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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「講道館は、プーチンから黒帯を剥奪したら?」との提言。


※調べたところ、内柴正人は「五段」剥奪で、当然、イコール黒帯剥奪だとは思うのだが明確には確信できなかった。


もう一回、黒帯剥奪論とその効用を。

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いまや柔道の本場はフランスに移行している、という話を柳澤氏が話し、そこでフランスのボルドー大教授、ミシェル・ブルッス(国際柔道連盟メディアコミッショナー・オフィシャルリサーチャー)といろいろ意見を交換しているのです(彼の話題、実は私たちが柳澤さんを囲んでお話を伺ったときにも出ていました)。
んで、彼は講道館にてこのたび、「フランスでの初心者の柔道指導」について講演したのだそうです。あちらは少なくとも、記録上は死亡事故ゼロ。それに講道館がようやく学ぶ姿勢を…(略)


柳澤健。こんな重要提言を引き出した。

ブルッスは僕に言いました。
「子供を殺したり、大怪我させたコーチは、十年刑務所に放り込め。黒帯も剥奪しろ。」
その通りだと思います。
講道館は柔道事故を検証して、「こういう暴力は講道館は絶対許しません」と大きな声で言って、コーチの黒帯を剥奪してしまえば、柔道事故はあっという間に激減するはずです。

(略)…柔道指導者がだ、黒帯を剥奪されたら確かにまず指導が(おそらくは)できなくなり、経済的に困窮化するし、また自分の意識の中でも「黒帯」はアイデンティティを占めていると思われる。ムチャな指導や不作為で大事故が起きたら、その黒帯が剥奪される。またそれが記録に残り、不名誉が長く伝えられる・・・

これが指導に慎重さ、丁寧さを促し、事故も減らせる、ということはありえそうである。
 
黒帯の剥奪制度自体は存在しているらしい。

柳澤  オウム真理教麻原彰晃の段位を剥奪したのであれば、深刻な柔道事故を起こしたコーチの段位も剥奪してほしい。講道館がそういう毅然とした態度に出れば、それだけで絶対に事故は激減します。

たしかにそんな報道、あったような気がするな。
ああウィキペディアの「麻原彰晃」にもその記述がある。


プーチンから黒帯を奪ったところで、当然それに実質的な意味があるとも思えないし、ヘンリー八世がカソリックから破門されたら英国国教会を作ったり、日本プロレスから追放されたアントニオ猪木のように、新ロシア柔道を立ち上げるだけかもしれない。

ただ、それは戦争反対を叫ぶように、やってもいいのではないか。


ともかく、「プーチンからの講道館黒帯剥奪」という案を、ここにテイクノートしておきたい。