この話も何度か書いてるな。この前の茨城県知事選の話か。
茨城県知事選、このツィートの通りになりましたね。鶴田氏が出馬しなければ橋下氏が確実に当選していたものを。戦略投票の必要性を示す良い例になりました。
— Nyanにゃん (肉球新党) (@mochimoch) 2017年8月28日
しかし、勝ち負けの話と「反自民」の話一点からだけ見るなら、合意形成ができようができなかろうが、最後は共産党が出馬しないのが日本では90-99%の選挙(特に首長選)で、一番効果的なんじゃないかしら
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) 2017年8月28日
このふたつのブクマでも言ってたな
http://b.hatena.ne.jp/entry/news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3137108.html
gryphon 共産党が「自発的、自主的な選挙協力を勝手に行う」という手もあります。対ルペンでフランスはそれに似た例があるので安倍政権がルペン並みに危険ならそうすればいい。それほどでもないならしなくていい。http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20170827/k10011114871000.html
gryphon 「共産党は選挙協力(野党共闘)があろうがなかろうが、自主的に候補出馬を見送ることが最大の貢献」ということでしょうかねい。これなら枝野でも前原でもぶれずにやれるし
単純な話で
小選挙区は1人の候補しか当選しない
野党が多数だと与党批判票が分散される
ゆえに絞ることが望ましい
が前提であって、「野党共闘」というのをいろいろ議論していくのはいいけど、「共産党(を含めた、最大勢力以外の各種小規模野党)が、独自の候補者を立てなければいい※その選挙区の特殊事情で、トップの支持率が別の党の候補の時などは例外」だけでしょ。
ならば、「野党共闘」が実現しようがしまいが、候補者を出さなきゃいいんじゃん(笑)。
もちろん、本来の党の論理としてはそうとは言えない。小選挙区に候補を立てることで、勝てなくても野党候補が共倒れしても、共産党への票が「掘り起こされ」、比例代表の政党票が増えるという効果は確実にあるからだ。
だから共産党が、自党の拡大を考えるなら、負けを承知、野党票の分散を承知で独自の候補者を立てるのもまったく自然。
問題は安倍政権への評価で、フランスで対ルペンの時に諸政党が結集したレベルで安倍政権が危険なら、自主的に候補を出さなければよろしい。
しかし、別にそうでないなら、勝てないことを承知で独自候補を出すのも全然ありで、それが共産党本体の利益としては一番いいだろう。(供託金は、まあなんとか工面せよ)
そんだけ。
…もちろん共産党候補が、他の野党や与党を打ち破って小選挙区で勝てる自身があるなら別だが…
この話は「民共合作」とか言われてた頃に論じてた
共産党は「国民連合政府構想」が不調でも、勝手に1人区から退く「自主的民共合作」ができるぞ(反自民が第一なら)。しかし… - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20151114/p1
さて、どうなるか
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091800530&g=elc
一方、小選挙区での野党候補の競合回避に向けた民共両党の候補一本化が進む見通しは立っておらず、選挙の態勢づくりは遅れている。
前原氏は「向こう(与党)が1人、こちら(野党)が1人が望ましい。さまざまなことをこれから模索していきたい」と記者団に述べた。これに対し志位氏は、共通政策や相互協力が前提とし、「そういうものを抜きに一方的に候補者を降ろすことは全く考えていない」と強調した。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170918/k10011146331000.html
共産 志位委員長「解散は究極の党利党略だ」
9月18日 17時45分
共産党の志位委員長は党本部で記者会見し、「臨時国会冒頭での解散は『森友・加計問題』の疑惑隠しが狙いで、絶対に容認できず、究極の党利党略、権力の私物化、憲法違反の暴挙だと言わなければならない」と批判しました。
そのうえで、志位氏は「衆議院選挙を安倍政権を退場に追い込む歴史的なチャンスと捉え、『改憲勢力3分の2体制』を打破し、自民・公明両党とその補完勢力を少数に追い込む目標の達成に向けて、全力で頑張る決意だ」と述べました。また志位氏は、野党連携について「安倍政権を倒すには共闘しかない。野党共闘を成功させて勝利に導くためには、共通政策と相互推薦などが必要で、共産党が一方的に候補者を降ろすことは考えていない」と述べました。
永遠の勝利の日まで
祖国か死か。
ありったけの
革命的情熱をこめて
きみを抱擁する。
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