INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

本日がONE10.16大会無料配信最終日だった。澤田龍人 vs ミアオ・リータオなど

これ、伝えるの忘れてた。


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総合 澤田龍人 vs ミアオ・リータオ
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こちらはキック 秋元皓貴 vs ジャン・チェンロン
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GONG格闘技 2020年11月号

GONG格闘技 2020年11月号

  • 発売日: 2020/09/23
  • メディア: 雑誌

UFCでコリアンゾンビ敗れる、についての雑感

コリアンゾンビが久々に UFC のメインイベントに登場。もう5回目だか6回目のメインイベントらしく、これは多分アジア人選手の新記録だろう。それだけ戦いぶりが評価されてい。、いわゆる「ショータイム」選手と言っていい。


それだけに今回は実質的な挑戦者決定戦であったとも言われここで勝って再びのタイトルマッチに繋げたいところであったが…思ったよりブライアン・オルテガに差をつけられて敗戦となってしまった。


yunta.hatenablog.com


やはり幅の広さという点で相手に上回れたのであろう。
ジョン・チャンソンも、何しろ UFC 唯一のツイスターでの勝利があるぐらい寝技もできる、オールラウンドのファイターなのだが、それ以上に相手が幅の広い攻撃をしてきた。
ローキックもそうだが俺はテイクダウンにも行けるぜ、という 威嚇の意味を込めたタックル。このフェイントが相当に聞いたのではないか。実際にテイクダウンもされたし。


チャンソンの武器の一つにアッパーカットがあると思うんだがドンと踏み込んで距離を縮め One Two Three の3ぐらいでアッパーカットを打ち込む戦術がなかなかできなかった。

そしてローキックをかなりやられたことも大きい。これをかなり効かされたから、まず実力を出し切る前に封じられた感があり。


技としては、ブライアン・オルテガのバックスピンエルボーは見事だった。こんな技、当たりそうもないようにみえる。やる方も普通は空振りリスクが怖くてできないと思うんだが、みごとにやってのけた。



なんにしてもコリアンゾンビですら「準決勝」で敗退する UFC の頂点の遠さ・高さには、気が遠くなる思いだ。おいそれと日本メジャー団体のエースに「もう日本では敵がいないだろうから UFC に行ったら?」言えないぐらいの…

同時に…チャンソンは2年間の兵役があり、ブランクの一方で体を休ませ怪我を治すことができたからなかなか一緒にはできないかもだが「戦極・DREAMで活躍した選手」の落日は着実に進んでいるのかもしれない。ともに旗揚げは2008年だっけ?あの時の若手も、ベテランといえばベテランだが、体力の衰えや故障の重なりは隠せなくなってきている。

(Small/Medium, White) - UFC 150ml MMA Gloves

(Small/Medium, White) - UFC 150ml MMA Gloves

  • メディア: スポーツ用品

やった、柔術が映画になった!「柔術家とエイリアンの戦いを描く。互いに礼をするところが印象的。」…え??

「木根さんの1人でキネマ」作者が推薦するのはいいんだけど、作中で使われることはあるまい(笑)


にしても、誰か止めなかったのか。

というかね。・・・・・・・・・・・少なくとも予告編のムーブ的に、「JIU-JITSU」らしさがね・・・・・・・?????

【再放送】「問題を起こした柔道家から、講道館が黒帯を剥奪せよ」…フランス(日本以上の柔道大国)指導者の提言

この記事に対して、以下に紹介する過去記事の内容を要約したブクマをつけたら、反響があったので、
それを再度エントリーにします。

中学教諭、生徒の背骨折り逮捕 投げる、殴る、しつこく寝技で全治3カ月 冷蔵庫のアイス食べられ

 中学校の部活中、部員の男子生徒2人に体罰を加えてけがを負わせたとして、兵庫県警宝塚署は12日、傷害の疑いで、宝塚市立中学校教諭の男(50)=西宮市=を逮捕した。

 逮捕容疑は、9月25日午後4時半ごろから約30分にわたり、同校の道場で、顧問を務める柔道部の1年生男子部員2人に対し、投げ技をかけて両頬を数回殴ったり、寝技をしつこくかけたりしてけがを負わせた疑い。12歳の生徒は背骨を折り全治約3カ月の重傷で、13歳の生徒は首に軽いけが。調べに対し、「おおむね間違いありません」と容疑を認めている。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202010/0013777361.shtmlwww.kobe-np.co.jp

以下のエントリの元記事はこちら。そこから抜粋します

m-dojo.hatenadiary.com

ここに収録されているのが

■特集
「歴史に挑む」。

☆『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』著者と、
1976年のアントニオ猪木』著者による、特別ロング対談が実現!
増田俊也氏×柳澤健
「1951年の木村政彦と2012年の柔道」を語り尽くす!


の元記事では、木村政彦がどうこうとか、
そんな話が延々続くのだが、そこは今回関係ないので(中略)。

そして、今回にまつわる話。

「柔道指導で、大事故を起こした指導者からは黒帯を剥奪せよ」(フランス柔道界の大物の提言)

特に、この「はてなダイアリー」界隈では柔道をはじめとする武道の必修化、それにまつわる安全性の問題に興味を持つ人がいて、ブクマなどでもその記事には言及される数が多い気がする。
そういう方と、ゴン格など格闘技専門メディアの知見や情報をつなげるのが当方の役目だと勝手に思っているのだが、今回、この二人の対談ではその問題についても、実に大きな分量を割いて語られているのだよ。
 
両方とも一般メディアの知名度もある人だし、
この武道必修化・柔道の安全性の問題に興味のある方は、普段は買わなくてもこの対談のためだけに購入・熟読する価値があるんじゃないか、と真面目に思います。

(略)

ようやく仮見出しに至る。
いまや柔道の本場はフランスに移行している、という話を柳澤氏が話し、そこでフランスのボルドー大教授、ミシェル・ブルッス(国際柔道連盟メディアコミッショナー・オフィシャルリサーチャー)といろいろ意見を交換しているのです(彼の話題、実は私たちが柳澤さんを囲んでお話を伺ったときにも出ていました)。
んで、彼は講道館にてこのたび、「フランスでの初心者の柔道指導」について講演したのだそうです。あちらは少なくとも、記録上は死亡事故ゼロ。それに講道館がようやく学ぶ姿勢を見せた・・・のはいいとしても、全柔連の上の人は、この講演会をマスコミに対して(むろん柳澤氏に対しても)非公開にした!!!というのだ!!!!

柳澤 …「見たいんですけど」ってまず内々で聞いてみたら「ごめんなさい。全柔連の上の方針でブルッスさんのレクチャーはマスコミには公開しないことになっています」・・・(略)内輪の勉強会にしてしまった。それは大きな問題だという気がするんですよね

┐(-。ー;)┌ヤレヤレ.  ┐('д')┌ヤレヤレ. ┐(´-`)┌. ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ.
マイッタネ. ┐( -"-)┌ ヤレヤレ... ┐('〜`;)┌.  ヤレヤレヽ(~〜~ )ノ.
…・・・もうこの時点で、講道館の安全性向上の、意欲の程度がよくわかりますね。
 
だけど。
転んでもただでは起きない、柳澤健。こんな重要提言を引き出した。

ブルックスは僕に言いました。
「子供を殺したり、大怪我させたコーチは、十年刑務所に放り込め。黒帯も剥奪しろ。」
その通りだと思います。
講道館は柔道事故を検証して、「こういう暴力は講道館は絶対許しません」と大きな声で言って、コーチの黒帯を剥奪してしまえば、柔道事故はあっという間に激減するはずです。

ふ・・・・・・む。
リベラル派が一般的には眉をひそめ、タカ派が拍手喝采することが多い「厳罰化」だね。でも、柔道指導者がだ、黒帯を剥奪されたら確かにまず指導が(おそらくは)できなくなり、経済的に困窮化するし、また自分の意識の中でも「黒帯」はアイデンティティを占めていると思われる。ムチャな指導や不作為で大事故が起きたら、その黒帯が剥奪される。またそれが記録に残り、不名誉が長く伝えられる・・・

これが指導に慎重さ、丁寧さを促し、事故も減らせる、ということはありえそうである。
 
黒帯の剥奪制度自体は存在しているらしい。

柳澤  オウム真理教麻原彰晃の段位を剥奪したのであれば、深刻な柔道事故を起こしたコーチの段位も剥奪してほしい。講道館がそういう毅然とした態度に出れば、それだけで絶対に事故は激減します。

たしかにそんな報道、あったような気がするな。
ああウィキペディアの「麻原彰晃」にもその記述がある。


(後略)

ちなみに、この記事は2012年3月に書かれたものだが、その後2013年に講道館内柴正人氏から5段を剥奪している。
ja.wikipedia.org



2022年追記

講道館は、プーチンから黒帯を剥奪したら?」との提言。
m-dojo.hatenadiary.com

【メモ】俳優・玉木宏は、ブラジリアン柔術を昨年(2019年)から学び始めた

極限の状態まで追い込むストイックな姿勢からは、作品に対する熱意を感じられる。普段からもカラダ作りを意識しているようで、「年齢も今40歳で、体力を急につけられるわけではないので、プライベートでずっとボクシングを続けていて、去年からブラジリアン柔術もやっています。楽しいので続いているのですが、今回のように、勢いだけでは難しいアクションシーンが多い作品や体力勝負の瞬間で、日頃の積み重ねに助けられているなと感じます」とプライベートでの趣味も仕事に活きていることを明かした。

https://news.livedoor.com/article/detail/19040442/news.livedoor.com

もう、芸能界だけでも結構いるので、一覧とかがウィキペディアにあるかもしれない。

今回の極主夫道でも、第1回で三角絞めと腕十字が出ていたしな。


ゴン格でも、ぜひ取材を。忙しいだろうから「極主夫道」の撮影の休憩時間を使ってほんの数分間、「ホベルト・サトシ・ソウザvs矢地祐介」の試合を見てもらい…いやいやいや


www.youtube.com

高田延彦・コールマン戦問題、感想を言うなら「やはりコールマンに『今』インタビューすべき!」

こうた。読んだ

みんなが気になる、あの部分(何しろ帯で、字を赤く強調してまでアピールしているのだ)についていち早く…
本の記述は、おおよそこんな感じ。



・PRIDE.5でコールマンからヒールホールドで勝利を収めた高田。

f:id:gryphon:20201012065935p:plain
高田延彦vsマーク・コールマン。ヒールホールドで勝利

・だが、最近「貶めるような記述」があった

・高田自身はこれを読んでいない

・今回は内容を説明した上でコメントを求められ、高田が回答した

・それは…

f:id:gryphon:20201012062407j:plain
教えちゃソンだ あばよ プロレススーパースター列伝パロ


ただ、宝島社本人が出している内容紹介と、そりゃかけ離れているわけではありません。(そりゃそうだよ)
kakutolog.info


とまれ、それならそれで、これらの記事と比較してみてください。


m-dojo.hatenadiary.com
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というか、最近、彼の名前でここを検索すると、それ関係ばっかなんだけどね(笑)
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そして、この後の感想

すでに書いたことの繰り返しになるので、再掲載で。

おまけ要望 書きおろしで「1999年のマーク・コールマン」が読みたい。


「コールマンさん、すでに、あのこと…vs高田延彦戦はメジャー雑誌にも載る、公の事実になりました。歴史の証言として、またあなたの(MMAでタカダに一本負けという)超不名誉を払拭するためにも、ここであの試合のことを話してくれませんか?あなたは旧DSEに対して、十分に恩を返し報いてきました。借りは無いはずです。相応の謝礼もさせて頂きます」

こういうオファーがあれば、コールマンも断らないんじゃないかな?

 これまでの流れ的には、「2000年の桜庭和志」も連載後は単行本になるだろう。これまでも描きおろしやインタビューが末尾に載っていたことがあるので、そんな感じで「コールマンが(vs高田戦のアレを前提にして)口を開く」証言記事があれば、ファンの購買欲を一段と刺激すると思うのだけど。

もちろん、出し抜こうと宝島社系やDropkickサイトなどが、ばっと彼を抑えて同様のインタビューをするなんてこともあったらそれはそれで面白い(笑)

2000年の桜庭和志

2000年の桜庭和志

  • 作者:健, 柳澤
  • 発売日: 2020/02/27
  • メディア: 単行本


m-dojo.hatenadiary.com

実をいうと…マーク・コールマンはPRIDE崩壊後にUFCと再契約したひとりで、2009年の段階ですでに経済的には…悠々自適、とはいかなかった。
ファイターをやめたからと言って普通の仕事…午前9時から午後5時まで勤めることなんてできるか?いやできない、という意味で「ノー・モア・ナイン・トゥ・ファイブ!」が練習の掛け声だった、ぐらいで。
m-dojo.hatenadiary.com



そこから11年。2013年に引退を表明したそうで、ファイターや、たとえばコーチやトレーナーとして名前を聞くことも、少なくとも自分はない…。

ああ、でもこんなことが今年あったんだ。

2020年のUFC on ESPN: Overeem vs. Harrisで、セコンドに付いたマット・ブラウンが試合でノックアウトで敗れ、控室での医師の診察に付き添っていたところに、UFCからインタビューをしたいのでカメラの前に座っていて欲しいと言われ、負けた選手のセコンドに何のインタビューをするのかと不思議に思って待っていたところ、突然会場のスクリーンで盟友ケビン・ランデルマンUFC殿堂入りが発表され、ランデルマンが2016年に亡くなって以来、ランデルマンの殿堂入りを強く訴え続けていたコールマンは「やつは俺の兄弟なんだ」と、思わず顔を手で覆って涙した[9]。
マーク・コールマン - Wikipedia

閑話休題
そんな彼が、この話題について、日本のメディアからインタビューをさせてくれ、という話になったら、なにがしかの取材謝礼が入るのではないか。それは、日本で激闘を見せてくれた彼へのささやかな”ボーナス”になるのではないか…
もちろん、それが、証言内容を左右してしまっては非常に困るのだが、そこは取材者の良識と工夫に任せよう。

一般論として、
このへんに関してはアメリカ、海外のほうが、「一定期間が過ぎたらしゃべっていい、むしろしゃべらないと」という意識がある。そのへん、eyada.comやシャードッグ記事の翻訳がPoetさんやtadさんによって(なつかしいやろ?)UPされるたびにびに、上へ下への大騒ぎになった1990年代の格闘技ネットを知ってる人なら、肌感覚で覚えてるやろ(笑)また、柳田邦男氏も海外のノンフィクションを読むたびに「重要な人物が、正直に事実の核心を、非常に明瞭に述べている。キリスト教文化の告解や告白の伝統だろうか。日本とは違う…」とうなっていたので、そういうものっぽい。



もちろん、マークもハッスルやIGFで「ケーフェイ」を経験したひとり、業界仲間だし、PRIDEには恩義意識や仲間意識もあるだろう。「あの試合は、見たとおりだよ」「自分から言うことは何もない」みたいになるかもしれない。
そこは、それさ。そして、そうしてほしい人が、それ相応の”報い”をした結果そうなっても、それはそれであの偉大な元王者の、生活の足しになることは変わらない。


高田vsコールマン戦の根本的ジレンマ

これもすでに以前書いた、というかうちでネタにしてるんだけど(笑)
「もし、高田延彦vsコールマン戦が、掛け値ゼロの、正真正銘の競技としての意味があるなら、元UFCヘビー級チャンピオンで、このたった1年後に第一回PRIDE-GPを制覇し、初代PRIDEヘビー級王者に輝いたマーク・コールマンから関節技で見事な一本勝ちを収めた高田延彦のこの勝利は、格闘競技的に大きな意味を持ちすぎ、高田の肩書・経歴に特筆大書されないのはあまりに不自然になってしまう」

・・・・・・・・・・というジレンマを、持ってしまっているんだ(笑)
これは、コールマンがたとえばカイル・ストゥージョンやアレクサンダー大塚のように、その後輝くことなくMMAの世界からフェードアウトしていったらそんな疑念を持たれることなく「あの当時のコールマンに一本勝ちしたって、威張れることじゃない。だから特筆大書しないんだよ」という弁明が成り立ってしまっていた。だから、これは、ああいう形で”敗北”したコールマンの、手痛い「復讐」なのかもしれない……。



余談。PRIDEに関しては、それ以外でも衝撃の事実が……ブッカーK川崎浩市のインタビューに注目!!!

これも、90年代海外メディアとその翻訳界隈では、すでにささやかれていたが・・・・・・


コメント欄収録

Poet

高田本人は、真剣勝負で初めて「負けなかった」ミルコ戦を誇りに思っているのではないかと推測しているのですが、
コールマン戦が邪魔をして、こういう切り口ができなくなっているのが残念。
1990年代の選手の中で、ほとんど唯一、高田にはそこそこ収入があって、インタビューの謝礼になびかないという
こともあるのかな?

160日前 Add Stardelete
gryphon

以前からその視点でPoetさんは語られてましたよね。大ブーイング、酷評のミルコ戦だけど本人にとっては大満足で、さらにベルナルド戦でも「どうだ、ガチで、それも猪木アリにも頼らずK-1と引き分けたぞ!」http://www.kansenki.net/report/01/1231inoki_hoihoi.html で、そこで満足して引退を決めたのでは…と。

160日前 Add Star
hj

コールマン、2010年のインタビューで高田戦について言及していますよ

Heavy.com: Was the match with Nobuhiko Takada the low point (Writer’s Note: Coleman allegedly lost the match on purpose to give the Pride star some much needed credibility)?

Mark Coleman: It was what it was. I needed to support my family. They guaranteed me another fight after that and I needed that security. It was what it was. I’m going to leave it at that.

「あれはしょうがなかった。私は家族を養う必要があった。あれでPRIDEは継続参戦を保証してくれるという話だったし、私にはその保証が必要だった。しょうがなかったんだよ。その話はもうやめてくれ。」

heavy.com/sports/ufc/2010/02/mark-coleman-bottom-line-i-can-still-fight/

136日前 Add Star
gryphon

2010年のコールマンはまだUFCのメインにも出場する(vsクートゥアのれベンド対決)現役選手で、日本では大晦日に「元気ですか!」が行われた時代。まだ「また日本に試合で呼ばれるかも?余計なことを言うとまずいかもな…」と思ってた時代だったと思うんです。完全に引退した(?)今なら、また踏み込んだ発言をするんじゃないかな、と。

高田延彦、遂にコールマン戦について語る!?「証言UWF×プライド」発売

「証言UWF」シリーズのスピンオフ企画。
1996年のUWFインターナショナル崩壊後、U戦士たちが向かった舞台は総合格闘技のリングだった。
プロレスと格闘技の間で漂流し続けた男たちが踏み込んだ、引き返し不能地点。
彼らが“ガチンコ"のリングで見たものは何だったのか。プロレスラーたちが見た総合格闘技の全舞台裏。
髙田延彦、田村潔司らが語る総合のリングの虚と実のすべて!


カクトウログさんも紹介記事を書いている
kakutolog.info
俺のブクマ

終わりなきUWF 高田・田村・中邑らが語る『証言 UWF×プライド』発売 | プロレス・格闘技・ボクシングの情報配信|カクトウログ

また私たちに『答え合わせ』をしろとおっしゃるか(笑)。いや、むしろ新しい問題集か……

2020/10/10 16:13
b.hatena.ne.jp


そこを経由で宝島のページに…

tkj.jp

虚と実をすべて語る!
『泣き虫』では未公開! 髙田vsコールマン戦の真相

ルビコン川を渡った男たちが味わった
「非幻想」の世界とは?

髙田延彦 「コールマン戦は与えられた仕事を全力でまっとうしただけ」

田村潔司 「サクとの試合を“大人の事情”でやりたくはなかった」

榊原信行 「髙田さんも、田村も桜庭も交渉が簡単な人ではなかった」

藤田和之 「ケアー戦の勝利は“受けてなんぼ”のプロレスのおかげ」

中邑真輔イグナショフとの再戦は、負けたらやめる覚悟だった」

A.猪木 「髙田vsヒクソン戦は、観る前から勝負はわかっていた」 ほか

髙田延彦 「コールマン戦は与えられた仕事を全力でまっとうしただけ」
髙田延彦 「コールマン戦は与えられた仕事を全力でまっとうしただけ」
髙田延彦 「コールマン戦は与えられた仕事を全力でまっとうしただけ」
髙田延彦 「コールマン戦は与えられた仕事を全力でまっとうしただけ」



さて、この問題ならネットを検索した皆さん、まずうちに来ますよね(笑)。それで正解です(笑)
つまり、この本の「答え合わせ」であります。

2000年の桜庭和志

2000年の桜庭和志

  • 作者:健, 柳澤
  • 発売日: 2020/02/27
  • メディア: 単行本

一部、紹介記事を「再放送」します。
m-dojo.hatenadiary.com

おお、すごい!

高田延彦ヒクソン・グレイシーには二度も敗れたとはいえ、この翌年に猛者ぞろいの第1回PRIDE-GPで頂点に立ち、UFC、PRIDE両方の王者になったマーク・コールマンに関節技で一本勝ちしているんですぜ!!

はっきりいって、日本人ではごく少数の人しか成し遂げていない快挙。MMAルールでのUFCヘビー級王者からの勝利は、ひょっとして高田延彦ひとりをもって空前とし、今なお絶後とす???(※今思い出せば、マークケアーに勝った藤田和之やヤマヨシいたね)

 

ならば彼を語るときには、「ヒクソンに敗れた男」ではなく「コールマンに勝った男」とのキャッチフレーズになるべきではないか?謙虚な男よ…

 

とかなんとか

言っててもしょうがないので

本題に。

 

 

ここでおなじみに連載中の柳澤健「2000年の桜庭和志」で、古参ファンには、うーむという話をしているいるいる。

 

 


専門家の予想は、圧倒的にコールマン有利、実際、第1ラウンドはコールマンが高田を圧倒した。

だが第2ラウンドに入ると、コールマンの勢いは急速に衰え、結局1分44秒、高田がヒールホールドで一本勝ちを収めた。世界的な強豪から見事な逆転勝利を収めたことで高田延彦ヒクソングレイシーに連敗したショックを脱し、 MMA の最前線に躍り出たーわけでは全くなかった。

高田とコールマンの試合は、あらかじめ結末が決められた試合だったからである。(103P)

 

「高田とコールマンの試合は、あらかじめ結末が決められた試合だった」

 

断言しおったわい……。違ってたら、訴訟ものだぞ。

(略)

そう思っていたところに爆弾を用意していた

 

タイトルにうたった通り、著名な格闘技ライター高島学氏に、コールマンがそのまんまズバリのことを語ってたんだってさ!!


f:id:gryphon:20181222102215j:plain

高島学氏は、直接コールマンから高田戦のフェイクを聞いていた(Numberより)

 

結局、高田コールマン戦も「疑わしい」と外から言うだけじゃ難しく、「本当に結末が決まっていたフェイクだと断言できる根拠はあるんですか」と今までは言わざるを得なかった。

しかし、今回の記事で「高島学氏の証言がある」と言えるのである。

その結果、こんな話にもなったわけだが(笑)
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高田が仮に(実質)カミングアウトしたら、「格闘技イベント主催者としての榊原氏の信頼度」や「現在PRIDEのコンテンツの所有者であるZUFFAの映像扱い」「シャードッグ『記録』の認定」などにかかわる

「90年代は、過渡期でした」で済ませてもいいし、済ませるしかないんだけど、
こと外国に行くとコミッションだとか、そのへんが白黒はっきりさせる法的枠組みがあるとか無いとか……

「つまり、主催者としてミスター・サカキバラはこのfake fight の事実を知っていたんですか?知らなかったんですか?関与の有無は?」
「そのfake fightに手を染めたコールマンとノブヒコ・タカダに対し、RIZINからの永久追放措置をなぜとらないんですか?」
「あれはfake fightでないというなら、宝島社、文芸春秋社に名誉棄損の訴訟をなぜしないんですか」
アメリカのベラトールは、こういうfake fight の経験がある主催者のイベントを連携していいのですか?」

いや、本当にそういう議論とかされるのよ!!コミッションって、ほかのところ…UFCのライバル会社を殴るこん棒だから(昔はボクシングを脅かすUFCが対象だったもんだが…)



でも、こういうテーマに関する質問を、RIZIN記者会見でサカキバラ氏やタカダ氏が受ける可能性は本当にあるのよ。
その時、どんな回答がなされるのでしょうか…

あとねえ、高田延彦氏が日本の政治を憂いて語る、各種のツイートに
「〇〇省の役人/〇〇党の政治家は『与えられた仕事を全力でまっとうしただけ』なんじゃないでしょうか」とリプがつく可能性も大(笑)。
だが、そう思うけれども!!! それはやめといてあげて!!!