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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

abemaTVが1000万WAU到達。格闘技もだが「記者会見」がキラーコンテンツに【全文革命】



gamebiz.jp

・・・サイバーエージェント<4751>は、本日(7月24日)、インターネットで配信した第3四半期の決算説明会で、「AbemaTV」については開局当初の目標としていた1000万WAU(週間アクティブユーザー数)に到達したことをあらためて発表し、マネタイズ(収益化)に向けて本腰を入れていくと明かした。

WAUについては、山里亮太さんと蒼井優さんの結婚会見、那須川天心選手と亀田興毅さんと試合、宮迫博之さんと田村亮さんの会見でWAU1000万を突破したという。とりわけ、宮迫博之さんと田村亮さんの会見では1330万と過去最高を大きく更新することになった。

藤田社長は、「Yahoo!」のモデルに倣い、AbemaTVを企画したそうだ。Yahoo!では、「トピックス」を見てから、他のコンテンツを見に行く人が多いが、AbemaTVについてもニュースを軸にしてドラマやスポーツ、アニメなどのコンテンツを見に行くようになっているとした。

今回、1000万WAUを達成したことで、すぐに黒字化を達成できるものではないとしたものの、引き続き・・・

とにかく、いまさら言うまでもないけど、abemaTV様は、国内の総合格闘技を第一試合から配信してくれるということで感謝しかない。そのおかげで会場に行かないでも済むようになった(笑)。佐伯繁氏は、「abemaTVをやると客が会場に来なくなる」とどこかで言ってたらしいが、それはサンプル数1で見る限り正しい。

しかし、サムライTVの時代 PPVのPRIDEなど以外は第一試合からの放送はなく、2時間・3時間枠に収めていた。第一試合、入場から放送されればいいなあ…は当時の「夢」だったのだが、現実になったのだよな。

ただ、これがあと10年も20年も…いや5年も続くかは、何とも言えない。今は「夢のような黄金時代」かもしれないと思って感謝しつつ全試合配信を見させてもらうとしよう…。


そして「注目の記者会見はネットでノーカット配信がある」が当たり前になった時代

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をリンクポータルにしているけど、重要な記者会見はCMや放送時間の無いネットでは最初から最後までノーカット配信されるのが「当り前」になっている今。

記者会見の動画には視聴者の需要があるか?それがコンテンツとして成り立つか?みたいな議論を十数年前はしていたのだよな、ということを思い出したのだった。

未来予測を、その始まりから最後の定着し、空気のようになったところからまで見ることができる、というのは面白い経験だった。

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そういえば、「ふうん、海外ではこういう人やこういう活動もあるんだ、おもしろいね」という扱いだった「動画でシロウトさんが、『俺流のトークショー』をやってしゃべりまくる」という活動。これも何度も言うが、自分はその出現は予測していたが「それで知名度を向上させて本職の芸能活動や原稿依頼、本の売り上げなどに結び付ける」ということまでしか予測が及ばず、動画サイト、プロバイダ側が広告をここに載せて、その一部を視聴者数に応じて配分し、その結果ミリオンダラーが生まれる…といった展開はまったく予想できなかった。この「はずれかた」も、逆に時代を感じて無限に興が湧く。
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【全文革命】

本日はパッキャオの試合も


www.wowow.co.jp

本日はパンクラスとか那須川天心(RISE)とか、スゲーたくさん興行ある

どうせなら投票を済ませてから観戦&参戦を、とお薦めした上で

パンクラス


なんか佐藤光留が名言言ってる(近藤有己から聞いたとのこと)


那須川天心 RISE

Krush


直に飛べ

abema.tv


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かつての世界「日本人?カラテ・ジュードー見せてよ!」的な反応の話











masmediaoy.exblog.jp
前、【週刊プロレス】か【格闘技通信】でターザン山本氏?が書いていたような記憶です。
外国のとある町で、筆者が、ある少年達から「日本人ならば、大山倍達を知っているか」聞かれた話。ずっと気になっていました。
実際の文書を確認しようと「深夜特急」の文庫版(6分冊)を最初から読み進めていましたが、結局 最終巻の第6巻に登場しました。
(このことだけを目的にこの書籍を読もうとする人はあまりいないのではないかと思います。)

場所はイタリアのフォッジアという町。
「マスタツ、知らない?」
「カラテ、知らない?」
「キョクシン、知らない?」
・「マスタツ」だけでは大山倍達を連想しなかった由。なまじ空手を知っているというと、タイでの記憶(柔道を知っていると言って、ムエタイの卵との対戦を迫られた)が蘇えり、”空手、知っているけどやったことはない”と返事。ようやく”キョクシン=極真”と思い当たり、その少年達が、極真空手を習っていることを認識。イタリアの小さな町に日本製格闘技の熱心な信奉者がいつることに感動した話です。極真空手に全然関与していない人が語っているので、極真空手の世界的な普及を、より現実的に感じることができました。

書籍中では、イランのイスファハンで”アリVフォアマン”のTV中継をみて、イスラム圏でのアリの存在の大きさを認識した話、タイのバンコクルンピニースタジアムムエタイを観戦した感想も書かれています。

そのへんの箇所は全部覚えている。あとで原文を紹介しよう。

しかし、いまや世界中のどこでもyoutubeが見られ「(格闘技の中では、異種で戦うなら)最恐はMMA」と、どの国の人も知ったから、カラテ、ジュードー!みたいな日本人への目はもう失われていくだろう…という見立ては、理の当然ながら、それでもなんとなくさみしいねえ……

UFC ファイトナイト(ファイトパスその他)は14日 修斗は15日、abemaTVで配信






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須藤元気候補、選挙中に「ボトルキャップ・チャレンジ」/2回目での成功で「再チャレンジできる社会を」

まずは、この前お伝えした、一時は計画していた全国行脚から離脱するほどだったという、あの腰痛はそれほど重篤なものではなかったようで一安心である。
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ただ、これ、須藤元気ならむしろ裏拳の「バックハンドブロー」でやってほしかったなあ。


ところで、「再チャレンジ」云々は元は自民党安倍晋三氏のキャッチフレーズであったが、それを臆面もなく自分のフレーズとして、それも一回ペットボトルチャレンジに失敗、再挑戦で成功したことにひっかける…こういう皮肉や揶揄の応酬が、選挙戦においてはそもそもあっていいものなんだよ。

「鎖を自由に操って戦う武術」って本当にあるの?(ヴィンランド・サガとか)

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ヴィンランドサガに出てくる鎖の武術。北欧に実在するのだろうか…?

ヴィンランド・サガ、けっきょくNHKで放送の一〜三話みたー。
原作では、あとから存在感を増していくハーフダンと鎖の武術を、後知恵で最初からかなり強調して登場させる、というのはいい演出だと思った。

ところで…。

その初回から登場した、ハーフダンの武芸。鎖を投げて、絡ませて、引っ張って断ち切るようにする…という武術というか戦闘テクニックって、本当にあるんだろうかしらん?

これ、原作にあれが登場したときから疑問に思ってました。

というか、自分は「鎖」それ自体に大いなる興味を持っていたのです。ガンダムハンマーをきっかけに(笑)
しかし、そこから発展させて「鎖」の起源そのものまで考察したこれらの記事は、今読んでもおもしろい(自画自賛
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またもや、ちょっと「再放送」しよう

(略)……というか、鎖についてのリスペクトが、お前ら、マジ足んねーよ。
いいか、
まず縄、ロープ、ひもがある。巻く、縛る、伸ばす…とても使い勝手がいい、便利などうぐ。だが、植物繊維や動物の皮で作っているから、強度が足りない。切れやすい。いまどきのゆとりで野菜不足な中学生なみにキレやすい(偏見)。

一方で鉄。かたい。カ、カテエ… 溶岩石のように凝り固まった長州力のアタマ!よりさらに硬い。
だが、伸びたり縮んだりはしない。


この、交わる筈のないふたつのものを、出逢わせた天才・Xがいる!!(梶原一騎調)


「この鉄を輪っかにして、それをこう互い違いにつなげて…それをずーっと繰り返していけば、硬くて切れない、ステキな縄ができるんじゃないかしら?」
「お前、天才だな!!!!!」


こんな会話を、古代のどこかで、誰かがしていたのだ…。(後略)

wikipedia:中央アジアに伝わる、鎖にまつわる神話]

世界を運ぶ巨人ウペルリUpelluri(Ubelluris)が、嵐をつかさどる冥界の悪魔ウルリクンミ・デル・ダルヌシムの使いである二匹の蛇、テリピとラルピに襲われたとき、挟み撃ちに逢ったウぺルリが素早く身をかわすと、愚かで獰猛な二匹の蛇は相互にかみ合い、絡み合ったまま命絶え、そのまま鉄と化した。
これを知恵と工夫(創造)の神エレシュキガルが鍛冶神オアンネスに命じて鎖とし、冥界との扉をこの鎖で封印した

・・・・・・・という神話を、いまでっち上げたのだが(笑)※リンク先にいっても何もありません


しかしそんな鎖リスペクトの当方であっても、ヴィンランド・サガに出てくるように、自由自在に鎖を扱える人がいるとは思えないんだ。

いや、だれかいたとは思うよ?
「この、船をつなぐ、鉄のわっかを互い違いにした『鎖』というやつ……これって硬いし重いし、これをブーンと振って、誰かを叩いたら?武器にならね?」

「あ、痛たっ!!お前天才だな!! それはそれとして何しやがるこのヤロー」

みたいなやりとりが、古代のどこかではさ。


だけれども、そりゃ単純にたたく、殴るような武器ではあるまいか?
せいぜい、ブーンとぶん投げるというか振り下ろすようにやれば、カラカラカランと剣を持った腕に絡める、ぐらいが最高に複雑な動きであって、それ以上に自由自在に、複雑精妙にコントロールできるとは思えないねえ。

チェーンを振り回して暴れる、殴るだけなら、キングコングにもできるっ。

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いま、なぜブッチャーなんだなぜコングラチュレーションと言えねえ プロレススーパースター列伝 ブロディ

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プロレススーパースター列伝 ドリーと鎖 ゲラアウト ギャッ


しかし、鎖を自由自在に操る、私の見立てではやや誇張したかのような武術は、「アルスラーン戦記」にも登場する。

(以下ややネタバレだけど)
アンドラゴラス王が、ひそかにこの術の使い手で、捕虜となって鎖につながれたときにひそかに一か所に血と小便をしみこませて鎖を腐食させ、ここぞというときにその鎖を断ち切って、そのままその鎖を武器にする…なんていうのは、やや無理があるけど作品の中では合理性を説明する、いわゆる「サスペンション・オブ・ディスビリーフ(虚構への疑念の一時停止)」が非常によく効いた、上手い描写だと感心したものでした。



そんな上でいうんだけど、あそこまで鎖を自由自在にあやつる技術なんて実在しませんよね?と。
実在するなら、どこかにyoutube動画とかありませんかね…
またあるとしたらどこが起源か。中国か、黒人奴隷のいる国か、はたまた北欧か……

コメント欄より

名無しの菜々子さん
そういう武術が存在するかについての言及は避けますが、ロープで家畜や人をぶっ叩くという行為は、それこそ子供からスポーツのコーチまで幅広く行われている普遍的な行為だと思います。
件のハーフダンに限って言えば、そういうプリミティブな暴力で幅を利かせるという造形なのだと思います。
そういうキャラを基に「元ネタがあるのでは?」という行為は筋悪かもしれません。


id:gryphon
いや、それがね、ハーフダンとその息子の鎖術って、単純に直線運動でぶったたくんじゃなくて遠方から投げて変幻自在に首や腕にピンポイントで絡ませたり、それを解除したりできるんですよ。その技術はやっぱり(実在したら)、専門的に学ぶ『術』『芸』であろうと。


gustroom
鎖を使った捕縄術が、近いイメージでしょうか。


とおりすがり2
これを貼れと言われた気がした。
www.youtube.com