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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「コウノドリ」子宮頸がんワクチン編が本日まで公開中。~「世の中の出来事に合わせ、コンテンツを一時無料公開」は効果的PR!

gendai.ismedia.jp
今回、鈴ノ木ユウさんのご厚意で、1週間期間限定で、218ページにわたる「子宮頸がん」のエピソードを無料試し読みできることになりました! 子宮頸がんのことはもちろん、主人公の鴻鳥サクラが産婦人科医を目指した核となる生い立ちも浮き彫りになり、漫画『コウノドリ』の中ではとても重要な、胸打たれるエピソードです

経由で

comics.gendaibusiness.com


コウノドリ(14) (モーニング KC)

コウノドリ(14) (モーニング KC)

「肯定派、否定派、、HPVワクチンには様々な人の思いがあります。僕は臆病なのでHPVワクチンを接種しろ!だとか、接種するな!だとかを漫画で伝えるつもりはありません。ただ近い将来、『HPVワクチンのことをもっと知っていたら…』と後悔する女性やその両親、家族がいなくなります様にと、それだけの想いで描きました」

また、漫画『コウノドリ』で医療監修者のひとりで、小児科医・今橋貴之(ドラマでは大森南朋さんが演じた)のモデルにもなっている大阪母子医療センター新生児科の小児科医、今西洋介さんにも当時の想いを伺いました。

「『コウノドリ』は医療従事者にも評価の高い医療漫画です。それは一重に作者である鈴ノ木先生の、医療現場を忠実に描こうという真摯な姿勢と知ってもらいたいという方向性があってのものだと思います。
今回、私は仲間たちとHPVワクチンに関してまずは知ってもらいたいという思いで、『みんパピ!』を立ち上げました。少しでも知らなかったと後悔される方々が少なくなりますように。改めて、漫画『コウノドリ』を通じて、この問題をまず知ってください」

単行本ある自分は、あわてて読む必要はないけれども・・・・・・
またこのワクチンに関する話題はほとんど論ずるまでもないので省略。


本題の以下の話は何度も書いたが、こういう「世間の話題を受けて、期間限定で公開」。
これは新しいPR、宣伝形式なのですよ。別に人道や啓蒙の高い意識があってもなくてもpかまわない。「今、〇〇が話題だから、この作品を宣伝して知名度を高める絶好の機会だぜ!!」でいいんですよ。

m-dojo.hatenadiary.com
漫画のテーマに直結する話題(クジラ漂着)がリアルに発生した時、ぱっと期間限定でそのエピソードを無料公開してPR!というのは実にどうも秀逸な戦略。
短編系でリアル寄りの作品だから可能だった話ではあるんだけど、なんというか、反射神経とセンスがすばらしいよね。
これは、ひとつのお手本として他社や他の編集部も参考にしてほしい一件でした。

逆にいえば、まだまだ新しい手法。できたばかりの戦略。
いろいろ内部的にそれをやるシステムが整備されていない、契約関係もそういうことをOKにする文面を入れてない、書き手が賛同しない……いろんなところが、いろんな形でやらない、ということもあるでしょうさ。それもまた仕方ない。

ただ、「そんな方法論をそもそも知らなかった、見たけど、リアルには認識、気にしてなかった」みたいなぼんやり層も、けっこうあるんじゃないか、とも思う。

そういうわけで、
【世間の話題の盛り上がりを受けて、過去の関連コンテンツを一時的に「お蔵出し」する。話題性でアクセスが多くなったり知名度があがるだけでも儲けもの。ひょっとしたら、倉庫の在庫が動くかも??】
という手法というか、「概念」があること。これを、出すメディアのほうではなく、受け取る側も、一種の概念として、ちょっと心においてほしい。
名前を付けるのも有効だろう。「トピック連動・コンテンツ公開ビジネス」とか……いや、もっと意識高い名称がほしいな
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同時に、これをやるには、公開するプラットフォームを持っていなければならない。
出版社がそういうポータルを持つもよし、
作家が公式サイトを持つもよし
普段使ってるtwitterアカウントをそのままプラットフォームにして、twitterで公開するもよし(やってる人増えてきました!)


ここで連載打ち切りの漫画を、ファンが「自分が個人的に見たいから、個人スポンサーになって連載を継続させられないか?」というIFの議論をしたけど、
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たとえばファンが、推しの漫画作品を、とか、たとえばハンバーグ店がうちの店をほめてくれたエッセイ漫画を読んでうれしくなり、「1週間ネットで無料公開してください。その費用、代価をうちがスポンサーとして提供いたします」なんてのも普通にできそうだ。
今回のコウノドリ無料公開は、同系列の「現代ビジネス」の記事に「ご厚意」で、作者が公開してくれたから、似ているが違うが、これをほんの半歩進めれば『あなたがスポンサーになって、好きな漫画を無料公開しませんか??』というのを、漫画の版元や漫画家さんと直結でできるのだよ。

お、そういえばその話題をあのかたとしてたわ。




ちなみにこうも書いたが、まさにこれを今、ここでうちがやっているというわけで、メタな展開だ。

個人ブログだって、過去の蓄積があれば、いまの話題に応じて過去の関連記事を紹介してほしいものです。
あ、それをうちはやってるほうだな、てかうるさいほどに(笑)

やっぱり、リンクひと張りがあれば、そこへ行ける。無かったら、行く行かないの前に、そもそもそういう記事が過去にあったかなんてわからない…(笑)

だからうるさくても、今後も個人的にはやっていく所存です。