毎年恒例…だが、ことしは他国の「国家の暴走」をまのあたりにする中で、この日を迎えることになる。
2.26事件は早朝に起こったというから反乱軍は夜の十時の今頃にはすでに動き出していたか。昭和11年2月の私はアルバイトをしながら三味線のお稽古に通っていた。26日は住んでいた近くの日光街道に軍隊の車が兵隊を沢山乗せて慌ただしく動き回っていた。何かが起こったことは下町でもわかった。
— 内海桂子 (@utumikeiko) 2016年2月25日
おお、これはめでたい
— ユキカゼ (@NAVY_ICHIHO) 2018年2月23日
◆「2・26事件」の舞台「九段会館」の保存へまもなく工事開始(Wedge) - Yahoo!ニュース https://t.co/bM18mOzCPX @YahooNewsTopics
>懸念された全面取り壊しは免れ、旧来の会館部分は残される方向だ
「桜田門外の変」をリアルタイムで知っている人が226事件の時は存命だったとか。226事件を知ってる人がJAL123の時の上野村村長だったり今も現役の芸人さんって歴史の繋がり凄いな、と。
— のほほん蹴球見聞録 (@nohohon_kenbun) 2019年2月25日
「クーデター」2・26事件を経験した若者達の「それぞれの回想」 https://t.co/UHCEJHoZFW #現代ビジネス
226事件でも「職場に通勤させろ」と占領してた官庁街に押し寄せた勤め人の対応に叛乱軍が困ったという話あるので、日本でクーデター起こったとしても平常生活求める方々に潰されそうです
— MURAJI (@murajidash) 2019年1月6日
(※以下の文章は、基本的に過去に書いた文章のコピーです)
季節ねたとして、以前に書いたコンテンツを紹介します。
「D坂の226事件−−乱歩を巡る昭和史幻想」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050227#p1
エントリ内にも書いていますが、原作は浅羽通明氏。メールマガジン「流行神」に発表されたものです。
上のリンク先が一番くわしいとして、これから下はダイジェストのそのまたダイジェスト。
冒頭は、浅草のミルクホール。
二つのテーブルに、偶然二つの集団が居合わせる。ひとつは小林少年らを中心に、帝都に跳梁する貴金属・美術品泥棒・・・謎の怪人について議論する少年探偵団たち。
そして、もうひとつは・・・
「まず首相岡田啓介!蔵相高橋是清!」
「まだ足らぬ!まだ足らぬ!」
「内大臣斎藤実!鈴木貫太郎侍従長!」
「まだまだ足らぬ!!」
(略)
「いや、まだだ、内閣に巣食う奸賊は倒せても、それではまだ昭和維新に足らぬのだ・・・」
「では、いったい?」(略)
「畏しいことだ、あってはならぬことだ、考えてもならぬことだ。だが、それ以外に何が?」
(略)
「勝利だよ勝利だよ ついに見つけたぞ 盲点を
幾千万の節孔を欺しおおせた大トリックも、完全犯罪ではなかったのだ
ひとつの国家にふたつの仮面を使い分けさせる一大トリック・・・(中略)
・・・おまえこそ天才なり、伊藤博文!!・・・・・・完全犯罪の
唯一のほころびを逆手に取った私の犯罪、いや待て国家を乗っ取る
犯罪が成立したとき、それを罰する国家などどこにある?・・・」
<(後略、リンク先の2005年記事ではもう少し紹介してます)>
【2016年、ここに登場する「明智小五郎」も「怪人二十面相」も、作者没50年を経てパブリックドメインとなった。】
この「D坂の226事件」シノプシスはメルマガ「流行神」を引用したものだが、もっと詳細なバージョンは「幻想文学」掲載というのは前に書いたとおり。
http://www.atelierocta.com/pages2/42.html
『幻想文学』42 号
1994.10.31 アトリエOCTA 208ページ 1456円
ISBN4-900757-42-X
浅羽通明●D坂の二・二六事件
そんなわけで、もっと詳しいものを読みたいという人は、同氏(浅羽通明☆われは生まれて町に住み @asabam1)のアカウントにリプライでも投げて、この公開を希望するといいのではないかと思う。
有料公開でも電子書籍でも、方法はいまやいろいろとあると思うのだ。
========以下の話も、過去の記事からの抜粋やダイジェストです=======
例の「列伝」スレより。
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1234164847/l50
299 :愛蔵版名無しさん:2009/02/26(木) 00:32:01
北一輝「フー・アー・ユー(きみは誰)?」北「ああ、陸軍の免官主計だったね
それなら裁判闘争では最低十年かかるから
その経歴を生かした実践的な行動を起こしたほうがいい」北「たとえば、欧米でいうクーデター!
この一突きで重臣どもは地獄にへおちる!」
昭和天皇はこの日、一警官と電話で話していた -
麹町署の署長室に備えてある宮内庁直通の非情電話のベルが鳴ったのは夜八時だった。(略)…たまたま受話器をとったのは二十八歳の巡査だった。…(略)…
「ヒロヒト、ヒロヒト…」と言っている。
「もしもし……。どなたでしょうか」
返答はない。電話はいったん切れた。再びベルが鳴った。
「これから帝国でいちばん偉い方が訊ねるのでそのつもりで聞くように」
別の説明の声が入り…(後略)
2015年記事から
Jタウンネット @Jtown_net
【600RT】どうしてそうなった...二・二六事件の慰霊像、今や「女子高生に人気の告白スポット」らしい -
http://j-town.net/tokyo/column/gotochicolumn/201208.htmlj-town.net
1936年、「昭和維新」を唱える青年将校らが政府要人を殺害した「二・二六事件」。
その慰霊像が東京・渋谷にあるのだが、なんとそこが「女子高生の間で人気の『告白スポット』」になっているのだという。
(略)
渋谷駅から徒歩10分余り、NHK放送センターの道路挟んですぐ裏、渋谷公会堂のほど近くに、「二・二六事件慰霊像」はある。
ここはかつて、東京陸軍刑務所の敷地だった土地であり、青年将校たちが処刑された場所だ。1965年、死者の御霊を弔うため、遺族などによって観音像が建てられた。
(略)
「......この慰霊碑の前で告白やプロポーズをするとうまくいくと女子高生の間で人気なんです。
当時、若くして処刑されてしまった青年将校の霊が今の若者を応援してくれているという説と、2.26=(夫婦ロック)という語呂合わせからきているという説があります」2月26日@gryphonjapan
TAKAKO★マッドネス@takakomadness2
@kanbunkosode 談志「俺が沖縄で酔っぱらった時、散々言われたが小さん師匠なんかもっと無礼な事をしたんだぞ」
“@takakomadness2: @kanbunkosode 談志「俺が沖縄で酔っぱらった時、散々言われたが小さん師匠なんかもっと無礼な事をしたんだぞ」”
— 吉田正裕 (@Muscle_Hero) 2015年2月26日
⬆️談志離反も談志と小さんは親子以上の仲だった…
gryphonjapan@gryphonjapan
小さん師匠が人間国宝になったときとか勲四等の勲章を貰った時とかも、弟子が高座でさんざん「あの人、天皇陛下に弓引いた逆賊ですからね。それがこういうものをもらえるんだから」とネタにしまくってましたな(笑)
この記事も、「再放送」にする予定
m-dojo.hatenadiary.com
============================================
そして、この質問、いまだに答えがわからないので再掲載し再質問
m-dojo.hatenadiary.com
めっちゃ唐突ですまん……なんでこんなこと思いついたか自分で検証すると…、ああ、自分的に、ブログで「この日付に合わせて、毎回この記事を書こう(或いは再掲載しよう)」っていう日があって、それが12月が一番多いんですね。
これはまれだけど、12月8日の真珠湾、
ほぼ恒例と決めているのが
12月14日の赤穂浪士討ち入り(忠臣蔵)
12月23日の現上皇陛下、かつての天皇誕生日にまつわる、A級戦犯処刑日との重なり
12月24、25日のクリスマス関連……
で、一通り終わって、
「ああ、やれやれ日付ものはこれでひと段落か…次の日付ものって何かな…2月26日の、二・二六事件の日か…そもそも、日付が分からないと書けないよなこういうのは…2・26事件は、日付が分かるからいいよな…」とか思ったところで、雷鳴のように突然「そういえば、なんであの事件は日付で呼ばれているんだ???」と思ったんですよ。
たぶん、エビデンスなく、常識に基づいて言うけど、「発生したその直後とかでは、こう呼ばれている筈がない!!」と思うんだよね。何しろ成功するかもしれないし(笑)、成功したら「昭和維新記念日」とか、そのままで呼ばれたろう。それに、どんな事件でも、日付で呼ぼう、という発想はすぐには出てこないんじゃないかなあ・・・・・・・。
あ、いま書いてて思ったけど、ひょっとして、たとえば「不逞陸軍大逆事件」「北一輝の乱」とか、そういう名前や、逆に「青年将校昭和義挙」とか、そういう名前を付ける行為自体に、価値判断が伴いかねず……陸海軍は最終的にここで動いた決起軍を鎮圧する方向に動いたけど「身内から出た」この事件や実行者を、クソミソにけなすような価値判断をすると自分の維新に、いや威信に傷がつく。さりとて称賛もできない…そんなジレンマが「ただの日付で事件を呼ぼう」となったんじゃないだろうか!!うん、3分前に思いついたことだが、ただしいような気がしてきた(笑)。
そもそも、起きた事件にどういう名前を付けるか、で関係してる本
数日前に読んだこの本にも、影響されたかもしれない。
何が、「勝者」を決めるのか
中世を中心に、日本史の転換点となった、あるいは転換点を引き寄せる要因となった10以上の乱と変を読み解いたのが、本書である。なぜ起きたか(背景)、誰と誰が何のために戦ったか(構図)、どう進展したか(経過)、何をもたらしたか(結果)を明らかにして、当時の日本がどのような状況にあり、当時の日本人が何を求めたのかを考察していく。ひとつひとつの乱と変を掘り下げることはもちろん、すべてをつなげることで、日本史を貫くものが見えてくる。すなわち、この国では誰がどのような時に勝利し、敗れる者は何ゆえ敗れるのか。700年にわたる「武士の時代」を概観、日本および日本人の本質に迫る。ここの序盤に、日本史の世界では「乱」や「変」をどう使い分けるか、みたいな話が出てきて、けっこう熱く語られているんだけど、ただ『あんまりはっきりしたルールない。ルールに見えても、探せばいくらでも例外が出てくる』という結論になるという(笑)。