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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

柳澤健「1984年のUWF」で、いよいよ前田日明に関するシビアな評価(第2次UWF時代)が。神新二社長は本当に横領してたか?

1984年の」と表題にはあるが、そこから下って1989年。平成が始まった年の…

…現場責任者の前田は合同練習に顔を出さないことも多く、練習に出ても厳しいメニューは避けていた。練習不足は身体を見れば誰の目にも明らかだった。
(略)
前田はデビュー間もない19歳の田村潔司と試合をした。(略)ぬるい試合ばかりを続けてきた前田は、思い切りぶつかってきた田村に激怒した。自分よりはるかに小さい新人の顔面に膝蹴りを叩き込み、眼窩底骨折の重傷を負わせて、1年1カ月にも及ぶ長期欠場に追い込んだのだ。エースのやることではまったくない。

このへんは公開情報による評価だが、以下は知らなかった(詳しい人はご存じだったかもしれない)

1989年11月29日、UWFはついに東京ドームに進出した。大会名は「U-COSMOS」。
旗揚げにはわずか1年半での東京ドーム大会は6万人もの観客を集めて大成功に終わった、と一般には報じられている。
ところが実際には、実券が売れたのはせいぜい1万枚から1万5000枚程度。残りは招待券を大量にバラまいて、ムリヤリに観客を埋めた。閑散としたスタンドはUWFの満員伝説に大きなダメージを与えると考えたからだ。
東京スポーツで行った読者プレゼントには、応募者全員にチケットを送った。
(略)
2万部作ったパンフレットは、なんと1万部以上が売れ残ってしまった…廃棄処分にするだけでも莫大な経費…U-COSMOSは巨額の赤字を出したのである。


ブッカーKこと川崎浩市氏もコメントを寄せている。

…僕から見れば、前田の持っている疑惑は間違っている。不正経理も何も、会社は全然儲かってないよ、と前田のポルシェの中で直接話をしようとしたこともありました。でも前田は聞く耳を持ちませんでしたね…(略)売上のデータはぼくが全部持っています。決して興行自体が儲かっているわけではない、それは事実なんです、と。でも信じてはもらえませんでした。



そしてこういう一節がある。

「前田に横領を疑われた神社長は、怒りに身を震わせた。私財を投じ、選手のために身を粉にして働いている自分たちを信頼できず、泥棒扱いするのか」


そうか、そういえば今、神新二社長は何をされているのだろう。
当然、当時はこんな証言や記事はなく、神というのは悪いやつらしい、と雑誌を読んで思っていたものだった。


こちらに神氏の、今の話がちょっとある。
その他、今回の話に関する異論。元はtwitterでかいたものをまとめたもの。

http://d.hatena.ne.jp/fullkichi1964/20161120/p1
アゴラシステム」で検索してみれば、神氏の「その後」が相当あやしいものであることが分かってしまう(苦笑)。そういう都合の悪いものは排除して書かない、というやり方は、「ジェラルド・ゴルドー中井祐樹氏の目をくりぬいた」ことには触れない、のとこれまた同じなんである。そして今回の骨法・堀辺正史氏についても・・・。堀辺骨法をあたかも実戦的格闘技の代表のごとく書いてしまう今回だが、堀辺氏の経歴が相当に怪しいことは、氏の著作を検証してみればいくらでも分かる(後略)


もちろん、前田日明氏本人も、、これに関して反論したいところもあるだろう。KAMINOGEのインタビューとかで語ることもあるかな?


ただ、この話だけではなく、その後の各種インタビューに触れたものとして、一般論としてなら
「前田は、事実でないことを自分の経験談として語ったり、断言することが多い」
とは
言える。