すでに多くの記事もあり、はてなの反応もある。あらためて安らかなれ。
www.hayakawabooks.com
※それぞれ、ブクマが多数ついているものもあるのでそちらも
さて、当然、多くの著作を残した山本氏は、それを愛読者が、そしてこれから読む読者が遺産として語り継いでいく、読み継いでいくだろう。
好事家は、そこには収録されないような雑誌などをさがしまわるかもしれない。
だが、それと同時に、多くの「インターネット上」での足跡もある。
Tweets by hirorin0015 twitter.com
自分は未読だったが、カクヨムでの連載もあった。
kakuyomu.jp
そしてなんといっても、はてな的には「山本弘の新SF秘密基地」である。
hirorin0015.hatenablog.com
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はてなに移転する前は、確か別の所にあったような…それが移転とかされていたかな。よくわからない。
今回の訃報を、Xでは「山本弘 娘」名義で発表されていた
【訃報】
— 山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 (@hirorin0015) April 4, 2024
去る3月29日午前10時12分 山本弘は誤嚥性肺炎のため永眠いたしました
葬儀につきましては近親者のみで執り行いました
生前中のご厚誼に深く感謝申し上げると共に 謹んでお知らせいたします pic.twitter.com/ZIY5YLI00T
だから、SNSなどのパスワードが分からず、処置できないということはないのだろう。
まだ亡くなったばかりでもあり、そういうことを考える余裕も関係者にはないと思うが、いつかはこのネット上の知的遺産、文芸遺産に動きがあるのだろうか。
維持管理費が大きく掛かるようなものは、SNSの仕様上あるとは思えない。むしろ収益すら生み出しているものがあるかもしれない。
ただ、twitterも旧会社の管理時代、突然「数年間、更新もログインもないものは抹消します」とやって、故人のSNSの多くが失われたりしたこともあった。
また逆に、これらのテキストを、なんらかの書籍にして、有料でのコンテンツにしたい、と考えるメディアなどもあるだろう。
あるいは逆に、本当に100年、150年と、恒久的に読まれるような、その保障もあるような仕組みを、物理的、あるいはシステム的に構築したいと思った場合、たとえば今のように、複数の民間会社…SNSやブログの運営サービスに全面的に「ゆだねた」ままでOKか?
突然ブログサービス、HPサービスが停止され、あっというまに!”蒸発”してしまった知的遺産のあれこれを思い浮かべる。
これは中津宗一郎氏が取り組んでいる、とある作家から譲り受けた膨大なライトノベル蔵書や、ご自身が関わった「蓬莱学園」ゲームの資料を残すための作業と関連した話である。
あとでそのことはまとめて書こうと思ったのだけど、
まだ若いながらも1980年代、1990年代のサブカルチャーを牽引した人物の、まだ若い年齢での訃報を聞いて、また考えるきっかけになったのは悲しい。
このことは、中津氏のnoteに一番詳しいので、ご参考に。
note.com
今回の訃報を受けての、記事も書かれた。
また、それこそ突然だった訃報から、ああ、ことしで15年か……
伊藤計劃氏のはてなブログは、いまもそこにある。残している関係者と、そのインフラを維持するはてな社にも感謝しつつ、これが今後も続くことを祈る。
projectitoh.hatenadiary.org
あらためて、彼らの遺産に感謝。
故人や解散組織の資料、ネット上テキストや蔵書などの知的遺産に関する、断片的な関連記事
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