AERAの2023.1.16号に、元同誌スタッフライターで朝日新聞編集委員の田岡俊次氏が寄稿している。
パックインジャーナルなどが放送されていた時は毎回電波にのっていたが、最近はごく内輪向けの有料動画配信とかで活動してるらしく、目にしなくなった。
そもそもAERAもひさしぶりに、別の要件で開いたのだが…最近の防衛費増問題について、慎重意見の立場から書いてるのだが…
「中華人民共和国政府は台湾が中華人民共和国の領土 不可分の一部であることを重 ねて表明する。 日本国政府はこ の中華人民共和国政府の立場を十分理解し尊重する」との文書に調印して国を正常化した。 それをほとんど忘れたような言説が多いが78年にも当時の園田 外相が日中平和友好条約で前 回の共同声明を再確認し、国会 がその条約を承認、批准された。
憲法条は「日本国が締結した 条約はこれを誠実に遵守する」 と定めているから、もし中国と台湾が戦ってもそれは官軍が西郷隆盛軍を討伐したと同様の内戦であり、日本が台湾の反政府勢力に加担すれば憲法違反となる。
ひょっとしていまの台湾の政体…あれ「反政府勢力」と言っちゃうのか。
なんかすごいこと、AERAは載せちゃったな。
そもそも田岡俊次氏は中国関係で本当にバグが多い気がする。
中国の海軍力、空軍力増強を一貫して「大したことない」というトーンで言い続けてきた(パックインジャーナルを基本、毎週見てたから断言できるわ!)田岡氏だが、テン年代になって尖閣での侵入が増えたら「紛争が起きたら中国に日本が勝てるわけない」的に主張が一転してたからねえ
m-dojo.hatenadiary.com
以前:「中国が日本に攻めてくるわけないから、自衛隊は無駄」
— 樽房ザウルス (@1112345678999pi) January 19, 2023
↓
現在:「中国が日本に攻めてきたら負けるんだから、自衛隊無駄」
条件が変わっているのに結論同じって、プログラムなら重大欠陥。
でも左翼界隈ではこれが正常運転なのね。
この本は、ゼロ年代に「中国の軍事力強化は大したことが無い」と主張し続けてきたという記念碑的作品