漫画家への道を決めた、あの運命の一年。『Gu-Guガンモ』『さすがの猿飛』『ギャラリーフェイク』の
細野不二彦が初めて描いた、
若き日の親友、家族、恩人、そして自分自身。1978年、東京の有名私立大学に通う、細納(サイノ)青年と仲間たち。
彼らは、のちに漫画家やアニメーターとして大活躍する才能の持ち主だが、
その頃はただ、マニアックな学生生活を謳歌する若者たちだった。
時代は日本のサブカルチャーが勃興する70年代後半。
アルコール依存症の父、障がいを持つ弟、複雑な家庭環境の中、
細納青年は、悩み迷いながらも、自ら漫画家の道を歩き始める。
高千穂 遙 氏(スタジオぬえ)推薦!!
「事実と虚構を巧みに交錯させて、人生の物語を紡ぎだす。
この才能をデビューへと導くことができた。それを誇りたい。」
んで、twitter上で2本、作品が紹介されている。クリックして連ツイを読んでください
新人漫画家がスタジオぬえの松崎健一氏に原稿を見てもらう話(1/10) pic.twitter.com/Ut7VLEAxuX
— ビッグコミックオリジナル編集部 (@bigc_original) December 28, 2022
細野不二彦氏と美樹本晴彦氏が高校の同級生だった時の話(1/7) pic.twitter.com/a9KSDpYx9T
— ビッグコミックオリジナル編集部 (@bigc_original) December 28, 2022
1話はこちらからでも読める。
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2021年、当ブログ主催の「マンガ10傑」選定作品。
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m-dojo.hatenadiary.comとにかく、80年代に漫画文化、アニメ文化は何かのモードチェンジをして、それがある意味で今現在と直結しているように感じられる。
この文化運動について、証言をどんどん積み重ねる必要がある。「アオイホノオ」「ガンダムを創った男たち」などなど、そんな回想記に「細野不二彦」が取り組み始めた…ということの重要性は、このあとはっきりとわかってくるはずだ。
70-80年代のサブカル証言集求む!話はこちらでも。
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そういえば思い出したが、以前「細野不二彦は近年になって、手塚治虫の作品テーマに意図的に対応した作品を描いている」という半分冗談のような話をしたことがあった。
これはひょっとして「バーナム効果」的トリック(笑)で「単に手塚治虫がありとあらゆるジャンルを描いたから、ピックアップしてけばみんなそう見える」だけかもしれないが(実際、浦沢直樹でも同じように作れたし…)、
バーナム効果とは?【悪用厳禁】誰でも占い師になれる4つの秘密 - Web活用術。
まあその冗談的にいうなら
ブラックジャック⇒ギャラリーフェイク (一匹狼のピカレスクな天才もの)
ミッドナイト⇒ヒメタク (タクシードライバー)
グリンゴ⇒商人道 (外国と渡り合う冒険ビジネスマン)
奇子⇒電波の城 (周りを不幸にする神秘の悪女)
鉄腕アトムか火の鳥未来編⇒バディドッグ (ロボットと人間)
で、
紙の砦/すきっ腹のブルース ⇒1978年のまんが虫 (自伝漫画)
なのかなぁ、と。
あと、今回の作品で、細野作品のレジェンドキャラ「ガンモ」がヒョウタンツギやオムカエデゴンス的な役割を担うようになりました(笑)
その話を含めた細野不二彦論、過去記事リンク集
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