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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「イサック」で『銃剣の発明』の場面が描かれました(戦国日本の侍が、同時代の欧州で闘う漫画)

これは現在発売の「アフタヌーン」の、二号前の話ね

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日本武士が欧州で傭兵として闘う漫画「イサック」。描かれた銃剣の発明
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日本武士が欧州で傭兵として闘う漫画「イサック」。描かれた銃剣の発明

あー、バラでネット配信を単話売りしてて、紹介もできるのは便利だあ

comic-days.com
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なお「2021年05月25日に無料公開予定」

これは大坂夏の陣などを経験した日本のサムライ(正確には鉄砲鍛冶なんだが、武芸も十分できる)が、海を渡り、当時の欧州三十年戦争に参戦するという設定の「イサック」の一場面です。

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第一話
www.moae.jp

当時、海外で傭兵として戦った日本人が多かったという話
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で、まあ、物語の登場人物にその時代(あるいはだいぶ後世)の発明のチートな考案者になってもらい、技術史を解説するという展開はいろいろあるのですが、ここでもそういう展開ですね。

棒のような形状の、「銃」の先端に短刀をつければ、撃ったあとは刺して便利だね、って単純すぎるけど大いに役立つ発想でした。
まるでオレンジページに載る主婦の知恵のような、ごく単純な工夫なのに。


そして当時、(一回撃った後の)銃兵を蹴散らすパワーのある「騎兵」の突撃に、比較的対応できるのは槍兵の陣形だ、ということは分かっていたのだけど、その悪魔合体によって…

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日本武士が欧州で傭兵として闘う漫画「イサック」。描かれた銃剣の発明

(これはその次の回)

そう、弩弓などでその地位をすでに脅かされていた「騎兵の時代」は終わり、そうなると、騎兵を存在せしめた貴族階級も没落する・・・・・と。
そして、本当に人間世界の「新兵器」は一陣営に独占されることはなく、またたくまに広がっていくのでした。
ただ鎖国にまどろみ始めた日本には、この工夫が伝わることは無かった…(考えてみれば不思議な話)


そしてこの銃剣は、「戦場最後の格闘技」となり、またこの装備が今や必要がないのでは、と論争を続けながら、令和の今でも世界で生き残っているわけです。


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