INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

後藤組組長、山口組から除籍処分受けると神戸新聞が伝える。

 指定暴力団山口組が、傘下組織で二次団体の後藤組静岡県富士宮市)の後藤忠正組長(65)を除籍処分にしたとみられることが十四日、兵庫県警などの調べで分かった。

 県警などによると、後藤組長は全国に約百人いる山口組直系の組長の一人。除籍処分は通常、本人からの申し出による措置で、組からの追放となる「破門」や「絶縁」などの制裁処分とは異なるが、今回の処分は事実上、山口組側からの制裁処分の可能性が高いという・・・・・

今回、カテゴリーは設けない。
理由は察せ。

代わりに、ここに置いとくから。第三章。

野中広務 差別と権力 (講談社文庫)

野中広務 差別と権力 (講談社文庫)

「戦極」試合が次々決定。悪く無いが戦極さん、手札に新たな4枚を加えませんか?

http://www.sengoku-official.com/pc/topics/2008/10/14_362.html

戦極〜第六陣〜」ミドル級GPシリーズ2008ファイナル組み合わせ決定!!
中村和裕vs佐々木有生
サンチアゴvsシアー。
ライト級GPリザーブマッチ
マスヴィダルvsハン・スーファン


 本日ワールドビクトリーロード本社にて記者会見が行われ、11月1日(土)さいたまスーパーアリーナで開催いたします「戦極〜第六陣〜」ミドル級グランプリシリーズ2008ファイナルの組み合わせ、およびライト級グランプリシリーズ2008リザーブマッチの3カード、そしてキング・モー選手の連続参戦が発表され・・・

いまのところの全カード
http://www.sengoku-official.com/pc/fight_card.html
なんと、大会二週間も前に7試合も決定しているという迅速さ、厳密さ!!
ああ感覚が麻痺しているな(笑)

トーナメントに日本人二人、外国人二人がいるとき、組み合わせをどうするかはなかなか難しい。PRIDE武士道ウェルタートーナメントで美濃輪育久(当時)、郷野聡寛ダンヘンムリーロ・ブスタマンチが4強に残った時、いずれも日本人vs外国人となり、順当にブスvsダンヘンが実現した。いい勝負になったから、結果的には吉だったか?だが美濃輪と郷野の試合もあの時実現しておけばよかった、という気もする。いまは互いのプロモーションも階級も変わってしまった。


中村vs佐々木は、階級を上から落とし、いざとなれば抑え込みで勝つ方法をしっている中村が有利、という見方が多いだろうケド、GRABAKAはもともと「弱者の勝ち方」「弱者の戦略」の下にチームの総合力で闘うすべを知っている。吉田道場はイメージ的に緻密な戦略が無い気もするし(偏見。だが石井大輔はなんで離れたのだろう?)、そういう点でサークリングとかを使って足をすくってほしいところ。


外国人2人の試合、どうしても(日本での)実績や、ジャカレイのワニパフォ、メイヘムのXXXXパフォなどのような派手さがないし、トーナメンとが8人と16人の差もあってDREAMガイジンより個人的には印象が弱い。いい試合でさらにアピールを。


さて本題。
今回ということではないが、お正月の戦極興行に、この4人を加えてほしいのです。

まずは山宮恵一郎

昨日のエントリにもあるが、本日夜遅くに、この前10月1日の後楽園大会がCS放送され、聞きしに勝る激戦に心躍った。
いつもいつもサークリングしてカウンターを狙うだけじゃなかったんだ。
そして四試合でメインを務め、パンクラスへの義務も果たしただろう。もちろんこれで参戦を終わらせる必要も無いけど、戦極と並行して闘っても問題ないのではないか。

金原弘光

同じく10月大会で、負けてはいるのだが、その動きはまだシャープなところを見せている。
メインやセミで戦わせろということじゃなくて、現在負傷欠場の高橋和生がやったように、退屈ならざる真っ向勝負の試合で盛り上げる役目を負ってもらってもいいんじゃないかと。そこから上を狙う事だってできよう。まだ知名度もおおきい。

矢野卓見

パンクラスで長く無敗だったが、昨年ついに若手にKO負けを喫した。
しかしナンバーワンよりオンリーワン
その奇特な戦いぶり(意味不明)をもう一回みたい。
オファーを断ったら?そのときは東京湾に・・・・・・・・・・・


アルボーシャス・タイガー

これがメインの議論。この前、ちょっと試合を見直したんだが、まだ荒削りだったとはいえポアイ菅沼に勝っているんだからすでに対応力はあの時点で相当なもんだったよ。そして何より、空手ベースのあの試合は面白いよ、見ていて。
いま、本人にやる気があるのか、今回は出国できるのか(笑)などいろいろな問題はあるだろうが、ちょっと接触する価値はあると思うのですが。


この4人は主にパンクラス関係で、また金原を例外に旧PRIDEとの関係が薄く、そういう点ではリアリティのある人を選考した。

おまけ。そういや中尾”KISS”芳広は参戦ないね。

矢野卓見東京湾で思い出した(やな思い出し方)。タフな選手だろうし、そんなに試合間隔を空ける必要もないでしょう。
そろそろ出てきてもいいし、世論で待望論がわくころではないか。私の周囲ではまるで聞かないけど(笑)

カールゴッチ研究・決定版第二弾が間もなく!

昨日コメント欄

nasa 2008/10/14 15:30
前回はお世話になりました。10月22日発売の「Gスピリッツ・Vol.9」にも、拙稿「Uの源流を探る(後編)カール・ゴッチとキャッチ・アズ・キャッチ・キャン」が掲載されます。今号では、記事が6本掲載されます。


■危険で野蛮なレスリング−キャッチ・アズ・キャッチ・キャンの起源−
■JU-JUTSUは果たして敵なのか?−日本柔術とキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの遭遇−
■ゴッチが勝てなかった男−バート・アシラティ評伝−
■『イスタス』から『ゴッチ』へ−カール・ゴッチ アメリカ時代の足跡−
カール・ゴッチが出会ったアメリカン・キャッチの偉人たち−オールド・シューター発掘−
■史上最強の三大フッカー−ゴッチとテーズ、ロビンソンの複雑な関係−
それから、前編の訂正と補足が入ります。

とまあ、タイトルだけで相当なものです。
前回のこの記事については一部を
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080826#p2
で紹介している。筆者は那嵯涼介氏で、現在流智美氏らとゴッチの伝記DVDも製作中とのこと

これが載るGスピリッツのメイン特集は旧全日本プロレスの検証で、これも面白そうだ
http://bemss.jp/g-spirits/cont111_001_011.php?kmws=45501ad511d4106d993d39fcf8b10833

■岩釣兼旺
「馬場に真剣勝負を挑んだ柔道家

【特別企画】
■Uの源流を探る(後編)
カール・ゴッチとキャッチ・アズ・キャッチ・キャン

リングドクターが9月からはてなでブログを開始している

おとなり日記」機能でわかった。
http://d.hatena.ne.jp/naoto-s_dr/
■リングドクター斉藤直人の気まぐれ日記

パンクラス戦極GRABAKAと特に関係が深いかただ。

ちょっと読んで面白うれしかったのは
http://d.hatena.ne.jp/naoto-s_dr/20081011

1日のパンクラスで快勝した3人、パンクラスismの大石、金井、川村選手と祝勝会を行きつけの四谷名門でやった。途中には川村選手と激闘したパンクラスを誰よりも愛する男、KEI山宮選手が合流した。すごい楽しかった。彼らは決して過去の思い出話しをしない。現在と未来のみ。

前田吉朗とミゲーレ、高阪剛バス・ルッテンの記念写真もよかったが、死力を尽くして闘った二人が仲良く友情を深めるというのは無条件でよいものだ。

F1@富士も凄いが、コミケも凄い?「人の流れ」制御の科学とノウハウ。そして兵站と危機管理

昨日に続き
http://d.hatena.ne.jp/sotarok/20081012/1223838897
■F1日本GP2008@富士スピードウェイ情報工学的な意味で相当すごかった

という話に関連して。
これを昨日紹介したところ、コメント欄にこうあった。

id:eg_2 2008/10/14 23:04
コミックマーケット東京ビッグサイトの行列のさばき方は奇跡レベルですよ。
20万人クラスが相手なのに。
それを見物するために朝早く行くぐらいですもの。年末にどうですか(笑)。

20万人て。
関ヶ原の東西両軍より多いのかよ。実は私も、リンク先を受けた話でそのことを引き合いにだそうかなと思ったが、調べずに「5、6万人ぐらい?」と思い込んでいたので、あやうく恥をかくところだった。

私がそのノウハウがあるらしいと知ったのは、「創」連載の唐沢俊一岡田斗司夫対談で「コミケ創生に関わった方が亡くなったが、その告別式で、弔問客の誘導がみんな完璧だった」「そりゃ、日本最高のエキスパートだもの(笑)」というようなやりとりがあった

人が密集するイベントでのさばきかたや工夫は、それぞれのイベントの現場で奮闘する人がたくさんの秘伝、ノウハウを蓄積しているのだろう(神社やデパート、球場など?)けど、それを体系化したり情報交換したりする場ってあるんだろうか。
やはり警護する、警察関係の学会やシンクタンクだろうか。

大きなイベントの管理運営警護は、その催しが平和的であろうと非政治的であろうと、一種の”危機”であるもので、佐々淳行も「私の官僚としての最後の危機管理は、昭和天皇大喪の礼だった」としている。


その佐々は「危機管理のノウハウ」でも、こういうイベント進行について多少触れているが、広く言うところの兵站・補給に関して最高に参考になるとしているのが、

山・動く―湾岸戦争に学ぶ経営戦略

山・動く―湾岸戦争に学ぶ経営戦略

という本で、湾岸戦争(1990)で補給兵站を一手に引き受けた”リアルキャゼルヌ”の回想録。

こんな感じで、コミケの歴代スタッフも、漫画史とは別に、いつか「大人数のイベントをさばくテクニカルな工夫の蓄積とその歴史」につい書いたり語ったりしてもらえないだろうか(既にそういうものがあったら失礼)。経営学の本が好きそうなおじさんたちが、そもそもの前提となる用語や文化に頭を悩ませながら読んでいたら最高だ(笑)。
そしてそういうスタッフと、今回のF1運営の実行者の間でいろいろと話をしてもらいたい。
そうだ、いっそこの元リンク先の方に、20万人を動かすコミケ情報工学的分析をしてもらえば興味深いことが分かるかもしれないし、F1に負けない工夫があるのかもしれない。

創価学会・日中友好協会へのテロを許さない!と、いち早くテロと決め付けて言っておく。

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008101402000049.html

島で相次ぎ爆発 創価学会会館・日中友好協会

2008年10月14日 夕刊

 13日午前8時半ごろ、徳島市南沖洲五の創価学会徳島文化会館で、正面入り口のドアや天井の一部が壊れているのを出勤してきた職員が見つけ、徳島東署に届けた。

 また14日午前9時ごろには同市南内町1の三木国際交流センタービル入り口のドアが壊れているのが見つかったと同署に通報があった。同ビルには徳島県日中友好協会が入っている。けが人はなかった。徳島県警は爆発物を使った建造物損壊事件として捜査本部を設置。破損状況が似ていることなどから2つの事件の関連を調べるとともに、回収した破片を分析して爆発物の特定を進める。
(略)
 県警によると、12日午後11時に最後の職員が会館を出た時は異常はなかった。近所の住民は13日午前4時半ごろ、「ドーン」という大きな音を聞いているという。創価学会徳島県事務局は「初めてのことで、非常に驚いている。犯行予告も、心当たりもない」と話している。三木国際交流センターの事件でも、犯行声明や脅迫はなかった。職員が11日午後3時40分にビルを出た時は異常はなく、12、13日は無人だったという。


にくむべきテロ(の疑い)であり、
民主主義への挑戦である。
許されない。

なんで犯行声明も脅迫も無いのに、テロと決めて声明を私は出すのか。
それはこの後、遅れて言及したり、あるいは触れなかったりする政党、政治家、メディア、ブロガーらに
「お前らは感覚が鈍い」
「民主主義への危機感がない」
「そういう鈍感さが暗い社会を生むのだ」
と居丈高に批判する権利を得るためです。
そのためには断定できる証拠が無くても背景が分からなくても、何でもかんでもいち早く「民主主義へのテロ」認定し、どこよりも早くけしからんとこぶしを振り上げておくことが肝要。
よし、調べた限りでは少なくとも「はてな」内では一番早いようだ。

メディア、扱いがどこもあまり大きくないね。
けが人とかが出てないから?
当事者が「心あたりが無い」と言っている?


でもね、この時だってけが人どころか物的損害もほぼゼロ。当事者も関係を認定できなかったんだよ。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6700/news/20060721it02.htm

日経新聞社に火炎瓶、靖国報道との関連調べる


 21日午前2時過ぎ、東京都千代田区大手町1の「日本経済新聞社」東京本社の夜間通用口付近で、火炎瓶とみられるガラス瓶が割れているのを同社社員が見つけ、110番通報した。
(略)
 日経新聞社広報グループの話「読者から記事への問い合わせはあるが、脅迫めいたものはない。現段階で記事と犯行を結びつける材料はなく、社としてコメントする予定はない。警察の捜査には全面協力したい」
(2006年7月21日12時20分 読売新聞)

そういえば島村宜伸元農相・事務所入居ビル連続放火事件から1年2か月経過。これももう、証拠は無いけどテロと決め付け批判しよう。

http://www.asyura2.com/07/senkyo40/msg/740.html

そして一年経過し、犯人はまだつかまらん。
テロです。
よくない。
いくない。

それはいい(いや良くない)のだが、一年が経過し、この問題を取り上げるメディアがない。
そして、この問題を、一年二ヶ月経過した節目の今日(なにが節目だよ)取り上げて、警鐘を鳴らしている、民主主義に敏感なブロガーは私だけではないか(他にいたらすいません)!


この鈍感さは以下くりかえし。


もちろん、上は逆説的な主張です。

私は上に挙げた例、(今回のも含めて)、背景や動機がそれぞれ「確からしい」と推測できるまで、テロだなんだと決め付けず、慎重に推移や捜査を見守るという、日経新聞のようなスタンスは「あり」だと本当は思っています。

上のは敢えてそれを裏返したフェイクの主張。為念。

「弁護士のくず」で、血液型で人事を決める会社は差別か?がテーマ。一方「タトゥーがあると差別、就職の制約がある」と日刊ゲンダイ

ビッグコミックなんだったかな、度忘れした・・・に連載中の「弁護士のくず」で、いま、ワンマン社長が血液型性格診断の信者で、そのために採用や人事が左右されるという話をやっている。
漫画的に波乱万丈にするために、それをやっている人が100%悪く、その被害者がまったく善良だ・・・という展開にはならない感じだが、ただ大本の部分では、会社側の顧問弁護士が「こんな主張じゃ絶対に勝てない!」と怒り出すんだよな。
たぶん、当たり前だがそれを言ったら負けるのだろう。
社長は「科学信者は迷信だ迷信だというが、俺の経験上も正しいんだ」とか胸をはるけど、そんなリクツはたぶん通じないだろうな。


ところで。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1182998.html
のテーマで、その元ネタ記事
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/14gendainet05018907/

タトゥーを消したがる女たち (ゲンダイネット)

 若気のいたりで腕や胸にタトゥー(刺青)を入れ、後悔して除去手術を受ける――。こんな人が増えている。一説ではタトゥーを入れた人の10人に1人が消したがっているとか。

(略)
「日本では体にタトゥーがあると差別や就職などで制約を受けることがあります。タトゥーを入れたことを後悔しているのなら、一日も早く除去した方がいいでしょう。医師側もなるべく効率的な方法を取りますが、状態によって時間と費用がかかるケースがあります」(水谷氏)

 ファッション感覚なのか、タトゥーははやっているが、後悔先に立たず、である。

日刊ゲンダイ2008年10月11日掲載)

日刊ゲンダイ、ほんとに反権力をうたうタブロイド紙か?
「刺青、タトゥーで差別や就職に制約が出る社会はけしからん!」と、そっち方向に憤らなくていいのか?ええのんか?
いちおう、他者危害原則に立てば、刺青は人に害を(それ自体が)与えるものじゃないはずだが。
・・・というネタは、以前書いたこれの焼き直しだが。


■[時事][法哲学][ブログ]疑問「刺青を理由にプールやサウナ入店を禁じるのは差別か?」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080207#p4


ただ、今回の「弁護士のくず」「痛いニュース」を読んで、結局解決しなかった上の疑問をあらためて思い出したしだい。

実際、「タトゥーを理由に就職試験を落ちたのは差別だ!!」というのを
くず弁護士のところに持ち込んだらどういう展開になりますかね。