中国の、この問題に関する見解が定まらない&そもそも、今回自体をどこまで知って&知らされていたか
自分がチェックする専門家や記者の多くが、今回のウクライナにおける事態について中国は、少なくともタイミングや規模を知らされておらず、十分に予測もしていなかったとの見方。傍証の一つが公式立場も国内報道も、かなり不安定だったこと。外務省の公式立場は今朝の発表文でやっと固まった感じ。
— yonemura koichi (@micungengyi) 2022年2月26日
早朝に出たウクライナ問題に関する中国の基本的な立場5項目のてきとー訳。
— yonemura koichi (@micungengyi) 2022年2月26日
①主権と領土は尊重されるべきだ。ウクライナ問題においても同じ②NATO東方拡大に対するロシアの安全保障面での要求は重視されるべきだ(続https://t.co/HQKkPumMcw
③現在のウクライナ情勢は、われわれが見たくないものだ。市民の生命財産と安全は保障されなければならない④露ウクライナ、欧州+露の話し合いによる解決を支持⑦中国は国連憲章7章に基づく制裁や軍事措置には一貫して反対してきた。(続
— yonemura koichi (@micungengyi) 2022年2月26日
中国は一切の覇権・強権に反対し、発展途上国とくに中小国家の正当で合法的な権益を固く守る。(この中小国家にウクライナも入る?)
— yonemura koichi (@micungengyi) 2022年2月26日
今日の華春瑩さんはロイター&AFPの3人から「侵略と認めないのか」と繰り返し聞かれ、かなりホットに。「invasion かって?いかにも西側記者が聞きそうな質問だね」と突っぱねたものの、最後には「中国人はあなたたちと違って結論を急がないんです!」とかなり苦しい答弁に。 https://t.co/c21tAaFJzy
— yonemura koichi (@micungengyi) 2022年2月24日
「西側記者が聞きそうな質問」という返し自体が、「サキ報道官が『いかにもアジアの記者が聞きそうな質問』って言ったらどうなるんだよ」と「西側記者」から不評だったのですが、そもそも中国のウクライナ問題でのポジショニングが苦し紛れすぎるので、華さんも苛立ってたのかなと。
— yonemura koichi (@micungengyi) 2022年2月24日
今日の王毅・ラブロフ外相会談の王毅さん「各国の主権と領土を尊重するのが中国の立場だ。しかしウクライナ問題は複雑で歴史的経緯もあり、ロシアの立場も理解できる」と全く筋の通らないお話を。少なくとも国連でのケニア代表の演説とは全く相反するご意見のようです。 pic.twitter.com/3ROhtcqUth
— yonemura koichi (@micungengyi) 2022年2月24日
ウクライナの事態、韓国大統領選にどう影響するか
【ソウル=恩地洋介】3月9日投開票の韓国大統領選に立候補した与野党の4候補は25日夜、テレビ討論に臨んだ。ロシアの侵攻を招いたウクライナの事例を教訓に、朝鮮半島の安全保障などを巡って応酬した。
与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事はウクライナ侵攻に関し「初心者の大統領による外交の失敗が戦争を招いた克明な事例だ」と指摘。中国や北朝鮮の反発で朝鮮半島の緊張を高める原因になるとして、米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)の追加配備を掲げる保守系野党の政策を批判した。
野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長は「平和は確実な抑止があってこそ維持される。確かな力と強力な同盟が必要だ」と述べ、米韓同盟の強化を訴えた。李氏が推進する朝鮮戦争の終戦宣言に関し「北朝鮮が核兵器を放棄しないまま宣言すれば脅威を招く」との認識を示した。
韓国大統領選 テレビ討論会 北朝鮮めぐる立場の違い鮮明に
2022年2月26日 6時48分韓国大統領選挙の主要候補によるテレビ討論会が行われ、北朝鮮への対応をめぐって、ウクライナ情勢も引き合いに論戦が交わされました。与党の候補が、朝鮮半島の緊張を高めることなく安全に管理していくべきだとして朝鮮戦争の終戦宣言の重要性を訴えたのに対し、最大野党の候補は、アメリカとの同盟に基づく強い抑止力がなければ平和は維持できないと強調し、立場の違いが鮮明になりました。
(略)この中で、北朝鮮への対応をめぐって論戦が交わされ、革新系の与党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)候補は「ウクライナの状況は深刻だ。重要なのは戦わずに済む平和だ」と述べました。そのうえで、朝鮮半島の緊張を高めることなく安全に管理していくべきだとして、ムン・ジェイン(文在寅)政権が提案してきた朝鮮戦争の終戦宣言の重要性を訴えました。
これに対し、保守系の最大野党「国民の力」のユン・ソギョル(尹錫悦)候補は、ロシアとウクライナの停戦合意は結局守られなかったと反論しました。そして「確固とした抑止力と先制攻撃能力の確保によって、戦争を防ぐことができる」と述べ、アメリカとの同盟に基づく強い抑止力がなければ平和は維持できないと強調し、北朝鮮をめぐる立場の違いが鮮明になりました。
ユン・ソクヨル候補の発言「ウクライナ危機についてそれぞれ見方が違うようだが、結局は、私たちが自らの防衛力と強力な同盟がなければ、口だけの、もしくは、紙とインクだけでできている協定書や宣言文をもってして、絶対に平和維持は不可能だ。」
— Kanayama Kohei (@koheikana) 2022年2月25日
THAADの追加配備など軍事国家にでもするつもりか? pic.twitter.com/UVg7jwbRYO
ユン・ソクヨル候補「イ候補は安全保障をよくわかっていないようだ。平和というのは確実な抑止力を持ってこそ平和が維持できるのだ。先制攻撃能力を保有し、その意思を見せてこそ戦争を防ぐことができる」
— Kanayama Kohei (@koheikana) 2022年2月25日
ウクライナ危機を見ての発言 pic.twitter.com/ptz1pdLvDm
韓国次期大統領選候補者のTV討論会でイ・ジェミョンがウクライナ侵攻をウクライナ大統領の初心者政治家の結果と発言。ユン・ソクヨルの政治経験ゼロを皮肉った話だろうけどこの軽口がイ・ジェミョンの致命的なところ。
— News NoName (@15koyseuki) 2022年2月25日
イ・ジェミョンにしても自治体レベルの経験しかないし、ローカルの経験をグローバルに語る術は上手いが、それで上手くいくと思い込んでる井の中の蛙も蛙だし。
— News NoName (@15koyseuki) 2022年2月25日
THAADよりコミュニケーションというイ・ジェミョンだが、イ・ジェミョンを世界で語らせる方がかなりリスクな気分になるのはなぜなのかww。
李「今ウクライナで同じことが起きている。6ヵ月の経歴を持つ素人政治家が大統領になり、望みもないNATO加盟を公言し、ロシアを刺激したせいで結局衝突した。」
— カツヤマ=タカシ in Japanese (@katsyam_gaijin) 2022年2月25日
正直これは失言ですね。