2021年11月17日、それは投稿された。
ドイツのコロナ対策は完全に失敗した。
— 熊谷 徹 (@ToruKumagai) November 17, 2021
7日間指数の比較
ドイツ 319
フランス 106
イタリア 87
スペイン 53
どんな思いで、このツイートを、投稿されたのだろうか。https://t.co/b4zqlYbhaI
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2021年11月19日
ドイツは、本当になんでああも増えるんだろう。ワクチンは打っているし、各種の条件は他の欧州と変わらないだろうに……
現在、ICUの患者数は約3,400人と、これまでのピーク時(第1波5,700人、第2波5,100人)よりも少ないが、スタッフの離職によるマンパワー不足と能力低下(専門知識不足)により、1年前に比べて実稼働できるベッド数が減少していると。
— Priamal Fear (@PriamalFear) November 18, 2021
RTs
— にこ( ´ω` ) (@nikoyky) November 19, 2021
>ドイツ、ICU不足で患者をイタリアへ移送
>スタッフの離職によるマンパワー不足と能力低下により、1年前に比べて実稼働できるベッド数が減少
「ドイツの充実した集中医療体制」「医療従事者を大切にしない日本」とは何だったのか…
結局それぞれに課題も問題もあったという事なんでしょうね
一方で……
韓国の防疫当局は、新型コロナウイルスの新たな感染者が17日に3292人確認されたと発表。1日の感染者としては過去最多を記録しました。韓国は11月に入り「ウィズコロナ」にかじを切り、厳しく実施してきた防疫措置を緩和していますが、同時に感染者が急増しています。https://t.co/FlCMQfb3xl
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) November 18, 2021
ワクチン接種率も、マスク率も日本と近く、防疫への姿勢も日本より高く、感染者数も少なかった、東アジア系で免疫体質も多分近い
— CDB (@C4Dbeginner) November 18, 2021
そうなると違いはなんなのか…ますますわからんな https://t.co/MEhd0WgXxk
過去に書いた記事の通りの話なのだけど……
日本での「コロナ第五波」は、世界が驚く急減・収束を見せて、とりあえず今に至っている。
あまりにコロナ禍が収まったので、断片情報を基にして「日本では、日本人が開発したイベルメクチンを活用したから収束したのだ、我が国も見倣え」といった誤報・デマも生まれたと聞く(笑)
ただ……
m-dojo.hatenadiary.com
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実際の所、ワクチンに効果があるとか、マスクが有効なことぐらいは確定した事実として言えると思うのだけど……それ以上のことは、相当にいまや「わからないということがわかった」感がすごい。
日本の今の第5波終了、封じ込め状態からして分からんわけだから。
そこで、いったん、コロナ感染の多い・少ないで、特にその国の取った政策が良かった・悪かった と評価するのは難しいようだ、と「とりあえず、いったん」リセットしないか、と。
それはコロナが流行した2020年初頭からの状況にも関わる。 当時の各国が行ったマスク推奨なりロックダウンなり、ドライブスルーのPCR検査なり、個人情報追跡なり、給付金支給なり、徹底した「自粛要請」なり、罰則付きの外出禁止なり・・・・・・・・・・・ああいう政策で、当時はそれと流行度合いを比べて政策の優劣を検証してきたつもりだけど、「それと、『流行の度合い』に関しては、関係はなかったかもしれない」という視点で見直してもいいんじゃないか。だって現在も、それと関係があるかどうか。
もちろん「何か」があるのだろうとは思う。
その何かが今後発見されることを祈る。
それが未確定の時も、あれやこれやを比較対照する必要それ自体はあるかもしれない(そうやってゼンメルワイスも、消毒の概念を比較の中から見つけ出した。理論はわからなくても…)
だけど、「政策と流行は、無関係かもしれない。これまでも無関係だったかもしれない」。
この視点も、頭の片隅に留めておきたい。