月刊モーニング・ツーで連載中の「恋じゃねえから」という作品がある。
1話と2話が無料公開されているね。…じゃないか、1話を前半後半に分割してるのか。
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だが1話だと、まだ話が分かるようでわかんない気がする。
それより、現在最新刊の第6話(月刊モーニング・ツー 2022年4月号掲載)が、端的かつ大きく話が展開するので、そこを紹介した方がむしろわかりやすいかと。
上の無料公開第1話を読んでもらった前提で……
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流れ、わかった?
・ある気鋭の彫刻アーティスト(元中学校美術教師)がいる。
・この人は教師時代、14歳の生徒と”恋愛関係”にあり、プライベート写真を撮影。それを元に作品を発表した
・それを知った、当時の生徒(現在は40代)は、親友だったモデルの女性と連絡し、会場に出向いて作者に抗議
・しかし「それはこの作品のイメージのひとつだが、それだけが元ではない」とし、作品取り下げなど拒否
というような話。
そこで今回、かつての一覧がやくにたつ。
保護監督者的立場のオトナと、庇護されるコドモの恋愛の描き方、いろいろ(一覧化の試み)
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ここで紹介した話だと、一番、映画「ジェニーの記憶」に似ている気がするが
www.amazon.co.jpそういう問題を扱うような、そんな話になるのではないか、と感じられます。
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同時に、「アートにおけるモデル問題」とするなら柳美里「石に泳ぐ魚」や三島由紀夫「宴のあと」、臼井吉見「事故のてんまつ」…
ja.wikipedia.orgja.wikipedia.orgといった話にも、問題は関係してくるのではないかいな。だから、この問題が今後作品の中で法的な係争を含めて描かれたとするなら、それも含めて全く展開は読めなくなる。
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【モーツー4号発売中!】
— モーニング・ツー(毎月22日発売!) (@morningtwo) February 23, 2022
『恋じゃねえから』は第6話「バリ嫌でしたよ!」! 紫の写真が勝手に彫刻に使われたことに疑問を感じ始める茜だが…? 累計125万部超の『1122』の渡辺ペコ氏の最新作、待望の単行本①巻は4月21日(木)発売決定! pic.twitter.com/219qAfl8UC
この作品のキャッチコピーが
「恋か、幻想か、暴力か。」
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年齢差の恋愛関係、とは別にしても、この種の問題を告発するようなテーマ設定が、商業作品の中で描かれ、部数的にも成功し、そういうジャンルが増えているのは慶賀の至りといえます
ちなみにもうひとつメモしておくと、この作者・渡辺ペコ氏は全7巻の「1122(いいふうふ)」が125万部売れているらしい。つまり1巻あたり18万部弱。
1巻あたり10万部突破が、現在では相当だと認定できるので、同作品の人気ぶりがわかる(こんど、そのへんのリストを作らないと…)