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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

日本国はローマ教皇「台下」と公式には呼ぶ/サウジ国王は『二聖モスクの守護者』、アンドラ公国は『猊下』~外務省の公式称号・敬称一覧が面白い

こんな話から。

これがまーとめー
posfie.com

そういえば、昔作ったこういうやつがあったっけ
posfie.com


で、この一覧が面白い、というはなし。

www.mofa.go.jp

ガンビア共和国は『大統領兼ガンビア国軍最高司令官』

ガンビア

アダマ・バロウ閣下
H.E. Mr. Adama BARROW

ガンビア共和国大統領兼ガンビア国軍最高司令官
President of the Republic of The Gambia and Commander-in-Chief of The Gambia Armed Forces


たとえばカナダやグレナダ…ややこしいわ!

カナダ

Canada チャールズ三世国王陛下
H.M. King Charles III

連合王国、カナダその他諸領土の王、コモンウェルス首長及び信仰擁護者
By the Grace of God of the United Kingdom, Canada and His other Realms and Territories King, Head of the Commonwealth, Defender of the Faith

(但し、総督が国王の代行を務める。)
メアリー・サイモン閣下 カナダ総督
H.E. The Rt.Hon. Mary J. May SIMON
Governor General and Commander-in-Chief of Canada

グレナダ


チャールズ三世国王陛下
H.M. King Charles III

グレナダグレートブリテン及び北アイルランド連合王国、及び他の諸領土の国王、コモンウェルス首長
By the Grace of God, King of Grenada and of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland and of Her other Realms and Territories, Head of the Commonwealth

(但し、総督が国王の代行を務める。)
セシル・ラグレナード閣下
H.E. Dame Cecile LA GRENADE

グレナダ総督
Governor-General of Grenada


アンドラ公国は「猊下」なんだよ。というかアンドラ公国。あの。ご存じですか。

アンドラ アンドラ公国

Principality of Andorra エマニュエル・マクロン閣下及び
ジョアン・エンリク・ヴィヴェス・シシリア猊下
H.E. Mr. Emmanuel MACRON, and
Mgr Joan Enric VIVES Sicilia

アンドラ公国共同元首
Co-Princes of the Principality of Andorra
(フランス大統領及びウルヘル司教(スペイン)が共同元首を務める)

ja.wikipedia.org




サモアは「正式な敬称はサモア語である」としている。まあ翻訳不能だったりするよね、もともと称号や敬称は

サモア サモア独立国

Independent State of Samoa トゥイマレアリイファノ・ヴァアレトア・スアラウヴィ二世閣下
H.H. Tuimaleali'ifano Va'aletoa Sualauvi II
(注)正式な敬称はサモア語で「Afioga i le Ao o le Malo」となる

サモア独立国国家元首
Head of State of the Independent State of Samoa


サンマリノ共和国「執政」。失政はしない。

サンマリノ サンマリノ共和国

Republic of San Marino デニーズ・ブロンゼッティ閣下
H.E. Ms. Denise BRONZETTI

イタロ・リーギ閣下
H.E. Mr. Italo RIGHI

サンマリノ共和国執政
The Captains Regent of the Republic of San Marino
(6か月毎に大評議会(国会に相当)の議員から2名が互選により選出される。)

で、サウジアラビアは上に書いたように

サウジアラビア サウジアラビア王国

Kingdom of Saudi Arabia 二聖モスクの守護者 サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード国王陛下
Custodian of the Two Holy Mosques King Salman bin Abdulaziz AL-SAUD


サウジアラビア王国国王
King of the Kingdom of Saudi Arabia

カタールクウェートとかは「殿下」なんだとか。あまり深入りしない方がよさそうな何かが…というかたぶん、いわゆる「アミール」ですかね。公式にも「首長」だし

カタール カタール国

State of Qatar タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ殿下
H.H. Sheikh Tamim Bin Hamad AL-THANI

カタール国首長
Emir of the State of Qatar

クウェート クウェート国

State of Kuwait ミシュアル・アル・アフマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ殿下
H.H. Sheikh Meshal Al-Ahmed Al-Jaber AL-SABAH

クウェート国首長
Amir of the State of Kuwait


もう、サウジとか「カリフ」あるいは「スルタン」を名乗っちゃえば?とか思うけど、そんなことしたら中東大乱の引き金ひくからね。
もし、一度はある程度の国土を安定的に支配した「イスラム国(ISIS)」が、その後穏健化して国際社会に入ってたら「カリフ」という肩書を名乗れたのだろうか?

サウジアラビアの称号


相手に勝手に称号をつけたり、相手の称号を否定して挑発する、という手法もあったけね

トルコのスルタン メフメト XNUMX 世は右岸を鎮圧した ウクライナ Zaporozhye Sichに手紙を送った。 要件は単純で、スルタンに従い、彼の家臣になることでした。 スルタンの手紙の半分は、世界の支配者、無敵の戦士、地上の神の副王など、彼の偉大な地位に捧げられていました。


返答の手紙の中で、コサックはスルタンを「トルコのシャイタンとルシファー自身の秘書」と呼びました。
コサックは、スルタンが無敵の騎士であることに疑いを表明した。 コサックによれば、スルタンは裸のサーロインで普通のハリネズミに抵抗することはできなかったからです。

さらに、コサックはすべての王室の称号を独自の方法で変更しました。

「あなたはバビロニアの料理人、マケドニアの戦車兵、エルサレム醸造家、大エジプトと小エジプトの豚飼い、アルメニアの泥棒です。」 さて、あなたは構造を手に入れます。 著者は、スルタンが支配した各地域を単純に取り上げ、「主」という言葉の代わりに、呪いのXNUMXつを追加しました。 「あなたはクリスチャンピッグを養うのに適していません」とザポロージャの人々を要約します。

トルコのスルタンに手紙を書くザポロージャ・コサック

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