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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「時間ループ物語」の一覧について/「自分読書史年表」を作ったら面白いのではないだろか。【創作系譜論】

【創作系譜論】
実は今貴方が読んでる、この記事にはこんな顛末がある。


(1)以前、こういう「年表」という試みを絶賛する記事を二本書きました。

「年表」に花束を!「大タモリ年表」(てれびのスキマ水道橋博士課外授業ようこそ先輩」… http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140314/p6
 
サブカルの「起源」「はじめて」を年表で整理する試みを絶賛する。「年表」ブームよ来たれ【創作系譜論】 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140424/p4

下の記事は、最近発表されて大きく評価された

古事記から最新ラノベまで240作品以上を網羅 超本格的「異世界ファンタジー年表」、ブックオフが公開 - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1404/23/news122.html

を受けてのものだった。
  
(2)そんで、自分もこういうのを作りたいなー、でも資料を集めるのも整理するのもめんどいな…
 
(3)あっ!ピコーン( ゚∀゚)! /こういう、ワンテーマのジャンルに限って紹介考察した本があるじゃないか!ここに講義ごとに出てくる作品を一覧表にして、年代順番にすればいいねん!

時間ループ物語論

時間ループ物語論

  • 作者:浅羽 通明
  • 発売日: 2012/10/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
(4)んで近日、とある人との会合がある。その”お土産”がわりに、まとめてみようかな…とこの本を久々にひらく。
  
(5)そこにこういう記述が。

インターネットでしらべて見ると「サイコドクターぶらり旅」
http://psychodoc.eek.jp/diary/
というブログに古今東西時間ループもの一覧』
http://psychodoc.eek.jp/diary/20090817.html
というのがアップされていました。…(略)この講義を行うに当たって大いに参考にさせていただきました。

σ(;´Д`)……

こういうのは、スデにできているものがあるのに、別に新しく作るほど無駄なことはない。いわゆる「車輪の再発明」じゃないんだから。
「時間ループ物語論」では、このテーマを描いた物語の”前史”や”子孫”として意外な作品を提示していて、それがミソだったりもするので、それを付け加えればいいかな?とも思ったのだが、それもやめまして、この

http://psychodoc.eek.jp/diary/20090817.html
を興味のある人はご覧ください、と紹介することにしました。


この年表作成エネルギーはとっておいて、あとで何かを作ってみようかと思います。


「自分史読書年表」は誰でも作れるし、面白いんじゃないだろうか。

ときに、そう思っています。

製作者自身がいまSFがすきなのは、ミステリーが好きなのは、硬派純文学が好きなのは、歴史ノンフィクションが好きなのは…

これは確実に、「XX歳のときに読んだ本」がきっかけだと思うし、それが積み重なって趣味嗜好が固まっていく。

それを年表にして「可視化」すると、いろいろと自分の思い出的にも記念になるし、時代や思想の推移もわかるんじゃないかなあ。


年表つくりの頂点にはこーいうものもあるが、いきなりこういうのをシロートが作ろうと思っても無理(笑)。だから、習作としても「自分史読書年表」はいいんじゃないかな。

タモリタモリにとって「タモリ」とは何か?』特別付録 大タモリ

本サイトの『タモリ学』が、連載時の倍の書き下ろしを加え、単行本化されます。
(※これ↓)

タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?

タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?

その巻末にタモリ年表を収録するはずだったのですが、あまりにも分量が
多くなってしまったため入りきらず、まるごとこちらで公開することとなりました。
最新情報も加えアップデートしていく予定です。
http://matogrosso.jp/tamorigaku/tamorigaku-05.html