『ヤングアニマルDensi版』公式サイト
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seiga.nicovideo.jp『Other』カクイシシュンスケ
祖父に教わった柔術の強さを証明するため、高校柔道日本一を誓う白帯の男・花勝武(はなしょうぶ)。対するは、柔道界のスターとなった幼馴染! ふたりの勝負の行方は…! 2014年9月5日
ここから直接読めます
http://content.hakusensha-e.net/viewer/index.php?bid=y-other_001
いやあ、おもしろかったです。
特に自分にとっては、こういう思い入れがある。以前のブログ記事ですが…
青木真也、日大柔道部の寝技を指導!こんな動きは拡がっていくか? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20121121/p4
こういうメールを先日知人から貰っていた。(略)・・・・海外勢のやり方をもって伝統的なやり方の日本勢とやりあったら?海外勢のノウハウが、まさに「文明の衝突」のごとく、日本勢を圧倒するのではないでしょうか?…講道館の月次試合や紅白試合、または都道府県の地区大会予選とか…で、サンボ技、BJJ技、あるいはチタオバ技をベースにした、柔道にない技を徹底してかけていけばどうなるか?
(略)…こういうやり方で実績をあげたら、弱小高校の柔道部のコーチに就任し、「正攻法でやってたらお前らに勝ち目はない。せめて奇襲の連続で強豪校を苦しませてやろう」という話になっても面白いですね実際の話としても、漫画のストーリーとしても、「ブラジリアン柔術を(当然部活としてではなく別の形で、だな)まなんだ異色の存在が、正統派の柔道部の部活やインターハイ予選で、その流儀で勝ちあがり、従来の柔道のお偉いさんがちょっと不快感・・・」ということはありそうな設定・ストーリーではある。この「BJJで柔道に挑む」やつを、かっこいい主人公にしても、主人公に対抗する憎憎しい悪役にしても生きそうだ。
てか、青木真也の高校・大学時代がほぼそんな感じだったはず(笑)。http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/52292161.html
☆青木真也が日大柔道部に指導する意味とは?
跳関十段と、吉田秀彦と伝説の名勝負のあの男が柔道を語る!
青木真也 ×金野潤
「柔を継ぐもの」。
この上の、自分の妄想および知人メール…そこのサンボやBJJ、が古流に仮託されて、実際に絵とストーリーで現実の漫画になったのが今回の「other」だといえる。
会場で「こんなの正統な柔道じゃない!」と観客や審査の偉いさんが文句をいったり「でも新しいよな」「俺たちもやってみてー」と応援意見も出るとこなんかもリアルでしょう。
この文句の言われ方が実にリアル。少なくとも昇段試験で背負い投げのフェイントから裏十字に移行すると確実にこんな感じの小言をくらいます(実話)。
自分としては、もっと続きが読みたいものであります。
ぜひ読んだ後に応援コメントを。
作者のカクイシシュンスケさんはtwitterもやっている
https://twitter.com/ekus__nuhs
そして同じような問題意識やドラマとして「柔道の高校インターハイ予選で実現した、『vsレスリング』」という設定を非常にリアルに描いた「帯をギュッとね!」の長谷vs宮崎戦ももう一度、興味あるひとは手にとってもらいたいもんです。
▼第1話/サバイバルゲーム▼第2話/決勝トーナメント▼第3話/寝技のスペシャリスト▼第4話/立ち技勝負!▼第5話/異端児・長谷達也▼第6話/対アマレス作戦▼第7話/長谷、本領発揮▼第8話/柔道vs.レスリング
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080406/p1
ちなみにジャンプの相撲部漫画「火ノ丸相撲」でこの前,主人公の力士と異種格闘技戦を戦ったレスリング国体優勝高校生は、現在は相撲部に入り即戦力のナカーマになりました。