https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012359791000.htmlwww3.nhk.or.jp
政府 携帯会社にデータ提供要請へ 感染者集団を早期発見
2020年3月31日 13時40分新型コロナウイルスの感染拡大で政府は、人の流れを把握して感染者集団の早期発見につなげるため、国内の携帯電話会社に位置情報の提供を要請するなどの対応をとることになりました。
これは竹本IT担当大臣が閣議のあとの記者会見で明らかにしました。
それによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大防止にいかすため、内閣官房や総務省、厚生労働省などの関係省庁は国内の携帯電話会社や大手IT企業などに対し、保有する統計データの提供を要請するということです。提供を求めるデータは携帯電話の位置情報やインターネット上で検索されたことばなどが対象となる見通しです。
政府は地域ごとの人の流れを把握することで、自治体による外出の自粛要請の効果などを分析するとともに、感染者集団の早期発見につなげたいとしています。
竹本大臣は個人が特定されるような情報は求めないとしたうえで……
ブクマコメント欄
b.hatena.ne.jp
さて、このニュースでやっと、個人情報追跡と感染症防疫との関係に意識が向いた、にわかの皆さん!!(呼び掛け)
いや、別にいいんです。学びの道に、遅すぎるということはありません。
これから、勉強したいという方は、大いに歓迎いたします。
リンクおいといてあげます。
なにしろ、ずっと継続して追ってますから膨大ゆえ、個別記事へのリンクでなく、「ポータル」的にリンクのリンク集になってしまう部分もありますが、ご容赦を。
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※ここが、リンク集としては(2)となります
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そして、そういう問題の「そもそも」。
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ブクマでもずっと言ってた
この問題こそ、「韓国・台湾の政策に、日本が謙虚に学ぶべきか?」という話なんです。
上のリンク集から抜粋。この話を知らずに「韓国・台湾のコロナ対策SUGEE。それに引き換え日本DAMEEE」とか「韓国は医療崩壊!!」とか言ってないでしょうね?
韓国・中国・米国だとクレジットカード、もしくはPay類支払いなので動線を確認しようと思った際、時間と金はかかるが確認が出来る。
台湾にも寄港した国際クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客については、下船してから訪れた場所をすべて公開した。
国内でマスクの品薄状態が続いていることを巡り、台湾ではマスクを実名で購入する制度や、購入履歴による買い占め防止などを行っていると説明。政府に導入を求めた。平氏は「台湾はICチップが入ったIDカードをほぼ全国民が持っている」と指摘。
もともと韓国では、韓国保健福祉部によって新型コロナウィルス感染者確定者の移動経路が公開されていた。この中には、韓国での新型コロナウィルスの感染拡大のきっかけとなったと言われている「No.31」の女性の行動も公開されており、推定される接触者の人数は1160人と推定されている。
昨日の聯合ニュースでも、感染者が立ち寄ったソウルのネットカフェで、滞在していた200人を割り出し、電話番号を入手。住民番号で管理しているから、今頃、保健所が検査に行くように通知命令を出していることでしょう
韓国政府がやっている新型コロナ対策の方法は、日本では絶対できない。韓国は住民番号が健康保険にもパスポートにもクレジットカードにも全てつながって管理されている。お医者さんがカルテに住民番号を入力した瞬間、海外渡航歴がバーンとでるのだから。
保健関係の係員はセキュリティーカメラの映像やクレジットカードの記録、車や携帯電話のナビのデータまでも使用して患者の動きをたどる
ウェブサイトやアプリでは感染患者の1時間ごと、時には1分ごとの移動経路を表示する――どのバスに乗ったか、いつどこで乗り降りしたか、はたまたマスクを着用していたかどうかまで。
自主隔離命令を受けた人はもう1つアプリをダウンロードしなければならない。患者が隔離から抜け出した場合、当局に連絡が行くというアプリだ。違反した場合の罰金は最大2500ドル
その他、特派員の体験談など
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上の紹介記事の元になったコラムが、その後ネット公開されました
www.tokyo-np.co.jp
…といいつつ、はっきりいって、今回のビッグデータ提供うんぬんって、こういう話と実のところ似て非なる、別物の話。
それこそ日本政府全体がにわかもいいところで、やっとこさ大家さんに太田道灌の歌の講釈を聞いて、そのまま真似しようと、いう熊さん八つぁんレベルにすぎない。
古今亭志ん生(五代目)道灌
…本気でやろうと思えば、防疫のためにこういうデータまで収集して、公開することができる(おそらく実際の効果も、相当大きいだろう)。それをやるべきかどうか、という話で。
あと、この書籍を読みなさい。
20世紀の苦闘と幻滅を経て、私たちの社会は、どこへ向かおうとしているのか?“あり得べき社会”を構想する。自由か、さもなくば幸福か?: 二一世紀の〈あり得べき社会〉を問う (筑摩選書)
- 作者:大屋 雄裕
- 発売日: 2014/03/12
- メディア: 単行本
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大屋/雄裕
1974年生まれ。東京大学法学部卒業。法哲学を専攻。現在、名古屋大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)