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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

【要約】70歳になった、癌になった夢枕獏の心境と、句___「仰天・俳句噺」

だらだら要約するのみ
あっ、文庫になっている

そういう生きものなんだよねえ、おれらは

「俳句のことを書かせてください」
令和3年にリンパがんと診断され、小説の連載も趣味の釣りも、全て休まざるを得なくなった作家・夢枕獏。そんな彼が闘病中にどうしても書きたかったもの――それは「俳句」について。思い出の句会や、季語のもつ不思議な力、今は亡きあの人との逸話まで……。エネルギッシュな闘病×俳句エッセイ!

単行本 2022年6月 文藝春秋刊
文庫版 2025年5月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

彼は、70歳になった。
なぜ俳句を作り始めたか。


そもそもは「神々の山嶺」である。この作品は20代から構想、集英社のY田編集者に執筆を約束。だが実際に書いたのは20年後だった。

その間、Y田氏には「神々の山嶺はもうちょっと後で…かわりにこんなものは?」と提案し、数々のエッセイと「仰天小説」が生まれた。


※ぶっちゃけ自分の夢枕獏って、ここが本道、ど真ん中!!その創作秘話はこんなだったか



その出し物のひとつに、仰天和歌集があったと。
しかし、この「仰天」、当然パロディでありおふざけであったが、少しづつ「有機的な変化」が出てきた。


それで俳句?
そうではない。五七五七七ならできるが五七五では「物語」が語れない、そして「季語は邪魔」だと思い込んでいた。


だけれども
70歳になったぼくが、この後90歳になっても、100歳になっても、大長編がかけるか?
それは無理だ。

だが、俳句ならできる。

なぜなら、氷室冴子がそうだった。



いや、このペースでやってたら終わらん、はしょるはしょる


それでも、そんな思い込みを渥美清、角川春樹、金子兜太等の名句で啓蒙された

獏先生感動の句


角川春樹 火はわが胸中にあり寒椿
渥美清(風天) ゆうべの台風どこにいたちょうちょ
金子兜太 おおかみに蛍が一つ付いていた



ちなみに獏先生は「情景を即興、猛スピードで文章にする」、に自信があり「キースジャレットの演奏vs俺の執筆」や、「沖縄県立芸術大の学生作品に、なんでも文章をつける対決」「東京芸大の学生作曲の音楽に言葉(歌詞ではない)をつける対決」をしたことがあるという。

本人は古館伊知郎の実況になぞらえる。




そんな話をたっぷりしたあと、本当に文章の中でとうとつに

「実は、ガンになってしまったのである。…ステージは『3』である。」2021年3月22日にこの診断が下されたという。


そもそも、そのことを書こうとしたら、分量がおさまらずに「連載」、しかも第一回の分量はとうに超えていたのだという

※自分は夢枕獏氏のガンを、2022年の朝日新聞記事で知った。
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はしょるしかねえな
ガン当時「ゆうえんち」小説や、ホームズとチベットを絡めた「ダライ・ラマの密使」書いてた。
そもそもその執筆取材のためのヒマラヤと関係している。

当時作った仰天和歌
チベット高原にあらわれいでてゴジラさびしかろ踏みつぶすものなにもなし


これを、俳句にできた。


ゴジラもふみどころなし花の山





2013年に始まったプレバト。
これに夢枕獏はハマった。



毎週録画して観ている。


番組からの傑作紹介


有名人の句を、夏井いつきさんが直す。この直しがすごい。




そのあと、次の章で、がんになった心境を独白。「がん大市民」のそれともかさなる思い。


「いつものことなのに、もう、昨年の自分ではないんだよ。これは、いったい、何なんだろうねえ。」


「ようやく、自分の書きたいものがわかったのが、この1、2年だよ。なら(後略)」




「おれから色々な風景は消えてしまったけれども、この新しい感覚は、たぶんガンがもたらしてくれたもの」





そして俳句の世界的な考察


世界には短詩の文芸がいろいろある

ソネット
五言絶句

しかし俳句は似ていない、それらに。
似ているものをしいてあげるなら_______



漢字。




書の話


漢字は、一文字の神話だよ。
一文字の、物語だ。

漢字は一文字の俳句だ。


ここから、「季語は縄文である」となっていく わかりる??

船の軸先に常に鳥がいる ポリネシアなどの原住民の航海




ここ、重要な部分で、一点だけ紹介するとしたらここかな

上で夢枕獏が、金子兜太の「おおかみに蛍が一つ付いていた」に感動したことを書いているが、この句を嵐山光三郎氏は「これは金子さんの辞世だ」と評したという。


ただ、金子本人は
「和歌には辞世の歌があるが、俳句にはそれはない。あえて言えばあらゆる句が辞世だ


事実関係的にそうかなー、あれとかあれとか「辞世の句」じゃないの?とも思うんだが、有職故実もあるし、そうなんかいな。



で、いきなりアントニオ猪木ですよ。
夢枕獏が直接見た、猪木の光景を語る。
感動的な場面もあるが、
PRIDEの猪木の挨拶は、詩ではない。我慢をつかいはたした、日本三大偉人から脱落させざるを得ない、という話をだらだらと原稿用紙十何枚かかきつづける。


残り二人の偉人は空海と宮沢賢治だと。




宮沢賢治には縄文の香りがする。ナニソレ



要約がぐちゃぐちゃだと思うだろうが、自分の責任もあるが、本体がぐちゃぐちゃなのだ。



ここで話が夏井いつきに戻るのだ。「サワコの朝」に出演してたのだという


夏井いつきと番組(NHK俳句)で最初にお目にかかった時の獏の俳句。お題は「追雛」。


節分や飼うておきたき鬼もあり


夏井いつき氏も夫が肺がんになった。その時の俳句を紹介。



そして自分が西行を書いた「宿神」を思い出す。自分の歌の集大成を成し遂げた西行が「もう歌は作らない」と決める。しかしーーーという作品。
獏の心境にもピッタリ寄り添う作品だったという





この時期、体力がやや回復、「ペットボトルの蓋が開けられるようになった」




そもそも季語ってどうやって決まるのか。



中沢新一から、夢枕獏は「宿神」という言葉を教わった。さっきの西行の話。

神楽、
仮面、
神話、
縄文、

そんな話が次々に出てくる





そこから獏先生が構想しつつ、未完(未着手)に終わりそうな「縄文小説」と「俳句小説」の話となり、それを融合させればいい!!という話になる(もう何がなんだか)



獏の句が、ついに並べて紹介される。上の「ゴジラ」もそうだが

寒月に哭く声あり人魚姫


夜桜や鬼の腕ひとつを肴とす



西行の造りたる人歩くぞ朧月



五億年待てとは仏の噓ぞ花吹雪



月を食む豹の顎や影赤し

その後、瀬戸内寂聴、相対性理論、超ひも理論、源博雅、船戸与一、野田知佑ーーーなどの話が、とりとめなく語られる


これで要約は、尻切れトンボのように終わり。






つづく