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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

傑作回想ノンフィクション「VTJ前夜の中井祐樹」がネット上で読めます

■VTJ前夜の中井祐樹
(『ゴング格闘技』2009年6月号掲載)
http://hujudo.sakura.ne.jp/vtj.html

掲載当時、こりゃすごい!と紹介したり、
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090426/p3
別のブログで「すごいよ」と言っているのを紹介したことがあった。
http://blog.livedoor.jp/keentf/archives/51905313.html

その原文が、一番上のリンクにあるわけだ。
未読の方はもとより、一度読んだという人ももう一度かみ締めて読んでほしい。
あと
「格闘技ねえ。ヒクソンって選手がすごく強いって話題だったころは見てたけどねー。そうそう格闘技通信って買ってたな。フグとか佐竹ってのもいたでしょ?」というような、90年代にはすごく興味があったけど今はご無沙汰、って人に読んでもらえればうれしいものだ。

掲載場所が許可を得ているのか、無断転載なのかしらないけど、仮に後者だとしても確かにここのサイトの場所が場所だ。うん、確かにここには、この文章を後世に伝える義務があるよな。増田”先輩”もコーハイのあれを黙認してほしいもんです(笑)。


さて大晦日、その弟子はだれと闘うのか。
ぱいーん。(ぶちこわしだ!!)

SFのスコット”侠”コーカーがヒョードルvsアリスターを日本に譲ってくれる?

OMASUKIFIGHTにおると・・・さすがおやびん!ネット放送に続いてはこの黄金カードを日本に「持っていけやあーー!!」だ。

ストライクフォース筋によると、「ヒョードル vs アリスター」が日本で行われるだろうとのこと。

もっとも元ネタサイトが、噂を未確認のまま紹介するという趣旨で「眉唾で読むように」とそもそも自称しているらしいのだが。
しかしながら、さすがにそんなに気前のいいことはないだろう?
もしやるとしたら、理由はなんなんだよ??
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-693.html

・・(リンク先参照)・・・・・・・ため。

それが理由だといわれると、「なんかありえそう」とも納得できちゃうからこわい。

戸井田カツヤと小谷直之。最近の中小興行でいい勝ちかたしたこの2人に出番は?

高橋渉にチョークで一本の戸井田、
中村大介に洗濯バサミで一本の小谷。
それぞれ見事ではあるが、ただその資産を、その団体の中で使うのももったいない話。
それを元手に、打って出てほしいもの。ただ大晦日は、戦極との合同興行の絡みもあって選手は飽和状態のはず。Dynamite!というのはやはり難しいだろうから2010年のDREAMやSRC・・・?に、出てほしいものだ。

個人的には戸井田カツヤvs所英男 (戸井田にストライカーやフィジカルモンスター系を正直当てたくは無い。テクニカルな勝負が見られるはず)
菊野克紀vs小谷直之、を見たいと思う。


こうやってみるとDEEP向きな気もします。昔漫画家の中で「リトルメジャー」とか「ビッグマイナー」という言葉がはやったが、今のDEEPはまさしく「リトルメジャー」ともいえるし「ビッグインディペンデント」ともいえる。
そーいうところなら小谷直之なんかは出るといいカードが組めそうな気がするのだが。

「列伝」で力道山の食べた(?)すしがうまそうだった

日付が変わったが、12月8日力道山が刺された日である。その後、容態が悪化して15日に不帰の人となるのだが・・・その際、力道山がわが身の頑健さを過信して手術後むちゃをやらかしたのが死因、という説がある。
いろいろ今は異説や研究もあるみたいだが、とまれ「プロレススーパースター列伝」では、この「不死身の肉体過信説」をとっている。
問題は、その絵。

なんか本当にうまそう、幸せそうに食っていて。
なんか今も自分、寿司を食っているときに時々フラッシュバックのように、このコマが浮かんでくるのです。

私は小さいころ読んだ漫画とか小説では、本題と切り離されたところでやけに食い物のシーンだけ鮮明に覚えている、というパターンがすごく多い。

この下で猪木が「せっ、先生ッ なんたる無茶を!」と驚愕するコマも捨てがたいのですが、あえて「力道山と寿司」1コマをアップで抜き出しました。

ある女子高生が見た「坂の上の雲」の感想(夏目房之介ブログ)

ちょうど上から続くのだが、子供のころってこういう文脈から切り離されて、何かのシーンなどの印象が強いというパターンがある。
んで、今さっき目に留まった夏目房之介ブログ。

http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2009/12/post-9d1c.html

・・・小田急車内で奥さんが聞いた女子高校生の語る『坂の上の雲』です。

(略)

A子「阿部ちゃんがさー、弟と小屋みたいな所に住んでてさー、ちゃわんが一個しかないの」 (ぷ)

B子「なにーそれーエコ系?」 (ぷぷ)

A子「ちがーよっ、昔の話でさー、すげーびんぼーでさ、弟がごはん食べおわんの、阿部ちゃんが待っててさー、そいで、次に食べんの」 (・・・・)

C子「なにそれー、おもしろいのー?」 (たしかに。それだけでは、おもしろくない)

A子「だってさー、ちゃわんが一個しかないんだよー、おかしくね?」 (おまいが、おかしいよっ)
(以下略)

まあこれはまだ健全な?女子高生の感想だからまだいい。
別の方向性をもったかたがたが、「これで同人誌作らない?」「作る作る!」とか言い出したりしたらタイヘンなことになりますがな。

そういうわけで今月のアフタヌーンは「げんしけん」読みきりが載るらしい

おお、連歌のようにテーマが関連して続くな。調子いいや。

まあ、たまたま11月発売の号を読んでいたら、来月の広告があったというだけで。

うーんちょっと完全には読み取れないが「会長となった荻上が、新人獲得に奔走・・・」とか書いてあるっぽい。

そうだ、これ書いたっけ?重複しててもいいが、この11月発売の最新号は、とよ田みのるの「友達100人できるかな」が、ベタな話ながらよくできていてちょっと感動ものでした。

「訪問販売お断り」のシールに法的な効果はある?無い?

これは個人的にすっごく面白い記事。
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY200912070074.html

玄関の「訪問販売お断り」シールは意味がない? 訪問販売業者の規制を強化した改正特定商取引法が12月1日に施行されたが、こうしたシールに対し、消費者庁は「誰に何を断っているのかあいまいで、業者の訪問を拒む意思表示にならない」と判断している。
(略)
 今回の改正法は、訪問販売で消費者が拒絶の意思を示せば、業者は勧誘を続けたり、再度の訪問をしたりしてはならない、と定めた。勧誘を繰り返すなど悪質性が高いと、業者は最高1年の業務停止命令を受ける。
 だが、法律の適用の考え方をまとめた運用指針では、「訪問販売お断り」とのみ記載したシールは、「意思表示の対象や内容が不明瞭(ふめいりょう)であるため、契約を締結しない旨の意思の表示には該当しない」と明記。業者名を書くか、直接会ったりインターホン越しに断ったりしないと拒絶に当たらない、と説明する。
(略)
 同庁取引・物価対策課の丸山進課長は「シールを張るだけで拒絶の意思表示ととらえると、営業の自由にも触れかねない。(略)
滋賀県は、「訪問販売お断り」の表示を無視して勧誘をするのは、06年施行の県消費生活条例に反する不当な取引行為に当たると、これまで市町村に説明してきた。
 だが、運用指針の通知を受け、11月30日に各市町村の担当者に「(表示が)拒絶の意思に当たらなくなった」というメールを送った。県民生活課の山形英幸副主幹は「現場の意見も聞かずに突然、解釈が示された。はしごを外されたような感じだ」と・・・・

以前、ビラ配布について書いたけど、ちまちまと法解釈をするより、議会の中で、たとえば「このシールを貼ってあったら無条件で拒絶とみなす」とか、「ただ政治的な主張のビラ入れは許可する」とか、そういうことを決めてしまったほうがいいんじゃないかと思うんですけどね。
まあそれは今後の課題として、逆にじゃあ現行法であのシールに効力を持たせるには「業者名を書く」ことらしいと。
メモしておきましょう。

「連立方程式」。308=7+3>公約 (笑)

これは冗談ではなくて、一度書いた話ではあるんだけど、いい機会なので再論すると、選挙に勝った政党が、自身の公約を反故にする方法として
(1)反対の意見を持つ政党と連立する。
(2)その政党に押し切られた形で自党の公約は反故にする。「単独政権じゃなくて連立政権なので、相手にも配慮する必要があります」
とやる。
いや、日本ではなんだかんだと連立政権の期間は短かったからなじみが少ない話かもしれない(それでも自公の時に類似パターンはあった)が、選挙後の連立と、その組み換えが普通だったイタリアではこのパターンが日常茶飯事で、「政党間の駆け引き」と「選挙の民意」に隔たりができてくることが悩みの種となっていたとか。(今は右派連合、左派連合という大きな枠組みの中で選挙を戦うのでそうでもないらしい)。ちょっと詳しい資料は知らないので、細部はわからない。


私は自公とか民社国ということじゃなく、ひとつのルールとして抽出されるとき(憲政の常道)に、この問題はどう扱うのが正しいのかについて注目している。