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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

べらぼうの「本の系図」、たしかにあるある!と膝を打つが、むしろ「読者側の系図」もあるよね、という話

ここからのつづき
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べら棒に出てきた本の系図
べらぼう
べらぼう
べらぼう
べらぼう
べらぼう本の系図

ここで登場した以上、本の系図ってフィクションでなく、現実にあるだろうと思う。


そして本屋的にも、売り込みに非常に役立つことは想像に難くない。一つの本が面白かったら、同じ作者の別の本とか、同じテーマの本、とかを読みたくなるのは当然だ。



ただ、それを見ながら思ったのは、
「読者の側にも、読む本の系図」ってあるよね、という話だ。


ドラえもんを読む⇒タイムトラベルつながりで広瀬正⇒そこからハインラインハインラインは宇宙の戦争もの、独立ものを描いている⇒ガンダムとか…
 
ゴマブックスアメリカが日本を捨てる日」をタイトルにつられて読む⇒作者が落合信彦⇒傭兵部隊⇒パイナップルARMY⇒MASTERキートン
                                        ⇒20世紀最後の真実⇒各種ナチス本⇒「ヒットラー」 を描いた水木しげる
                                                 ⇒さすがについていけず「トンデモ本」研究⇒山本弘長山靖生・・・・・・
 
梶原一騎 プロレススーパースター列伝紙のプロレス大山倍達⇒もう一回梶原一騎空手バカ一代」回帰⇒戦後混乱期⇒五百旗頭真・・・・・・・・・・
                                                  ⇒作中に出てくる吉川英治宮本武蔵」・・・・


みたいな!いろいろ。かなり偶然に「叔父さんに本を貰った」とか「図書館にたまたまあった」とか出てくるから、凄くランダムで複雑になる。
だから全部を網羅せず、いま、自分が民俗学の本を好んで読んでいるのは、どんな系譜だったろう?と、いま現在からひとつのテーマを選び出し、それを辿ると比較的やりやすいな(古い方から新へとたどると枝分かれしていくが、新から古はだいたい一方通行だから)。

これを何度も繰り返すとよい。



だが古い記憶をたどると…この作者をこの時読んだのは確かなんだが、何がきっかけだっけ?と記憶の欠如に悩むこともある(書きながらいま悩み中だよ、ほんとに)



そこで、編年体じゃないが、その系譜を創る補助作業としても、あるいはそれ単独にしても
「小学4年でシャーロック・ホームズを読み始めた」
「高校に入って司馬遼太郎を読んだ」
という『読書年表』をまず作成したほうがいいかもしれない。おそらくこちらのほうが作りやすい筈だ。

この読書年表、読書史年表については以前も描いた

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自分史読書年表」は誰でも作れるし、面白いんじゃないだろうか。

…そう思っています。

製作者自身がいまSFがすきなのは、ミステリーが好きなのは、硬派純文学が好きなのは、歴史ノンフィクションが好きなのは…

これは確実に、「XX歳のときに読んだ本」がきっかけだと思うし、それが積み重なって趣味嗜好が固まっていく。

それを年表にして「可視化」すると、いろいろと自分の思い出的にも記念になるし、時代や思想の推移もわかるんじゃないかなあ。

…(大作)のをシロートが作ろうと思っても無理(笑)。だから、習作としても「自分史読書年表」はいいんじゃないかな。


そして余談。岡田斗志夫が、メチャクチャ自分の決めつけで「これはあの作品のパクリで、そこからこれがアレをいただいて・・・」とやった「イタダキシルクロード

岡田斗志夫 イタダキシルクロード


今振り返ると、その正確性はわきにおいて、仮に妄想だとしてもこういう妄想系図を創れたことは称賛に値する(しないか?)。




皆さんも、こういう読者の系図、読書年表を作ってみてはいかがでしょう
おもしろいのができたら、見せてください。


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