BSプレミアム5月27日(木)午後1時00分〜3時44分
清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の波乱に満ちた生涯を、イタリアの巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が壮大なスケールで描く歴史大作。1908年、わずか3歳で皇帝になった溥儀は、宦官たちにかしずかれて昔ながらの生活を送ることに。14歳になった彼はイギリス人家庭教師ジョンストンによって世界に目を向けるようになるが…。世界初となる紫禁城での撮影など本格的な中国ロケを敢行、激動の歴史を華麗な映像と音楽で描く傑作。
昔見た時は、エキストラを多数用意しての紫禁城での儀式の再現などはまあ、面白かったけど、そもそも溥儀自体があまり能動的でも積極的でもない受け身的な存在で、激動のアジア近代史を生きていながらもいまいち興味深い存在ではない。監督は西洋の人だから、オリエンタルで華美な儀式を「画」にすること、それ自体に熱中したんじゃないだろうかね…。
だからそれほど見直す気にはなれんのだけど、ただ最後の最後で「文革」が描かれた。あの当時、文革が映像になること自体が稀だったんだよね(「芙蓉鎮」はその前後だったろうか)。
そして紅衛兵の異様なダンス「忠字舞」と、”反動”への自己批判を迫るさまは。
俺の記憶では字幕ではこうなっていたはず。
♪ ペンの力で 反革命を打倒しよう
革命に罪なく 造反に理あり!(くりかえし)
「百度百科」ではこう書く・・・・・・
「親愛なる毛沢東会長…あなたにいくつの親密な言葉を言わなければならないのですか?」彼の胸に手を押して、
「あなたに歌わなければならない情熱的な歌はいくつありますか」ダンサーは頬に手を置いて見上げます、
「千の赤いハート」は両手の親指と人差し指を融合させ、胸よりもハートの形を描き、
「あなたのために」ダンサーは片方の足のつま先で跳躍し、もう片方の足を連続的に蹴り、両手でハートの形を右上に送りました。
- 発売日: 2020/11/18
- メディア: Blu-ray