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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「連立方程式」。308=7+3>公約 (笑)

これは冗談ではなくて、一度書いた話ではあるんだけど、いい機会なので再論すると、選挙に勝った政党が、自身の公約を反故にする方法として
(1)反対の意見を持つ政党と連立する。
(2)その政党に押し切られた形で自党の公約は反故にする。「単独政権じゃなくて連立政権なので、相手にも配慮する必要があります」
とやる。
いや、日本ではなんだかんだと連立政権の期間は短かったからなじみが少ない話かもしれない(それでも自公の時に類似パターンはあった)が、選挙後の連立と、その組み換えが普通だったイタリアではこのパターンが日常茶飯事で、「政党間の駆け引き」と「選挙の民意」に隔たりができてくることが悩みの種となっていたとか。(今は右派連合、左派連合という大きな枠組みの中で選挙を戦うのでそうでもないらしい)。ちょっと詳しい資料は知らないので、細部はわからない。


私は自公とか民社国ということじゃなく、ひとつのルールとして抽出されるとき(憲政の常道)に、この問題はどう扱うのが正しいのかについて注目している。