http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008101402000049.html
2008年10月14日 夕刊
13日午前8時半ごろ、徳島市南沖洲五の創価学会徳島文化会館で、正面入り口のドアや天井の一部が壊れているのを出勤してきた職員が見つけ、徳島東署に届けた。
また14日午前9時ごろには同市南内町1の三木国際交流センタービル入り口のドアが壊れているのが見つかったと同署に通報があった。同ビルには徳島県日中友好協会が入っている。けが人はなかった。徳島県警は爆発物を使った建造物損壊事件として捜査本部を設置。破損状況が似ていることなどから2つの事件の関連を調べるとともに、回収した破片を分析して爆発物の特定を進める。
(略)
県警によると、12日午後11時に最後の職員が会館を出た時は異常はなかった。近所の住民は13日午前4時半ごろ、「ドーン」という大きな音を聞いているという。創価学会徳島県事務局は「初めてのことで、非常に驚いている。犯行予告も、心当たりもない」と話している。三木国際交流センターの事件でも、犯行声明や脅迫はなかった。職員が11日午後3時40分にビルを出た時は異常はなく、12、13日は無人だったという。
にくむべきテロ(の疑い)であり、
民主主義への挑戦である。
許されない。
なんで犯行声明も脅迫も無いのに、テロと決めて声明を私は出すのか。
それはこの後、遅れて言及したり、あるいは触れなかったりする政党、政治家、メディア、ブロガーらに
「お前らは感覚が鈍い」
「民主主義への危機感がない」
「そういう鈍感さが暗い社会を生むのだ」
と居丈高に批判する権利を得るためです。
そのためには断定できる証拠が無くても背景が分からなくても、何でもかんでもいち早く「民主主義へのテロ」認定し、どこよりも早くけしからんとこぶしを振り上げておくことが肝要。
よし、調べた限りでは少なくとも「はてな」内では一番早いようだ。
メディア、扱いがどこもあまり大きくないね。
けが人とかが出てないから?
当事者が「心あたりが無い」と言っている?
でもね、この時だってけが人どころか物的損害もほぼゼロ。当事者も関係を認定できなかったんだよ。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6700/news/20060721it02.htm
21日午前2時過ぎ、東京都千代田区大手町1の「日本経済新聞社」東京本社の夜間通用口付近で、火炎瓶とみられるガラス瓶が割れているのを同社社員が見つけ、110番通報した。
(略)
日経新聞社広報グループの話「読者から記事への問い合わせはあるが、脅迫めいたものはない。現段階で記事と犯行を結びつける材料はなく、社としてコメントする予定はない。警察の捜査には全面協力したい」
(2006年7月21日12時20分 読売新聞)
そういえば島村宜伸元農相・事務所入居ビル連続放火事件から1年2か月経過。これももう、証拠は無いけどテロと決め付け批判しよう。
http://www.asyura2.com/07/senkyo40/msg/740.html
そして一年経過し、犯人はまだつかまらん。
テロです。
よくない。
いくない。
それはいい(いや良くない)のだが、一年が経過し、この問題を取り上げるメディアがない。
そして、この問題を、一年二ヶ月経過した節目の今日(なにが節目だよ)取り上げて、警鐘を鳴らしている、民主主義に敏感なブロガーは私だけではないか(他にいたらすいません)!
この鈍感さは以下くりかえし。