本日22日午前9時30分に、キングジョー登場回の配信は終わります!!最後の雄姿を!!終わると思ったら、まだ配信してるみたい??期日は不明
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※その次の回でも、キングジョーはちょっと変わった形で登場。こっちの配信期間も???ちょっとわからん
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このあとの記事の世界観の説明は、このリンクにて略す。
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そして、記事中に出てくる「前回のインタビュー」はこれ。
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――キングジョーさん、ウルトラマン Z との試合を見せてもらいましたよ!いやー興奮しました!!
「おいおい、このオールドマンのファイトに、そんなに期待を高くしてエキサイトされても困るよ、確かに私のボディ内にはまだ熱いオイルの熱が燃えたぎってはいるが、既に 体のあちこちにサビができてるようなクラシックカーさ。でもまあ確かにそれなりに満足のいくムーブは見せられたかな?」
ーーですから詳しく…と言いつつ掲載スケジュールの都合でミニインタビューしかできませんが、それでも今回のこと一言二言でも聞きたいんです!よろしくお願いします。
まず本試合前に、キングジョーさんはついに、 Zプロモーションでは常連というか重鎮となっているウィンダムさんと、ほんの軽くですがファイトをしました。マニアにとっては Z との絡み以上に熱望された組み合わせでした。ロボット怪獣同士という意味でも奇跡的だったこの一戦、終えてみての感想は?「ふむ……ウルトラセブンがまだ、トップに至る前から道場で鍛えていたポリスマン達なんだろ?アギラーはウルトラファイトを見れば分かる通り一枚落ちるというのが私の持論だが(笑)、それでもカプセル怪獣たちがポリスマン足り得る実力の持ち主であることに異論はない。ただこれは同じロボット怪獣だから言わせてもらうがね…セブンがずっと後になってから育てた、新弟子セブンガーにも言えることだが…ロボット怪獣というのは一般的に、爆発的な『押し』の力を持っている。しかしそのためにそれに頼りきりになってしまう。これは私も大きなことは言えない、デビューしたての頃は自分もまさにそうだったさ。だからこそロボット怪獣は意図的にでも『引く』力を身につけなければいけない。彼のメカパワー殺法も、それが足りないから、こちらが引く力をうまく使えば、対処可能になるんだ」
――引く力ですか…
「何も難しいことではない、例えばタオルか何かを思い切り相手と引っ張り合う、こんなシンプルなトレーニングでいいんだ。それを全力で、ずっと継続し続ければ。まあロボット怪獣は特に押すトレーニングの3倍やってちょうど釣り合うぐらいだろうな」
ーーははあ、なんとも奥深い…… そして前回のインタビューでもお語りになって大いに反響を呼んだ分身と飛行形態が登場しましたね。 この前語られていたいたように、まさにポジションを入れ替えるために使ったり、相手を追跡するために使われ、「意味のある変形合体」 のお手本のようでした。
「以前述べた話の繰り返しだが、そもそも変形合体や飛行形態というのにこういう意味がなければただのサーカスなのだ。今回はトンネルという障害物があって、このオールドマンからの追跡を相手はそこで降りきるつもりだった。しかし分離したこの体はそのトンネルにも入って…という見せ場があったろ? そして最後は、分離した4体で「四方」を取り囲む。ギミックとはこういうのを言うので、あのトーエイ(東映)がバンダイに言われてやってるセンタイ・ロボみたいなのと一緒にされちゃ困る」
「あのバンクショットのように毎回毎回同じところを飛んで同じポジションで合体して同じタイミングで変形する。そして鈍重な動きでほんの1分ドタバタやったら、バランスの悪そうなサーベルを持ち出してフィニッシュする……ああいう連中が『我こそは合体ロボットです』と名乗れるなら、私はロボット界すべてを統治するエンペラーを名乗れるよ、ハッハッハ」
ーーどうにも剣呑な方向に話が行ってるようなので(笑)、本題へ。ついに若手のウルトラマンZと対戦したわけですがズバリ Z 評価は。
「Zの評価はZだ、とでも言わせたいのかね(笑)。そんなジョークはともかく、うん、素質に優れたヤング・ウルトラマンだよ。特に間合いの捕り方がいいね。私のパワーを恐れるのではなく、どこからの距離が一番効果的かを見極めようとしていた」
ーーほほう、高評価ですねえ。
「ただし…まったく UWFの影響は逃れられんのかね、以前も若いウルトラ世代は必要以上に蹴りを出そうとして『君たちはサッカーボーイか』と小言を言ったものだが…Zはサッカー+『ムエタイボーイ』という感があったな」
ーーたしかに蹴りは多用していました。
「他の格闘技からインスピレーションを得るのはとてもいいことさ。自分も柔術をやっていたのは承知の通りだ。ながウルトラである限りはやはりムエタイキックを多用するよりレスリングにベースを置いた方が結局は伸びしろがあると思うよ。とはいえ、いくつかは結構効いたので自分もエキサイトしてサッカーキックをお返ししちゃったがね、ハハハ」
ーーマウントポジションも見事に奪いましたね。
「そこが自分の見せ場スポットであるということは分かっている。だからヤングウルトラマンのZも、戦いの中でその場面をあえて誘導したんだろう。そこは感謝しているし、こちらが締め技でなく、あえてオールドスタイルのボーン・トゥ・ボーンで攻めても、タフに対応した。そこはグッドだ……だが、例えばそういう場面だったら、『ほら自分はここから本当は脱出できるんですよ、こんな風にね』というのを仕掛けて行く、やられた方は『若造それじゃビクともしないぞ』と逆に切り返していく、そんな風に流れていくのがかつてのウルトラだったよ」
ーー今回は??
「ニヤリとキングジョーは笑い、『それが新たな宿題だ。みんなでこの攻防を見て想像してくれ』と答えた……なんて語るのが、このインタビューの締めにふさわしいのじゃないか?まあこんな所でいいかね」
ーーじゃ、じゃあ最後にひとつだけ!! 最終的にキングジョーさんは、かつてのウルトラマンの力を借りて、4体に分離したウルトラカルテットの総攻撃によってKOされました。そしてその機体は、なんと基地に収納されて分析されているという衝撃的な展開となりました…これはいったい…??
「ほら、人間界プロレスでもニュージャパンでイノキが、コクサイグンダンとの抗争の時に3対1で戦って大激戦になったが、衆寡敵せず惜しくも及ばなかった…という展開になったじゃないか。まあこのキングジョーは、ウルトラが4体がかりで初めて勝利できる…と相手が認めたわけだから、リスペクトだと思ってありがたく感謝するよ。そして…私が基地に入って分析されるということは、このオフィスはキングジョーのストーリーをもう少し長くアングルに絡めるつもりらしいな。そうするともう少し Young BOY たちを鍛えることになるが……彼らがそれについていってくれることを願うよ(さらにニヤリ、と笑う)」