハヌマーン 彼がウルトラ兄弟ムエタイの技を教えたのではないか(妄想)

次回の怪獣インタビューは、この方に詳しくお話を聞く予定です。

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【日曜民俗学】※準タグです。この言葉でブログ内を検索すると関連記事が読めます

平良達郎、仕切り直しのUFCデビューは15日朝8時半スタート。沖縄本土復帰50年の日に…youtube無料配信




端的に言おう。無料で見られるのはこのyoutube
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ひとは、「令和の具志堅用高」とも呼ぶ。

平良達郎デビュー

RIZINは、大会後に全試合の動画を公開する戦略を取りやめたらしい。/ならUFCや新日のようなサブスクサービスを!

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まあ、全試合のyoutube公開という戦略自体が非常に珍しい、というか前代未聞に近いチャレンジングな試みだった。それがPPV購入者、社会的認知、知名度……などの複雑な連立方程式のすえ「公開は利益より不利益のほうが多い」と考えるとしたらそれも致し方ない、というか正常な話だろう。


ただ、自分はそれを見越して??スカパー経由での視聴だから録画アーカイブができるのだけど、そもそもRIZINはほかのプラットフォーム、ネット配信での視聴を増やすことを推し進めてきた。

ネット配信とは、一定期間以降「見返せない」「アーカイブが無い」ことになってしまう。


ならば……、そろそろ、ついに「UFCファイトパス」や「WWEネットワーク」「新日本プロレスワールド」のような、自前の配信プラットフォームと…そして「アーカイブ」を作るべきじゃないかえ。


それで月1500ー2000円の会費を毎月徴収する、そのほうが安定した収入になるんじゃないだろうか。大会はその会員なら見られる、でもPPV半額とかでもいいだろう…


これはそういうプラットフォーム構築のコストが不明だから机上の空論だが、ただだいぶこなれた「枯れた技術」になってきているともきく。
いまこれができるのは「RIZIN」だけじゃないだろうか。さらにいえば、それは一種の自前の放送局だから、新日本やUFCがやっているように友好団体の大会中継も引き受けることができる。RIZINでいえばDEEP大会とかを、それで流すこともできるんだ。




ぶっちゃけ、そういう形で自前で作ると「総どり」もできるでしょ。スカパーだとおそらく、収入はスカパーとライジンでの折半とかになる。

自分はまったくスカパーに忠誠などないのに(笑)RIZIN公式サイトでのネット配信は見直しができないからしかたなくスカパーにして録画してるんだ。UFCファイトパスなみのアーカイブがあって、過去大会をいつでも見直せるなら喜んでRIZINのそういうサブスクに移るよ????

これはいわば、「ビデオ管理執事セバスチャン(仮名)」だというのはずっと前から言っている。

……こうやって過去のコンテンツを回線で好きなときに見られるサービスができてますよね。バンダイチャンネルNHKオンデマンドもそうだ。
こういうのの月額料金というのも、それなりに無駄な気もするが…発想を転換してみよう。
「もし。自分の録画コレクションを部屋から片付けてくれて、しかも完璧な画質のまま完全に保存。整理もしてくれて、自分が見たいときにはいつでも「これですね」とセッティングしてくれる執事セバスチャン…でも三太夫でもいいんだけど(笑)、そういう人間がいるとしたら毎月いくらぐらい給料を払っていいですか?つう、そういう考えに置き換えることが出来ると。
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ということで、RIZINのこれまで大前提だった「全試合映像はyoutubeで見ることができる」という特徴がさりげなく終焉した。
今後、ではこの試合アーカイブはどんな形で供給されるのか、それとも放送後は死蔵されるのを待つだけなのか、何かの配信サービスと手を組むのか・・・・・・・・そんな地味な点にも注目。

不調の正代だが、先場所は「次のジャンプが出る月曜が待ちきれない」精神で乗り切ったとか。そういう素直な思い、あったよな…

きょう(12日)も正代、負けちった。どうにも不調です。

ナントカ今後巻き直してもらうとして、こんな話を紹介したい。この場所が始まる前の展望記事だが…

【大相撲】正代 カド番脱出はジャンプのおかげ? ワンピ&呪術廻戦を「次週まで待てず…」

2022年04月29日 17時10分
(略)…カド番で迎えた先場所は、いきなり4連敗とスタートダッシュに失敗。しかし、後半戦に息を吹き返して9勝6敗で終え、大関陥落の危機を回避した。……「初日が出てから体の動きが変わったのかな」と振り返った。

 また、精神的に追い込まれていた先場所は土俵以外で「できるだけ相撲のことは考えないようにしていた」。

 そんな大関週刊少年ジャンプが気分転換になっていたようで「『ワンピース』とか『呪術廻戦』がものすごく熱い時で、次の(発売日の)月曜日が待てないなと。そればっかり考えてました(笑い)」と明かす。毎週購入している〝愛読書〟が切り替えるきっかけに…(後略)

正代、少年ジャンプの次週が待ちきれない。

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なんか、このコメントを聞いて懐かしく感じたものよ。
自分は相も変わらず漫画作品の雑誌連載を読み続けているし、サブスクなる便利なものがあるから、読む数はむしろ圧倒的に増えている……だから正直、待ちきれないと大好きな作品を待つより、サブスクの期限切れがこないうちに必死で読んでいるうちに次の週が来ました、という感じなのだ。


だけど、毎週連載で、そして読んだら次の号がどうなるか気になってしょうがない、とかあるんだよなあ。

機動警察パトレイバーで、「篠原重工が廉価版のレイバーをイングラムに変わって製作、それに警察の機体も切り替わるかもしれない」というところや、自衛隊レイバーを完全破壊した謎の黒井レイバーが浜辺に「ぐりふぉん参上」と描いて名を残すとか、廃棄物13号とイングラムグリフォンが三つ巴になるとか……そんな回の「来週どうなる!」感が個人的には強かったな。その時は、自分は待ちきれないというより「車に轢かれないようにしよう」となぜか思って、実際に慎重に通学したもんだった(笑)。


あっ、それを遡れば、ロビンマスクvsアトランティスで、水の中からどっちが出て来るんだ!とかマウンテンvsテリーマンとか、バッファローマンの「超人強度ゼロパワー(その代わりスピードが早くなる)」とか悪魔将軍が「体の硬度を自由に変えられる」とかも、次回わくわくした。ただ子供心に「超人強度が少ないほどスピードが速くなるなんて、論理的につながってないよな」とか「体の硬度が変わるなんてちょっと後付け設定じゃない?」とか子供ごころに思ったよ、マジで(笑)



正代の「ワンピースや呪術廻戦が熱いので、来週の月曜が待ちきれない」という言葉で思い出した、そんなことがら。

青木真也が柔道ジュニア時代から跳び関節を駆使しまくり、異端の柔道過ぎてすげえ


これ、今回初めて見た訳じゃないし、ブログのどこかで紹介もしてたと思うけど
あらためてまとめた映像を見ると、やはりものすごく すごい。


で、こういうので勝っていくと、たぶん伝統を重んじる指導者とかからすでに当時もすごくいろいろプレッシャーかかったと思う。
こんな感じに。

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https://seiga.nicovideo.jp/watch/mg126622

寝技で勝利する異端の柔道描くカクイシシュンスケ「other」
寝技で勝利する異端の柔道描くカクイシシュンスケ「other」

んだけど、それにおかまいなくこういう戦い方をして、柔道の世界でもなかなかのポジションに上がっていったのだから、その心臓の強さもあらためて感服した。