まずは作品そのものを。
【試し読み】AIは人間の相棒《バディ》か? 細野不二彦新連載『バディドッグ』第1話を無料公開! https://t.co/EBZoUk78pJ pic.twitter.com/fEc8VShMa8
— コミスン 小学館のマンガ情報メディア (@comic_sn) 2017年2月24日
話題騒然、細野不二彦氏による新連載・日常系SF『バディドッグ』!
2/25発売のビッグコミック5号での第2話掲載にあわせて、コミスンでは第1話を無料公開します!
時は2018年。米国で極秘開発中のAIが暴走、核ミサイルが全世界へ発射されそうになる事件が勃発。その1年後、日本の冴えない中年男のもとに...?
http://comic-soon.shogakukan.co.jp/blog/news/big-hosono-fujihiko-buddydog-preview-1/
さて、無料公開版、お読みになられたでしょうか?
これを機に、ちょっとtwitterでやりとりました。
ほんとそれも。もたもたしてるうちに細野不二彦、またド直球の「SF」かきはじめちゃったんですよ(笑)!
— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2017年3月1日
発達し過ぎたAIが「人類は抹殺せねば」と判断し、人類はギリギリでその鎮圧に成功するが、Aiはひそかに生産中止のペットロボットにその意思を潜ませ…@nakatsu_s pic.twitter.com/gINJ4Dcj4V
「島本和彦、アオイホノオの冒頭で細野不二彦にちょっと触れたけど、本格的に絡むのはビビって避けてる」説にも信憑性が(笑)
— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2017年3月1日
いやほんと「なのに、彼に関する評論がネット含め少なくねーか?」とも思いますねえ。そのへんの話も、時間さえあれば少しやりたいと思う。@nakatsu_s pic.twitter.com/VgWSZkpU8d
- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/09/25
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@gryphonjapan こんなイラストが有ったとは…。中津は細野不二彦さんと和月伸宏さんは、過小評価されている二大マンガ家と思っているんで。島本さん視点では高原留美子と並ぶ美少女絵の巧いマンガ家にしてストーリーテラーだから一層描きにくいのかと。
— nakatsu_s (@nakatsu_s) 2017年3月1日
@menazor
— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2017年3月1日
その黄金パターンを、最も高齢層が読む漫画雑誌でやるところが大胆なチャレンジ。
ちなみにこれを始めるからか、「ヒメタク」は一応終わらせました。
- 作者: 細野不二彦
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2015/06/27
- メディア: コミック
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- 発売日: 2016/03/28
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オバQ、ドラえもんなどの「居候日常SF」、大人向けにできたら画期的かもかも。
日本SF史と漫画史の中に、公然とか非公然とかは知らないが、あまりにも巨大な位置を占める「ふしぎな居候」を主軸とした「日常SF」。
藤子不二雄という天才によって、幼き少年少女のすばらしい友であり続けた。
そして、高橋留美子という別の天才によって、思春期の少年少女(※前者が主体(笑))にとっても重要なモチーフになった。
…そして以下は、うそかまことかわからない、なにしろ岡田斗志夫氏から聞いた話だから(笑)
少年サンデーは、ゴールデンボーイ、期待の超大型新人だった細野不二彦に「君なら、新時代のドラえもん、ポスト・ドラえもんを作れるはずだ!」とサジェスチョンされて、そして生み出したのが「GU−GUー ガンモ」だったいう話を、岡田氏はBSマンガ夜話の中でしていたのであった。
結果としては、ホームランとは言えないが、アニメにもなりサンデーでも主軸作品になりで、まあ綺麗に二塁打、或いは三塁打を放ったですよね。
・・・・・・・・そして、読者も作者とともに年をとる。
生活と人生体験を経た作者と、読者が、仕事や健康や家族関係などにさまざまな悩みや葛藤を抱える「中高年」に向けて、「不思議な居候」を中心にした日常SFを描けることになったら、それはきわめて画期であるという気もします。
藤子・F・不二雄氏は、最晩年に、ひょっとしたら連載も視野に入れていたかもしれない、まさに「大人の居候日常SF」になったのかもしれない「異人アンドロ氏」という作品を描いた。
連載・連作になりそうな雰囲気も満々だったと思うが、氏の急逝によって、それは物理的に終わった。
http://koma1991.info/sakuhin/fujikoffujio/5284/
「異人アンドロ氏」とはSF短編の1つで最後の作品。藤子・F・不二雄の名義で書かれている。
本来ならシリーズものとして描かれる予定だったが、Fが亡くなったので絶筆となる。
自分は以前「細野不二彦は平成の手塚治虫になりつつあるし、また本人もそうたらんとしているのでは」と書いた(後述)けど、藤子・F・不二雄まで自らに取り込もうとしているのだろうか…。
再論・細野不二彦はすごい作家なのに「語られ方」がそれに見合っていないのではないか
漫画専門誌や一般紙の書評でもそうだが、
それのオルタナになるべきネットですら少ない。
そんな中で、金字塔というべき細野不二彦論がある
細野不二彦の最近の仕事量とジャンルが凄い。「手塚治虫後継者戦争」は細野vs浦沢直樹の一騎打ち? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140916/p3
すまん自作自演の自称だ(笑)。
だけど250以上のブクマをいただいてるねんで。「細野不二彦」でグーグル検索しても上位に出るねんで。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/gryphon/20140916/p3
上でtwitter上のやり取りされている方は、SNSに主な活動の場を移されたんで更新はあまりされていないが、はてなーの1人だ。
http://satetsuginokikakuha.hatenablog.com/
そこの2011年の記事がある
細野不二彦を読み直し中 - さて次の企画は http://satetsuginokikakuha.hatenablog.com/entry/20110527/1306485886
その他ブログ内を「細野不二彦」で検索してもらいたい。
しかし、やっぱそんでも足りない感がありますよね。
そこで、人力検索はてなとまた連動してみました。
ネットで読める、優れた細野不二彦の作品論・作家論などを教えて… - 人力検索はてな http://q.hatena.ne.jp/1488427318
こちらで回答していただいても、幸いです。いいこたえには、はてなポイントを。
細野不二彦は「東京」「都会っ子」「慶応ボーイ」「スタジオぬえ」などのキーワードが欠かせない。
wikipedia:細野不二彦
細野 不二彦(ほその ふじひこ、1959年12月2日[1] - )は、日本の漫画家。東京都大田区出身[1]。慶應義塾高等学校、慶應義塾大学経済学部卒
来歴[編集]大学時代からスタジオぬえで活動[3]。大学在学中の1979年、『マンガ少年』(朝日ソノラマ刊)掲載の「クラッシャージョウ」(高千穂遙原作作品のコミック化)でデビュー[4]。単発だったが好評のため継続した。
1980年に『恋のプリズナー』[5]で『週刊少年サンデー』に初掲載[6]。以降1980年代は同誌系誌を中心にコメディーを発表。この時期連載された『さすがの猿飛』、『どっきりドクター』、『GU-GUガンモ』のうち、『さすがの猿飛』と『GU-GUガンモ』は当時フジテレビ系列でテレビアニメ化された。『どっきりドクター』も連載終了後かなり経った1998年にテレビアニメ化された。
で、上でやり取りした方は、この前かく語った。
http://b.hatena.ne.jp/entry/292036349/comment/otokinoki
「まんが画廊」「パラレルクリエイション」「スタジオぬえ」「伸童舎」etc.の関東オタク集団あたりを扱う企画、ようやく動き出しつつあるのでしばし待たれよ。