「ミッキーマウス著作権は、結局続いているのか？」〜巨大な謎を、福井健策氏が追う

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書きました。昨年からの夏休みの宿題で、自分史上では一番掘り下げたもの。ミッキーの創作者は誰か、を含む検討でやや長めですが、ご興味あれば。
＞「ミッキーマウスの著作権保護期間　～史上最大キャラクターの日本での保護は2020年5月で切れるのか。2052年まで続くのか～」 https://t.co/naE9hFwUPm

— 福井健策 FUKUI, Kensaku (@fukuikensaku) September 13, 2019

ミッキー1989年終了説は、現在の判例からするとやはりやや厳しい。非常に微妙な判断で、自分は現時点では来年5月終了説に傾いているが、2052年説も十分に有力だろう。インプットやご意見など、是非頂ければです。

— 福井健策 FUKUI, Kensaku (@fukuikensaku) September 13, 2019

仮に2052年まで存続だとすると、皮肉を言えば日本政府の金星だろう。年間世界収入5000億円（ロイター2016年報道）ともいう超弩級キャラクターに、昨年の保護期間延長によって本国アメリカより30年も長い保護を与えたことになる。

— 福井健策 FUKUI, Kensaku (@fukuikensaku) September 13, 2019

2008年から、この話には興味を持って追い続けてきました。

ミッキーマウスはなぜ消されたか---核兵器からタイタニックまで封印された10のエピソード (河出文庫)

封印されたミッキーマウス―美少女ゲームから核兵器まで抹殺された12のエピソード

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その結論は‥‥

謎解きの部分のスリリングさは見てもらうとして、
その話とは別個に、しかし必須の結論部分は共有しておきたい。

解決策は、ある。話を複雑にする旧著作権法などの適用を、ある時点で一気に終了する立法だ（前掲橋本コラム参照）。様々な法的障害の指摘はあろうが、非現実的で誰も使えない保護期間計算式の方がはるかに問題だ。この点は従来から指摘して来たが、本来は2018年の延長の時点で立法すべきだった。

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