INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「世界最後の実戦格闘技」銃剣突撃に関するツイートの紹介

ちょっとtogetterにするのには短めだったので、簡単に引用させてもらおう。

https://twitter.com/Kominebunzo/status/603365154558844928
Bunzo@Kominebunzo

銃剣は象徴的な存在で歴史も長く戦争が火力戦となって補助的存在に退いたとの印象があるけれどもちょっと違う。銃剣はそれが最も頼りにされたその頂点で「役に立たない」ことが露呈した。本気で敵兵を殺そうとするとどうにも実用性に乏しかった。それが広く認識されたのが第一次世界大戦
 
第一次世界大戦時の教範は銃剣で敵兵の急所、首、心臓、鼠蹊部を刺せと教えるのが一般的。解剖学的には正しくても首は狙い難く心臓を刺すと抜けない。鼠蹊部を刺せば相手の上半身が倒れて銃を掴まれマゴマゴしていると自分が撃たれるか刺される。歴史ある武器がなぜこんなに役に立たないのか。
 
近世の野戦で銃剣突撃が戦闘の頂点だったのは事実でも密集隊系の歩兵が銃剣突撃の範囲まで隊列を保ち肉迫できれば突破はほぼ成功。敵兵は銃剣を構えた歩兵の密集突撃で銃剣に追われて退却するもので、銃剣は相手の命を取る道具ではなく戦闘の最終段階で大勢で突いて戦意を喪わせるのに役立った。
 
第一次世界大戦塹壕戦では銃火をくぐり抜けて塹壕内に飛び込まれると深い溝の中の敵兵は背中を見せて逃げられず死ぬまで抵抗するしか道が無い。相手の命を取る道具として銃剣に初めて実用性が求められる。「抜けない」「折れる」と歩兵の象徴の評価が地に堕ちる。銃床で殴り合いが始まるのがこの頃。


面白い話で、(面白すぎて要検証だ)
第一次世界大戦前は、銃剣突撃は主には相手を「退却させる」「浮き足だたせる」戦術だった。
・しかし第一次世界大戦は「塹壕戦」なので、相手は逃げ場が無く最後まで立ち向かう。銃剣は止めを刺すまでの武器となった。
・そうすると「銃剣は折れる」「銃剣で敵の体を刺すと抜けない」などの欠陥が分かった


金網とリングでは戦い方も違う、という話……。
そういえば「ナポレオン 獅子の時代」にも「銃剣が刺した相手の体から抜けないときは、銃を一発発射すれば抜ける」という話がありました。

後記の英国銃剣から「刀身」がなくなったそうです。

通りすがり 2015/05/28 09:45
WWⅠ後からWWⅡ直後の英国の銃剣が刀身のないスパイク型(断面が十字か丸の尖った棒)だったのは戦訓を参考にした結果すかねえ
 

gryphon 2015/05/28 09:51
そんな違いがあるんだ。 自分、関ケ原展で名槍「蜻蛉切」を見て「やりは刺す武器だけど、刃の部分は斬れる『刃物』なんだねー」と感心したばかり。