タイトルの言葉は、夢枕獏がUWFを描いたノンフィクション「猛き風に告げよ」より。
前々回、二月に入ってこう呼びかけたが、ちょっと遅すぎたか……
(要は「ジャンプラ移籍」はできないか、という話。ほんとに、そういうオプションは不可能だったのだろうか?)
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そもそも、こんなジンクスがあったっけ。
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最終回で、こんなトーナメントの前日風景が描かれる。
これまで登場してきた、ジークンドー使い(同じ格闘技を学んでいるお嬢様の執事)、「一線を越えた」ムエタイファイターだっけ?その他もろもろ…かれらが一堂に会して戦う「ザ・バウト」の若手トーナメントは、本来ならじっくり描かれたのだろう。
ジャンプの”独参湯(朝鮮人参のスープで万病に効くと江戸時代言われた薬。転じて「これをやればいつも当たって芝居小屋を救う」演目=忠臣蔵などを指す言葉になった)”であるトーナメントにまでこぎつけていれば、或いは………ついつい指折り数えてしまう。
ジャンプで、たとえば5巻ぐらいまで到達しない作品をもちろん何度も見てきた。よく連載会議を通ったなオイ、って作品とか、そもそも開始から終了まで一ぺんも興味がなく、知らない間に終わってた作品もあった。
もちろん、ずっと応援したけど、やっぱりだめだったかーーー、という作品もあったが…今回は初めて、「何とか守れないか!?」という意識でジャンプを毎号購入、アンケートを出したから、なんとも珍しい体験をさせてくれることになった。
なぜこんなことをしたかと言うと明白で、「バクマン。」で描かれた読者アンケート風景、その絶対数が「速報値」、「最終値」とも、数百万部雑誌にしてはおどろくほど…桁違いに少なく、「これだったら俺の一票が左右するんじゃね?」と思わせたからだ。
どうやら幻想であっただろう。
なんとか、と思っていたジャンプラ移籍もかなわなかった……
長期連載に不思議の連載あり、打ち切りに不思議の打ち切りなし、と申しますが(申さない)、それなりの理由が今回の結果にもいろいろあるのだろう。
しかし流行の源流、少年ジャンプにて本格的(リアル)なMMA漫画が人気を得られなかった、といううスティグマは残る。
というか他の競技・武道・ストリートファイトを含め、いまジャンプでそのジャンルは掲載されてない………
4巻には、描きおろしも収録されるということで、まだ、最後のラウンドは終わっていない。
なにか、ここから繋がるものがあればいい。
作者に、おつかれさまでした。
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他誌ながら「競う」面もあったろうが「継承する」ものでもある、少年サンデー連載「レッドブルー」はこちら
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「狼たちが牙をむいて天空を駆けた… 牙と牙がかみあって散らせる火花は男たちの魂の色 ここは少年ジャンプ… 狼たちの駆ける空…」(エリア88ポエムが良く似合う雑誌だ)