【ソウル共同】ソウル市の朴元淳市長は12日、市内のクラブを通じて起きた新型コロナウイルスの集団感染について、感染者が計101人となったと明らかに…(略)二次感染が広まっている。
所在や動向が確認できていない客も多く、ソウル市は携帯電話の基地局の利用履歴からクラブの周辺にいた人を割り出し、検査を受けるよう改めて要請する方針だ
このツイートだと、単に「要請」に留まらず、「罰金」を科すとなっている。
これぞ監視社会
— 小咲なな (@TIOffoa1lny67Ii) May 12, 2020
梨泰院のクラブから広がった集団感染者は101人に。ソウル市は該当期間に該当エリアの携帯電波基地局に接続した1万905名に検査を受けるようSMSを送信した。従わない人には罰金200万ウォンを課す。
カード使用履歴と携帯基地局で一般市民を追跡する監視国家https://t.co/oJx3DwCp7d
ただ、自分が機械翻訳で見た限りでは罰金の記述がどこにあるかわからない(※後述)。
代わりに「カード履歴も活用する」とおぼしき話が翻訳文の中にみられた。
news.v.daum.net
(※機械翻訳)
彼(視聴)は「同時にカード会社からカード利用者494人の名簿も確保して検査とが絶縁するようにした」と説明した。
【追記】罰金について、情報が寄せられました
ax
200万ウォンの話は↓とか
https://m.news.naver.com/read.nhn?oid=469&aid=0000495315&sid1=102&mode=LSD
朴元淳市長も同日午前、コロナ19ブリーフィングを通じて「イテウォンクラブ関連の方々が自発的にて検査を受けることを(当局は)望んでいるが、同時に強制措置も並行してとるしかない」とし「もしイテウォンクラブに行って行った検査を受けていないことが明らかになれば、200万ウォンの罰金を課すことがある」と警告した。
このツイートでもカード、訪販カメラの活用が書いてあった
韓国ゲイクラブで感染者大量発生。ゲイであることがバレることを恐れる人たちは隠れ、2500人以上連絡取れない状態。政府は症状がなくても検査を求め、応じないと自宅訪問すると警告。あらゆる手段(携帯基地局アクセス履歴、カード履歴、防犯カメラ)を利用し警察2100人が追跡中。
— 崔碩栄 (@Che_SYoung) May 12, 2020
これがK防疫だ🧐
これを受けての、一方的反韓宣伝(※上の複数のツイートのことではない)は困るので言うが、日本も採用するかどうかは別として、これも間違いなく防疫対策の解の一つであり、しかも相当程度に効果的であることは間違いないだろう。
最近の、コロナ対策と個人情報を巡る問題に関する、たぶん一番充実したリンク集(※ほかにみたことない)。
m-dojo.hatenadiary.com
参考基本図書
追記 警察力も導入できる
警察官8559人投入して連絡取れないクラブ客追跡…GW前後に梨泰院にいた1万人の名簿も確保
www.chosunonline.com
梨泰院関連感染者106人に増加…防疫当局、感染防止に総力戦
韓国防疫当局が警察官8559人を動員してゴールデンウィーク期間中にソウル・梨泰院のクラブを訪れた人のうち、所在が把握されていない1982人を追跡することにした。12日までで106人の新型コロナウイルス感染者を出した梨泰院クラブ集団感染の拡散の勢いを止めるためだ。
中央事故収拾本部の尹泰皓(ユン・テホ)防疫総括班長は12日、「警察庁で全国的に8559人規模の迅速対応チーム運営システムを整え、クラブに出入りした人物のうち、カード情報や基地局情報で所在が確認できない人物について確認する計画だ」と明らかにした。連絡がつかない1982人は先月30日から今月5日までキングクラブ、クイーン、トランクなど梨泰院のクラブ5店を訪れた5517人のうちの36%に当たる。
防疫当局はまた、梨泰院のクラブが運営を再開した先月24日から今月6日までの毎日0-5時の間に30分以上、梨泰院のクラブ5店付近にとどまっていた1万905人を、通信会社基地局の接続記録を通じて把握した。また同日、メイド、ピスティル、ピンク・エレファント、ザ・ファウンテンという別の梨泰院のクラブ4店で感染者が出たことが確認され、これで梨泰院のクラブでは合計9店から感染事例が発生した。
(略)