国王「聖域が魔王軍に占拠されてしまった。勇者よ、魔王ぶっ飛ばして聖域を取り戻してほしい」
— 富田勢源 (@ANNO1189) July 27, 2022
勇者「了解。……魔王と話し合いして、人間も聖域を利用できるようにしました」
国王「は? 魔王ぶっ飛ばせって言ったよね? お前なんか王国アハト刑じゃ。どの町の宿屋もよろず屋も今後利用できんぞ」
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エルサレムを統治するアイユーブ朝のスルターン・アル=カーミルは、アラビア語を介してイスラム文化に深い関心を抱く、これまでに聖地を侵略したフランク人たちとは大きく異なるフリードリヒに興味を抱いた[7]。
フリードリヒとアル=カーミルは書簡のやり取りによって互いの学識を交換し合い、エルサレム返還の交渉も進められた[52]。フリードリヒは血を流すこともなく[53]、1229年2月11日にアル=カーミルとの間にヤッファ条約を締結し、10年間の期限付きでキリスト教徒にエルサレムが返還された[54]。両方の勢力は宗教的寛容を約束し、また以下の条件が課せられた[50][55]。
キリスト教徒への聖墳墓教会の返還[50]
イスラム教徒による岩のドームとアル=アクサー・モスクの保有[50]
軍事施設の建設の禁止[56]
しかし、現地の騎士修道会の中でエルサレムの返還を喜んだのはチュートン騎士団だけであり、聖ヨハネ騎士団とテンプル騎士団は不快感を示した[57]。エルサレムに入城したフリードリヒはエルサレム王としての戴冠を望むが、彼に同行した司祭たちは破門されたフリードリヒへの戴冠を拒み、1229年3月18日に聖墳墓教会でフリードリヒは自らの手で戴冠した
「異世界もの」とはやや安易なものも多いが、歴史の中のある事件、ある人物、ある時代風潮…それらから固有名詞をいったん失わせることで、その時代性や固有性を除去し、普遍的な本質を強調する効果もある。「本好きの下克上」がグーテンベルクや蔡倫の事績を普遍化していくように。
上の1ツイートは、そういう意味が込められていて面白いものでした。