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あー、はいはい、以前から言われてましたね。
で、もう再論するのはしんどい。何しろ、関連記事が山ほどある。すでに今回の話に類する話題はたくさんあったのだ。
だからリンク集のみ
このリンク集(全然網羅してません!ごく一部のみです!!)を上から順番に見ていけば、今回の話に直接通じる記事が二つも三つも出てくると思います。
ただ、何もピックアップしないのも不親切なので、ひとつ面白い論点を。
ある宗教を信じる個々人、そして集団が、それゆえに不利益を得てはならない。つまり差別してはならない、その尊厳は守られるべきである。
これは当然、広くコンセンサスを得られる。
しかし「ある個人、そして集団が『神聖だとみなしている対象(架空の存在かもしれない。歴史上の人物かもしれない。今現在活動している、生身の人間かもしれない…)』についても、それは適用されるのか?」と
実は、この問題は、ヘイトスピーチ(規制)という概念は、自由に対する危険である、という批判者に、いやそんなことはない、ヘイトスピーチは定義できるし、それだけ限定しての規制は可能なんだ、と主張する本の中ですら、相当に苦悩し逡巡する論点だったのだ。
・ヘイトスピーチ規制は、集団に対する名誉毀損禁止と 解釈される。しかし人々が宗教的名誉毀損について語る場合それはしばしば宗教ないしその教祖の名誉の毀損の意味である。単にその宗教の支持者、信者の名誉を毀損することを意味しない。
・もし私たちがその宗教的集団の成員の個人としての存在から切り離された集団それ自体について問題にするのであれば名誉毀損の対象になるものは何もない。