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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

偶然、とある異世界アニメが「住民の要請で隣国併合」という展開?/「紛争でしたら八田まで」~現実の事件受けた、関連コンテンツ無料公開が今回も

 講談社は2月24日、週刊「モーニング」電子版「Dモーニング」で連載している「紛争でしたら八田まで」のウクライナ編全6話を無料公開した。Webブラウザスマートフォンアプリ「コミックDAYS」(iOSAndroid)で閲覧できる。


「紛争でしたら八田まで」© KODANSHA Ltd. All rights reserved.
 コミックDAYSの公式Twitterアカウントは「ウクライナ情勢が分かりすぎると話題の名編が緊急無料公開」と説明。ロシアのウクライナ侵攻を受けて公開したとみられる。
www.itmedia.co.jp


講談社は「コミックDAYS」が編集部横断的に電子版の公開などを管理する体制を持っているらしくて、こういうとき対応が早い。
小学館も、頻度では及ばないが、そういうことをするときもある。

あまりいい話題でない時は、ちょっと複雑な思いも読むほう、公開する方ともにあるだろうけど、自分がF・フォーサイス「悪魔の選択」でウクライナとロシアの関係を知ったように、エンタメも含めたコンテンツによって、周辺知識を知ることは間違いなく有益だろう。
それが商業的な動機であっても、一向にかまわない
今回のことというより、
「話題になったものに関連したコンテンツ(特に連載漫画のエピソードなど)を期間限定で公開。知名度を高め、興味を持った層に購入してもらう」
という取り組み自体があることを、あらためて認識してほしい。

その事例を、地味に記録し続けています。
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さらに一歩進めて、出版社や編集部の独自判断だけでなく、企業や団体が「あの漫画の、あのエピソードはうちの団体が推進する〇〇のPRにぴったりだ!」「あの料理の回は、うちの〇〇の販促になる!」ということで、スポンサー的な存在になっての「XX社提供・無料公開」とかも今後は行われていくのではないでしょうか。

(略)…期間限定の無料公開に、そうしたい人物(商品の宣伝でも、訴えたいことがある人物でもいい)が「スポンサー」になって、なにがしかを版元や作者に支払って無料公開させる、ということもできるのではないか。

たとえばファンが、推しの漫画作品を、とか、たとえばハンバーグ店がうちの店をほめてくれたエッセイ漫画を読んでうれしくなり、「1週間ネットで無料公開してください。その費用、代価をうちがスポンサーとして提供いたします」なんてのも普通にできそうだ。
今回のコウノドリ無料公開は、同系列の「現代ビジネス」の記事に「ご厚意」で、作者が公開してくれたから、似ているが違うが、これをほんの半歩進めれば『あなたがスポンサーになって、好きな漫画を無料公開しませんか??』というのを、漫画の版元や漫画家さんと直結でできるのだよ。

異世界アニメで偶然「隣国の民が悪政に耐え兼ね、併合を要請。偉大な我が国は、渋々ながらも平和のためにそれを実行する」…てな展開らしい。

自分が以前、「内政チート寄りなので、異世界ものとしては結構興味深い作品のようだ」とか紹介しておきながら、例によって自分では見ないで放置してた「現実主義勇者の王国再建論」。

【STORY】
異世界に召喚された相馬一也は、エルフリーデン王国の王位を譲られて以来、辣腕を発揮し、王国の政治・財政を立て直していった。そして、三公の反乱とアミドニア公国の侵略を鎮圧したソーマは今、新たな問題に直面していた。
アミドニアの首都ヴァンを失い敗走した公太子ユリウスが復権を狙い、人類宣言の盟主たるグラン・ケイオス帝国に助けを求めたのである。始まる女皇マリアの妹ジャンヌ・ユーフォリアを代表とする帝国との交渉。それはエルフリーデン、アミドニアだけではなく、大陸全体の運命をも左右するものとなろうとしていた――。

これの、今最近放送している展開が、上にかいたように「隣国の民が、『我が国の王は圧政者です。ぜひ、貴方様の国に併合してください。』と要請。主人公は国の拡大は望んでいなかったが、圧政に苦しむ民を救うため、それを実行する…」という話らしい。


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うーん……
別に、「フィクションの津波地震の描写でPTSDが起きることに配慮する」とかいうのの是非もそもそも問われるところだし、もちろん上の作品を、その内容の(変な部分での)かぶりゆえに放送を延期すべきだ、とか言いだすひとはそもそもいないだろうけど、まあ、なんか間が悪いよね、ということを感じた次第です。