INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

きょうのテレビ番組から、過去記事紹介などにつなげる

立川談志 71歳の反逆児』のアンコール放送が決定。 BSプレミアムの番組『プレミアムカフェ』内で放送されます。
NHK BSプレミアム 2021年10月13日(水)午前9:00〜午前11:05
再放送:NHK BSプレミアム 2021年10月14日(木)午前0:45〜午前2:50

まず情報。立川談慶が、最近あたらしい談志本を出した。





つづく。おいおいと、追加していきます



「家康が夢見た“開国”」
初回放送日: 2021年10月13日1(水)午後8:00ほか

国際情勢を的確に把握し、世界との貿易を推し進めた“開国派”、徳川家康。その家康がなぜ禁教令を発したのか?そしてなぜその後日本は“鎖国”に?家康の選択に迫る。

徳川家康といえば、江戸時代の“鎖国”の礎を築いた人物というイメージ。だが、当時日本を訪れた外国人が見た家康は、国際情勢を的確に把握し世界との貿易を推し進めた“開国派”だった。この家康の全方位外交は、やがて政権中枢に思わぬ事態を招き寄せてしまう。配下に多くのキリシタンが潜伏していることが発覚したのだ。そして発した禁教令。家康の真意とは?なぜ日本は“鎖国”へと向かったのか?家康晩年の選択に迫る。

これは以前紹介した「戦国日本と大航海時代」につきる。

家康がウイリアム・アダムス(三浦按針)を側近にしたことは有名だけど(考えてみたら遭難した外国人が、その地で高官になるなんて異世界ものもびっくりじゃないすか)、それだけじゃすまないほど確かに外国との通商に積極的で、めちゃくちゃ猫なで声でスペインやオランダに「江戸に貿易船送りませんか?」とセールストークしてんのよ。



m-dojo.hatenadiary.com
m-dojo.hatenadiary.com

f:id:gryphon:20210307022436j:plain
信長のシェフ」で描かれた、豊臣秀吉の唐入り。結果的に「西洋の侵略を止める効果があった」というが…

2021年10月12日(火)
『ゴルゴ13』は終わらない 劇画家さいとう・たかをさんが遺したもの
『ゴルゴ13』は終わらない
劇画家さいとう・たかをさんが遺したもの

先月、劇画家さいとう・たかをさんが84歳で亡くなった。国籍不明の寡黙なスナイパーが活躍する『ゴルゴ13』は、これまで202巻を刊行。ギネス世界記録にも認定されているが、出版社は今後も連載の継続を発表。それが可能なのは、さいとうさんが確立した脚本、コマ割り、作画などを分業する仕組み。新たな才能や最新の世界情勢を取り入れ質の高い作品を生み出してきた。漫画の世界に果たした役割、遺されたメッセージを読み解く。

この前、自分なりの追悼文をかきました。
m-dojo.hatenadiary.com




フランケンシュタインの誘惑
「消された指紋」
初回放送日: 2021年10月13日

科学史に埋もれた闇の事件簿。今回は、科学捜査の先駆け「指紋鑑定」の誕生にまつわる知られざる物語。個人識別のための指紋鑑定を世界で初めて提唱したのはイギリスの医師ヘンリー・フォールズ。だが一介の貧しい医師だったために、その研究成果は学会の権威や警察に奪われ、実用化され、彼自身の功績は無視された。いまや生体認証技術の根幹をなす、究極の個人情報「指紋」。その鑑定技術の誕生と発展をめぐる、科学の闇に迫る!

まず、フランケンシュタインの誘惑が再放送?の形でいまやっているのは有難い。

そして、「指紋発見」の放送日、作品で唯一指紋に言及されたシャーロック・ホームズ「ノーウッドの建築士」ドラマが放送される(BSP)

(10)「ノーウッドの建築業者」
ジェレミー・ブレットが演じたシャーロック・ホームズのドラマをBSPと4Kで放送!若き弁護士に殺人の容疑が!無実を訴える彼のため、ホームズが捜査に乗り出す。

弁護士のマクファーレンは、初対面の男、ノーウッドの建築業者オールデーカーから遺言書の作成を依頼される。そこにはなんと全財産を自分に贈ると書かれていた。オールデーカーはかつてマクファーレンの母を愛していて、その息子に譲りたいというのだ。マクファーレンは彼の屋敷を訪ね、遺言書の作成を済ませる。だがその日の晩にオールデーカーが遺体で発見され、マクファーレンに殺人の容疑がかかる。イギリス1985年制作。


実はこんな話があるのだ。
m-dojo.hatenadiary.com

そして

m-dojo.hatenadiary.com

m-dojo.hatenadiary.com


「だれが指紋を発見したか」の先陣争い……このころから本格的に発明発見者の名誉と権利が保護されるようになり、その結果、そういう争いが激しく醜くなっていく。

ちなみに、そこに「指紋で個人識別?アジアでは拇印というて、大昔からやってたわい」と南方熊楠まで参戦し…・…

m-dojo.hatenadiary.com

f:id:gryphon:20201021104418j:plain
漱石事件簿より 南方熊楠の英国留学


歴史探偵「龍馬と綱吉の真実」
放送日
10月13日(水) [総合] 後10:30

出演者ほか
【出演】佐藤二朗

内容
今の学校の歴史教科書は昔と大違い。鎌倉幕府成立は「いい国つくろう」の1192年ではなく1185年!?聖徳太子の呼び方は「厩戸王」!?そんな中、注目するのは、幕末の重要人物、坂本龍馬と犬将軍で知られる徳川綱吉。この2人、昔と大きく評価が変わっているというのだ。綱吉の評判は急上昇し、一方の龍馬は数年前、教科書から消えかけたことがあるという!いったいなぜ?2人の最新研究を番組おなじみの河合先生が特別調査


龍馬はけっきょく、究極的にはメッセンジャーボーイ的な役割に過ぎないのでは?という、縮小の再評価論やね。

磯田道史は最近、では本当に龍馬の功績というのは何か、を独自にまとめたごく薄い本をだしている


逆に、徳川綱吉は「ヒャッハーな日本人を、今につながる「安全な国」に変えた文治の革命家」「啓蒙専制君主」として再評価されている。
評判の悪い生類憐みの令も、あのヒャッハーなセンゴク日本人を、一応文明人にするための荒療治としては必要な劇薬だったのでは?との評価だ。
m-dojo.hatenadiary.com
m-dojo.hatenadiary.com


m-dojo.hatenadiary.com

m-dojo.hatenadiary.com


この本が、
そういう点では衝撃的でした



それを受けての本


ただ、新史観としてこのネタは結構一般化してるけど、まだこの史観を使ったドラマや漫画はない…かな?
あればおもしろかろう